大学編入をできるだけ楽に達成したい方は要チェック!
どうも、編入受験生の時はひたすら「効率的に編入試験対策を行うにはどうすれば良いのだろうか?」と考えていました、アキラです。
何か大きな目標を立てている人は誰しもが、「自分の目標をできるだけ楽に達成できたら良いのに」と思っているはずです。
現在、「大学編入を成功させる」という大きな目標を立てている編入受験生の方も、「大学編入試験の合格を楽に勝ち取りたい」と考えていることでしょう。
ボクもそうでした。
そこで今回は、実際に大学編入試験を経験し、「早稲田大学・東北大学・中央大学・明治学院大学」の4大学に合格することができたボクが、「大学編入成功をできるだけ楽に勝ち取る方法」について解説していきます。
目次
【注意】「楽をして」大学編入を成功させる方法ではありません。
いきなりですが、ここで注意書きをしておきます。
今回当記事で紹介する内容は、決して「楽をして大学編入試験に合格する方法」ではありません。
「必要な勉強をせず、特に何も考えないで生活しているだけで大学編入できる」なんて夢のような話はあり得ません。
「寝てるだけなのに大学編入に合格できる」なんて大間違いです。
もし、当記事の「タイトル」を読んで、「楽をして大学編入にできる方法があるなんて最高じゃん!」と思った方は、自分のマインドを改めた方が良いです。
そもそも、「楽して合格できる=誰でも合格できる=希少価値が無い=意味が無い」ですからね。
「大学編入を楽に達成する」=「編入試験のハードルを下げる」
ボクが当記事で説明したいのは、「大学編入」という大きな目標を「楽に=効率よく」達成する方法です。
「編入試験のハードルを下げる」方法と言い換えることもできます。
編入試験は情報が少ないため、誤った方法で合格を勝ち取ろうとする人が一定数います。
例えるならば、42.195kmのフルマラソンに挑戦するのに「ニットキャップをかぶり、分厚いコートを着て、ジーパンをはいて、ロングブーツで走っている」人がいるということです。
そんな”似つかわしくない”恰好でも、その人の根性次第では42.195kmを走り切れるかもしれません。
ただ、それよりも「日よけのキャップをかぶり、ランニングウェアを着て、ランニングシューズを履いて走る」方が、圧倒的に楽にゴールできますよね。
走破タイムもこっちの方が圧倒的に速いはずです。
マラソンに関しては”人間の感覚”的に、みんな「ランニングウェア・ランニングシューズを使った方が良い」ということは分かると思いますが、大学編入試験に関しては分からないことだらけでしょう。
もしかしたらあなたは今「コートとジーパンを着ながら、ブーツで走っている状態」かもしれません。
そこで以降の章で解説する方法を活用して、楽に大学編入を成功させることができるようにしていきましょう!
大学編入をできるだけ楽に達成する方法5選!
それでは、大学編入成功をできるだけ楽に勝ち取るための方法を解説していきます。
ボクの経験上、以下の5つのことを意識することで、大学編入成功のハードルを下げることが可能です。
- 「TOEICスコア」をひたすら伸ばす
- 「早い時期」から勉強を始める
- 大学編入経験者の勉強方法を「パクる」
- 「初心者用」の参考書で勉強する
- 毎年一定数の「合格者」を出す大学を受験する
「TOEICスコア」をひたすら伸ばす
TOEICスコアをできるだけ伸ばすことで、編入試験合格のハードルをグッと下げることができます。
TOEICの点数が高ければ高いほど、編入試験に合格することが容易になります。
また、合格できる大学のレベルも上がります。
理由は単純で、TOEICスコアは大学編入において重要な役割を果たしているからです。
具体的に言うと、TOEICスコアは「編入試験の足切りライン」や「英語試験の得点換算」として利用されるため、編入試験の合否に大きく関わってきます。
TOEICスコアは「英語試験の得点」として利用される
例えば、東北大学経済学部の編入試験では、英語の独自試験を行わず、TOEICスコアを提出させて「英語試験の得点」とする方式がとられています。
つまり、「提出するTOEICスコアは何点でも構わないけれど、高いスコアを取っている人が有利ですよ」ということです。
TOEICの足切りラインを「ギリギリ突破」vs.「余裕で突破」
編入受験生の中には、「TOEICスコアが出願条件・足切りラインとして利用されている大学を受験する場合は、足切りギリギリのスコアを取得していれば良いのでは?」と思っている方もいるのではないでしょうか。
確かに、足切りラインとして利用されるだけであれば、わざわざTOEICスコアを伸ばさなくても良さそうですよね。
出願条件が「TOEIC600点」なら、「TOEIC650点」を取得できていればOKな気もします。
ただし、これは少し危険な考えです。
大学側が明記しているわけではないですし、例外もあるでしょうから断言はできませんが、足切りラインを「余裕で突破」している受験生の方が、合格確率は高まるでしょう。
ボクがそのように考える理由は、TOEICスコアが高い方が「印象良く感じる」からです。
大学編入試験では、「専門科目の筆記試験は基礎問題が中心的に出題される」「面接試験が行われる」といった特徴があります。
その結果、編入受験生の間で「差が生じにくい」ことがあり得ます。
少ない合格者枠を、しっかり勉強を進めてきた受験生で争うわけですが、ある程度勉強を真面目にしてきた編入生同士は「試験の出来が同じくらい」になる可能性が十分に考えられます。
「専門科目の筆記試験」や「面接」の出来が同じだった【受験生A】と【受験生B】がいて、どちらかを不合格にしないといけない場合、出願条件として提出を求めていた「TOEICスコア」で判断が下される可能性がありますよね。
「専門科目の筆記試験」や「面接」の出来具合が同じでも、【受験生A:TOEIC600点】【受験生B:TOEIC800点】だった場合は、圧倒的に【受験生B】の方が印象が良いです。
このように、TOEICスコアは、同じレベルの受験生がいた場合の「ふるい分け・フィルター」としても使われていそうです。
こう考えると、たとえ「足切りラインとして設定されているだけ」であっても、TOEICスコアをできるだけ伸ばしていた方が良いことが分かると思います。
「TOEICスコアを伸ばすことが重要なのは分かったけど、実際にどれくらいまでスコアを伸ばすべきなの?」と疑問に感じた方は、「TOEICスコアは何点まで伸ばすべきか?【経験談】」を参考にしてみてください。
「早い時期」から勉強を始める
大学編入成功を楽に勝ち取る方法として、「早い時期から勉強を始める」ことを挙げておきます。
単純な話かもしれませんが、早くから編入試験対策をコツコツと行ってきた編入受験生は合格を勝ち取りやすくなります。
なぜなら「アレもコレも」にならないからです。
勉強のスタート時期が遅いと、「英語も経済学も経営学も同時並行で勉強しないといけない」という状況になります。
これは、早い時期から勉強を開始して、「1科目ずつ集中して勉強する」人よりも効率が悪いですよね。
特に、早い時期(1年生)から「TOEICスコア」を伸ばし、2年生になってからはTOEICの勉強をやめて「専門科目の勉強に集中」できる受験生は、本当に編入試験が楽なものになります。
MARCHレベルの大学編入試験なら「余裕」と感じるかもしれません。
そのくらい、早い時期から勉強を始めることは重要です。
考えてみれば当然のことで、「夜7時が制限時間のフルマラソン」に挑戦する場合、「朝7時」にスタートした人は、楽に「制限時間内ゴール」ができます。
たとえ疲れを感じて途中歩いたとしても、制限時間内に余裕でゴールできるはずです。
一方、「夕方4時」にスタートした人は、3時間で完走しないといけません。
圧倒的につらいです。
「あー、もっと早くスタートしておけば良かった」と必ず後悔します。
途中でサボらないウサギは、カメには負けないのです。
>>【経験談】大学編入成功のコツは「早めの準備」【今日から行動!】
大学編入経験者の勉強方法を「パクる」
大学編入経験者の勉強方法を存分にマネしましょう!
これは、大学編入成功を楽に勝ち取るために、非常に重要なポイントだと思います。
ボク自身も、大学編入を成功させていた人の勉強方法を丸パクリしていました。
ボクは大学編入に特化したコースがあった専門学校に通って、編入試験の勉強をしていました。
その専門学校では、時折「大学編入を成功させた」卒業生の話を聞ける機会が用意されていたんですね。
ボクはその機会をフル活用して、「どんな勉強をしていたのか」を教えてもらっていました。
特に「経営学」の勉強方法・試験対策方法がイマイチよく分かっていなかったので、「経営学部」への編入を成功させていた卒業生に聞いて回っていました。
経験者が実際に行っていた勉強方法は、信頼性が高く、効率が良いですね。
また、合格者がやっていた勉強方法なので「編入試験合格に重要な要素」が何かしら含まれているはずです。
それから「成功した人がやっていた勉強方法なんだから、間違いないだろう」と迷いを一切感じない状態で勉強を進めることができます。
「このやり方は間違っているかもしれない」という疑念を持ったまま勉強しても、集中できないし、頭に入ってこないので。
もちろん、「すべてのやり方を真似しろ」と言うつもりはありません。
「自分には合わないな」と感じる勉強方法もあると思います。
それでも、「この方法なら真似できそう」「これなら効果ありそう」と感じたものは、積極的に自分の勉強に取り入れていくべきです。
ちなみに、当ブログ「Rank-Up」内では、ボクが実際にやっていた勉強方法を解説しています。
特に「経済学部」や「経営学部」「商学部」への編入を希望している方は、ぜひ参考にしてみてください!↓
「初心者用」の参考書で勉強する
大学編入試験合格を楽に勝ち取るための方法に、「初心者用の参考書で勉強する」というものがあります。
これは間違いを犯す編入受験生が一定数いるポイントです。
「大学編入は難易度が高い」という勘違いが影響しているのだと推測しますが、編入受験生の中には「難しい・理解しにくい・上級者向け」の参考書を使って勉強している人がいます。
先程使った例で表現すると、「難しい参考書」を使用している受験生はまさに「ブーツを履いてマラソンしている」ようなものです。
自分で自分の首を絞める行為は今すぐ止めましょう。
「大学編入の勉強が難しいと感じている方は読んでください」という記事で詳しく解説していますが、難しい参考書を使って、応用的な内容ばかり勉強している人は、「出来るようになっているようで、編入試験合格は近づいていない」状態に陥りがちです。
大学編入試験を楽に乗り切るためには、「初心者用で、基礎が重点的に説明されていて、解説が分かりやすい」参考書を選ぶことが大切です!
>>大学編入試験の対策で活用できる参考書を紹介!【経験談アリ】
「完璧に基礎が身について、もう何もやることが無い」という状態になった時に初めて、応用的な内容を勉強すればOKです。
毎年一定数の「合格者」を出す大学を受験する
「毎年一定数の合格者を出す大学を受験する」ことも、大学編入という目標を楽に達成する方法の一つと言えます。
大学編入では、各大学・学部ごとに「合格者数」に大きなバラツキがあります。
毎年20人程度の合格者を取っている大学もあれば、編入試験を実施しているのに「合格者0人」という年がある大学も存在します。
大学編入試験の合格を楽に勝ち取るためには、合格者を毎年一定数出している大学を受験することが”賢明な選択”と言えますよね。
「その大学にどうしても行きたいんだ」という人でない限り、「合格者0人」という”実績”がある大学に挑戦することは避けた方が良いかもしれません。
ちなみにボクはどうしても「早稲田大学商学部」に挑戦したかったので受験しましたが、早稲田大学商学部は例年「合格者が2人以下(0人の年もアリ)」だったので、かなりビビってました。
「一定数の合格者って何人くらいのことを指すの?」と疑問に感じている方は、以下の記事を参考にしてみてください↓
【事実】勉強しないと合格はできません
上記では、大学編入という大きな目標を楽に達成するための方法についてご紹介してきました。
最後にもう一度言いますが、「楽をして」大学編入を成功させることは不可能です。
勉強しないと編入試験は合格できません。
今回紹介した方法(特に「合格者を一定数出している大学を受験する」以外の4つ)への意識が薄かった方は、当記事を読了後、即行動に移すようにしてください。
「読んで終わり」「知って終わり」では意味がありませんよ!
特に現在1年生の方はラッキーです。
編入試験実施日までまだ時間があります。
「早い時期から勉強をスタートすること」が大切と説明しましたよね?
今日から勉強を始めましょう!
「大学編入成功を楽にする方法」まとめ
今回は、「大学編入成功を楽に勝ち取る方法」についてまとめてきました。
一応、ボクは大学編入を成功させた経験があるので、今回説明した情報は「ある程度信頼性のあるもの」だと自負しています。
少しずつでいいので、今回の方法を自分の生活・勉強に取り込んでみてください。
必ず大学編入試験のハードルが下がります!
また、Rank-Up内では大学編入に関する記事を複数投稿しています。
「大学編入を成功させて、自分を変えたい!成長させたい!」という強い意志を持っている編入受験生の方は、ぜひ他の記事も参考にしてみてください!↓