【"行動経済学"で考える】身近な得を優先するとヤバい!

時間割引率 アイキャッチ画像 行動経済学
アキラ
"行動経済学"的に考えると、目先の得を手に入れようとする人はヤバいかもよ~。

どうも、アキラ(@akila_s8)です。

あなたは、「すぐに手に入れることができる得」を重要視するタイプですか?
それとも、将来獲得できるであろう「大きな得」や「ビジョンの達成」を重視するタイプですか?

行動経済学「時間割引率」で考えると、「目の前の得」を獲得しようとする人は、将来、結果的に大きな代償を受けることになってしまいます。

"行動経済学"の「時間割引率」とは?

"行動経済学"の時間割引率のイメージ画像

「時間割引率」とは、行動経済学の中でも非常に重要な用語です。

時間割引率
現在の利益と将来の利益の交換比率のこと

例)もしあなたが「今日すぐに1000円もらえるのと、1年後に1500円もらうの、どちらを選びますか?」と聞かれた時に、両者が等価だと感じた(今日もらう1000円と1年後にもらう1500円が同じ価値だと感じた)場合、あなたの「時間割引率」は「50%」になります。

この「時間割引率」が大きいほど、より目の前の利益を重視するタイプということです。

つまり、「時間割引率」が高い人は、「誘惑」に弱い傾向にあるようです。

例えば、タバコを吸う人の時間割引率は、吸わない人よりも高いことが分かっています。
喫煙者と非喫煙者に、「現在の100円と等価の1年後の金額はいくらですか?」と聞くと、喫煙者は「平均216円」、非喫煙者は「平均169円」と答えました。

時間割引率が大きい=誘惑に弱い
「タバコを吸う=すぐに手に入れることができる快感を重視する(誘惑に弱い)」「時間割引率が大きい=喫煙者」「時間割引率が大きい=誘惑に弱い」

と考えられますね。

アキラ
「時間割引率」が大きいと誘惑に弱いということを意識しよう!

"誘惑"に勝てない人は「行動経済学を勉強しよう」って話

2018.04.14

時間割引率が高い人は危険!

タバコのイメージ画像

この時間割引率に関しては、多くの実験や分析が行われています。

先程と同じように、喫煙者を対象とした時間割引率に関する実験によると、現在タバコを吸っている人は、「これまでタバコを吸ったことのない人」「以前タバコを吸っていたけどやめた人」と比べて、衝動的な行動をとりやすいことが分かったそうです。

また、他の実験では、1日の喫煙本数が多い人ほど、時間割引率が大きいことも分かりました。

やっぱり時間割引率が大きい人は、誘惑に弱くタバコを我慢できないみたいです。

喫煙者と同じように、「肥満の人」時間割引率が大きいことが分かっています。
忍耐強さがなく、目の前の利益(すぐにお菓子やご飯を食べて、お腹いっぱいにした)にすぐに飛び込んでしまうんですね。

さらに、「貯蓄率(収入に占める貯蓄の割合)」「負債比率(資産に占める負債の割合)」を参考にして、「時間割引率」を導き出した実験では、「肥満率」と「時間割引率」は正の相関があることが分かったそうです。

つまり、肥満率の高い人は、貯蓄が上手にできず、負債をも多いということになります。
結構衝撃ですよね。

時間割引率が大きいと、現在のツケが将来に響いてくることになります。
実験結果を単純に捉えれば、タバコを吸い続けて健康に大きな被害を被るし、肥満になるし、お金もたまらないし、借金が増えてしまうということですよね。

アキラ
時間割引率が大きいってやばいな…。

時間割引率が大きい人は「将来の損」に対して鈍感

時間をイメージさせる画像
「時間割引率」が大きいと...
時間割引率が大きい人は、長期的ビジョンを持っていない傾向にあります。
また、目先の得を優先し将来の損に鈍感になってしまいます。
タバコの悪影響に鈍感でタバコを吸い続けるし、太るのは分かっているのにケーキを何個も食べてしまうのです。
アキラ
目先の得を優先しがちな人は注意ですよ!

【参考図書】9割の人間は行動経済学のカモである(橋本之克 著)

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