経験者が大学編入の”リスク”について考察してみた【行動が大切】

[keikou]大学編入に関する”リスク”[/keikou]について考えてみました

どうも、実際に大学編入を経験しました、アキラ(@akila_s8)です。

大学編入への挑戦を検討されている方の中に「大学編入ってけっこうリスク高そうだよな…」と不安に感じている方はいませんか?

大学編入に挑戦することで、自分が憧れている大学に編入学することができたり、自分の学歴コンプレックスを解消することができたりする一方で、「大学編入に関するリスク」がちらつき、なかなか行動を起こせないという学生の方がいるかもしれません。

そこで今回は、実際に「専門学校→早稲田大学」への大学編入を経験したボクが、大学編入に関するリスクについて考察してみました。

  • 大学編入のリスクが気になって、大学編入挑戦に踏み出す勇気が出ない
  • 大学編入にはどのようなリスクが伴うのか知りたい

という方が、参考にしてみてください。

大学編入した「後」の”リスク”はほとんど無い

まずボクの経験談として、大学編入した“後”のリスクは[keikou]ほぼ皆無[/keikou]です。

リスクがあるとするならば、単位互換数が少なくて、卒業するために取らないといけない授業数が他の3年生よりも増えてしまうことくらいでしょうか。
【経験者が解説】大学編入の”単位互換”とは?【授業が大変になる!?】

大学編入した後、大学側から認定される単位数によっては、時間割がキツキツになってしまい、授業以外の行動(アルバイトや資格勉強、インターン、就活など)が制限されてしまう可能性が考えられます。

そのため、特に「大学編入した後、しっかり就職活動に力を入れたい」「大学編入後に留学も経験してみたい」といった願望を持っている方の場合、編入する大学・学部によっては「2年で卒業できない(大学5年生を経験する)」「学費が1年分余計に必要になってしまう」というリスクはあり得ます。

この辺りは、以下のエントリーで詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください↓

ちなみに、「大学編入生はゼミやサークル・部活に参加できないかもしれない」と不安に感じている方は安心してください。
基本的に、大学編入生が他の学生たちと差別・区別されることはありません。

他の学生たちと同じように、ゼミに参加することもできますし、サークル・部活に参加することも可能です。

このように、大学編入試験に合格し、実際に大学へ編入学した後に待ち構えているリスクは「ほぼ0」と考えて問題ありません。

「大学編入してみたいけど、編入後のリスクが心配」と感じている方は、その妄想を捨てて、[keikou]合格に向けた行動をただただ実直に行うべき[/keikou]です。
【大学編入】現役時代は”無理”だった大学にも編入できる!【経験談】

大学編入試験に失敗すると様々な”リスク”がある

上記では、大学編入試験に無事合格できて、新しい大学へ編入学した後のリスクは皆無であることを説明しました。

続いて、大学編入試験に”失敗”してしまった場合のリスクについて考えてみます。

大学編入試験に落ちた場合には、その後“大きなリスク”が待ち構えているでしょう。

これは、ボク自身は未経験なことですが、大学編入試験に失敗すると「その後の進路選択」が難しくなってしまうことが考えられます。

特に注意なのが、現在「専門学校」や「短大」に通いながら大学編入を目指している方です。

大学編入試験に”落ちたら”どうなる?どうすれば良い?【覚悟を持て!】というエントリー内でも解説した通り、専門学校や短大は「2年で卒業」となるため、万が一大学編入に失敗した場合、「大学編入に失敗したから、来年から進む学校が無いけれど、今通っている学校は卒業しないといけない」という状況に陥ってしまいます。

「大学編入に失敗するリスクを考えて、同時並行で就職活動もしておこう」ということは無理(時間的にも、モチベーション的にも)なので、大学編入試験に落ちた後、進路の選択肢が無くなってしまいます

これは大きなリスクと言えますね。

大学編入に「挑戦しない」こともまた”リスク”になり得る

大学編入に挑戦した結果、上手くいけば「ハイレベルな大学に入学できる」「自分の環境を変えることができる」一方で、失敗してしまうと「進路の選択肢が無くなってしまうリスク」が伴います

このことを考えた結果、

大学編入して自分をステップアップさせる < 大学編入に失敗するリスクを避けたい

大学編入に挑戦する < 大学編入に挑戦しない

という考え方になっている方は注意です。

「大学編入失敗のリスクが怖い」からといって「大学編入に挑戦しない・大学編入試験の受験を諦める」こともまた、あなたにとって大きなリスクとなる可能性があります。

確かに、「大学編入試験に失敗することで直面するリスク」は”想像しやすいもの”です。

  • 「進学先が無くなったら、自分は何をすれば良いんだ?」
  • 「就職先も無いから、来年からの生活費がヤバイ…」
  • 「自分が何をしたいのか分からない…」

そのため、「とりあえず今の大学で4年生まで進学すれば良いや」「あまり希望はしていないけど、今から就活に切り替えようかな」といったように、「大学編入挑戦」を諦めた方が気持ち的に安心しますよね。

「”失敗したときのリスクが大きい”大学編入挑戦」から目を背けることは非常に簡単です。

でも、もし「大学編入を辞めよう」という考えが頭に浮かんだ時には、一度冷静になって[keikou]「大学編入挑戦を諦めることで自分が失うものは無いのか」[/keikou]を考えてみるようにしてください。

あなたが大学編入を諦めることで、

  • 「憧れの大学に編入学できるチャンス」
  • 「自分が抱えている学歴コンプレックスを解消するチャンス」
  • 「就職活動をより有利に進めるチャンス」
  • 「学歴を変えるチャンス」
  • 「自分を成長させるチャンス」

といったチャンスを手放すことになります。

このことはあなたにとって大きなリスクではありませんか?

ボク自身は、大学編入成功を目標に掲げて必死に勉強したことで、

  • TOEICスコアを850点まで伸ばすことができましたし、
  • 英語検定準1級を取得することができましたし、
  • 「早稲田大学・東北大学・中央大学・明治学院大学」といった「高校3年生の時には想像もつかなかったような大学に合格」することができましたし、
  • 第一志望だった早稲田大学に編入学することができましたし、
  • 自分の学歴をステップアップさせることができましたし、
  • 学歴コンプレックスを綺麗さっぱり解消することができましたし、
  • 大学受験のリベンジを果たすことができましたし、
  • 自分の価値観を大きく変えることができましたし、
  • 人生において努力したことが一つ増えましたし、
  • 自分に少しだけ自身を持つことができましたし、

結果的に、自分を大きく成長させることができました。

[aside type=”warning”]早稲田大学商学部は、2019年度以降の3年次編入の募集を停止しています。[/aside]

大学編入に挑戦することで、確かに「失敗するリスク」が伴いますが、学生生活だけでなく今後の社会活動でも役立つものを・知識を・自信を手に入れることができることも事実です。

つまり、大学編入挑戦を諦めることで、「(総じて)自分を成長させるチャンスも諦める」ことになるということを頭の片隅に置いておきましょう。

このことを認識した状態で、もう一度考えてみましょう。

「大学編入に失敗し、進路が断たれてしまうリスク」「大学編入挑戦を諦めて、自分を成長させる機会を手放すリスク」、[keikou]あなたはどちらのリスクを避けたいですか[/keikou]?

リスクを探すのは「セルフハンディキャッピング」かも

もしあなたが現在、「大学編入のリスクがものすごく気になる」「自分が本当に大学編入できるのか不安」と感じている場合、[keikou]「セルフハンディキャッピング」[/keikou]が働いている可能性があります。

「セルフハンディキャッピング」とは、要するに「自分にわざとハンデを背負わせる」ことです。

自分にハンデを背負わせることで、自分が本当にやるべきことが「出来なかったとき・失敗したとき」に“言い訳”できる余地を作っているのです。

例えば、テストの前日などに、本当はテスト勉強を必死こいてやらないといけないのに、部屋の片付けを始めてしまった経験ありませんか?
これはまさに「セルフハンディキャッピング」が働いています。

テストの結果が悪かった時に、「あの時部屋の片付けをしていて、テスト勉強する時間が減ってしまったのが原因だよね。本気を出せば、もっと良い点数取れていたし」というような”もっともらしい言い訳”をすることで、自分の失敗を正当化できるのです。

人間は、失敗することが嫌だし、目標を達成できないと恥ずかしいし、落ち込んでしまうので、このセルフハンディキャッピングを起こしがちです。

「大学編入のリスク」を必死に探そうとしているあなたも、セルフハンディキャッピングが働いているかもしれません。

本当は「勉強のやる気がでない・モチベーションが上がらない・勉強をサボっている」だけなのに、大学編入のリスクを想像することで、「自分は大学編入に失敗した後のリスクを考慮に入れ、大学編入挑戦を諦めて違う進路にシフトチェンジしたのさ」と自己正当化しているのです。

もちろん、本当に「大学編入よりも就職活動することの方が大事」なら、大学編入挑戦を辞めてシフトチェンジするのは良いでしょう。

でも、「ただ勉強するのが苦痛・勉強をサボりたいだけ」なのに、「大学編入のリスクが~」などと言い訳をして大学編入の勉強を避けるのはいかがなものでしょうか?

単に、勉強をしなくても済むような「もっともらしい言い訳」を探していただけかもしれない方は、一度マインドを変える必要があります。

大学編入を成功させるためには、そのような”甘い”考えをしていてはダメです。

“リスク”を増やすか・減らすかは「あなたの行動次第」

大学編入試験に挑戦することは、ある程度のリスクを伴いますが、[keikou]リスクなしで成長・成功はあり得ません[/keikou]。

挑戦にリスクはつきものですよね。

よって、[keikou]「リスクをいかにして減らすことができるか」[/keikou]を考えましょう。

大学編入試験に伴うリスクを減らす方法は単純明快です。
[keikou]「とにかく勉強すること」[/keikou]です。

「毎日コツコツ勉強する」という行動を起こしている編入受験生は、確実にリスクを減らすことができています。
一方で、勉強をサボっている編入受験生は、「大学編入に失敗するリスク」or「大学編入を諦めるリスク」のどちらかが増幅しています。

大学編入のリスクを言い訳にして勉強をサボる自分を正当化するのではなく、「自分を成長させるためにはリスクがつきもの」であることを認識したうえで、「勉強する」という行動によって、リスクを減らす努力をするようにしてください。

ただし、「何となく毎日勉強すれば良い」というわけではありません。
大切なのは、「やるべきこと」に全集中力を投下することです↓

「TOEICスコアを伸ばすための行動」・「専門科目の基礎知識を構築するための行動」を起こして、[keikou]自らの力で「大学編入のリスク」を減らしていきましょう[/keikou]!

「大学編入のリスク」まとめ

今回は、「大学編入のリスク」に関する内容をまとめてきました。

大学編入への挑戦には、ある程度のリスク(大学編入試験に失敗した後の進路)が伴います。

そして、そのリスクは「あなたの行動次第」でいくらでも増減します

「やるべき勉強を一生懸命行う」という行動を起こせば、リスクは確実に縮小します。

「勉強をサボる」という行動を起こした場合は、「編入試験に失敗する」または「大学編入を諦めることで、自分を成長させるチャンスを手放す」というリスクが増幅してしまいます。

あなたはリスクを減らしたいですか?増やしたいですか?

「絶対に自分を成長させたい!」「大学編入という大きな目標を達成させたい!」という強い気持ちがある編入受験生の方は、[keikou]「毎日コツコツ勉強をする」という行動を起こすようにしてください[/keikou]!

「大学編入のリスク」に関しては、どんなリスクがあるのかを一度認識したら、あとは忘れてしまっても構いません。
とにかく目の前の「やるべきこと」に集中することが大切ですよ!

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