【注意!】大学編入で"TOEIC IPテスト"の提出は認められている?

「大学編入試験で"TOEIC IPテスト"は認められている?」アイキャッチ画像 大学編入

大学編入試験の出願時に"TOEIC IPテスト"は提出してもOKなの?

どうも、大学編入合格を目指してTOEICを850点まで伸ばしました、アキラ(@akila_s8)です。

大学編入を実施している大学・学部の中には、出願時に「TOEICの提出」を求めるところが多くあります。

あなたの志望校も、編入試験出願時にTOEICスコアを提出しなければいけないところではありませんか?

一見、大学編入試験とは何の関わりも無さそうなTOEICですが、実は両者には密接な関係があります。
【超重要】"大学編入試験"と"TOEIC"の関係性を徹底解説!【経験者談】

だからこそ、編入受験生は「大学編入成功」という大きな目標に向けて、必死になってTOEICのスコアアップ対策を講じなければいけません

ところで、編入受験生の中に「大学編入試験の出願時にTOEICの"IPテスト"を提出しても大丈夫なんですよね?」と疑問に感じている方はいませんか?

今回は、「大学編入試験」と「TOEIC IPテスト」の関係性について解説していきます!

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そもそも"TOEIC IPテスト"とは?

「大学編入」と「TOEIC IPテスト」の関係性について解説する前に、そもそも「TOEIC IPテスト」とはどのようなものなのかについて解説します。

実は、"TOEIC"と表現される試験には、「TOEIC 公開テスト」「TOEIC IPテスト」の2種類があります。

両者を分かりやすく説明すると...
  • 【TOEIC 公開テスト】…個人受験
  • 【TOEIC IPテスト】…団体受験

「TOEIC 公開テスト」と「TOEIC IPテスト」の違いを端的に説明すると、公開テストが「個人受験」で、IPテストが「団体受験」です。

IPテストの「IP」は「"Institutional Program"≒団体制度」の略です。

「公開テスト」は"個人受験するTOEIC試験"であるため、試験申込は自分で行う必要があり、TOEICスコアの結果は「自宅」に郵送されてきます。

一方「IPテスト」は"団体受験するTOEIC試験"であるため、試験申し込みは「学校」や「企業」といった団体が行い、TOEICスコアの結果は「団体宛」に送付されます。

みなさんも、現在の学校に入学してから、同学年・同学部などで「合同のTOEICテスト」を受験した経験があるのではないでしょうか?

それはまさに"団体受験のTOEIC試験"で「TOEIC IPテスト」になります。
つまり、団体で一斉に受験した時のTOEICスコアは「IPテストのスコア」と表現されます。

それでは、両者の細かい違いについて表にまとめてみましょう↓

TOEIC 公開テスト TOEIC IPテスト
試験申込 個人 団体
試験実施場所 指定された場所 団体(学校・企業)の敷地
試験実施回数 年10回 団体(学校・企業)の方針によって異なる
試験形式 違いはなし
受験料 5,725円(税込) 4,155円(税込)
試験の運営・管理 (一財)国際ビジネスコミュニケーション協会 原則として、団体(学校・企業)側
結果発送予定日 試験実施日から「30日」以内 試験実施日から約「5営業日」
試験結果(スコア)を
証明する書類
公式認定証
・PDF形式の成績一覧表
・EXCELのデータファイル
スコアレポート(個人成績表)
・成績一覧表
・EXCEL/CSV/テキストのデータファイル

同じ「TOEIC」でも、「公開テスト」と「IPテスト」は上記のように異なる点が複数あることが分かります。

唯一同じなのは「試験形式(リスニング:約45分間・100問 / リーディング:75分間・100問)」のみです。

そして、当エントリーのメインテーマ「大学編入の出願時に"IPテストのスコア"を提出しても大丈夫か」の答えに結び付く部分が「試験結果(スコア)を証明する書類」の違いです!

"TOEIC IPテスト"の提出を「認めていない」大学が多い!

TOEICの「公開テスト」と「IPテスト」では、試験結果(TOEICスコア)の"証明書"が異なります。

具体的に説明すると、「TOEIC 公開テストのスコア」を証明するものは【公式認定証】と呼ばれ、「TOEIC IPテスト」のスコアを証明するものは【スコアレポート(個人成績表)】と呼ばれます。

編入受験生が注意すべき「違い」
  • 【TOEIC 公開テスト】…公式認定証
  • 【TOEIC IPテスト】…スコアレポート(個人成績表)

大学編入試験で「TOEICが利用される(出願条件・足切りラインや英語試験の得点換算など)」場合、出願時に「自分のTOEICスコアを証明する書類」を提出しなければいけません。

そして、ほとんどの大学・学部では、「公式認定証」の提出を求めています。

ご自身が受験を検討している大学・学部が「TOEICスコアの提出」を求めている場合、「募集要項の細かい部分」を必ずチェックしてください。
大学編入の"出願条件"・"出願資格"は早めのチェックが必要!【要注意】

「提出は公式認定証のみ・IPテスト(スコアレポート)の提出は認めていない」といった内容の記載が見つかるはずです。

毎度おなじみ「東北大学経済学部」の編入試験募集要項をチェックしてみましょう↓

英語の試験は独自の試験を行わず、所定の外部試験のスコア提出により行います。
事前に下記の試験を受け、有効期間内に受験した試験のスコアシートを出願時に他の出願書類と一緒に提出してください。
TOEIC® テスト TOEIC IP テストは不可。日本で受験したもののみ有効です。日本以外で受験したものは認められません。スコアシートとして認められるのは、顔写真付き公式認定証を提出した場合に限られます。

引用:東北大学経済学部|編入試験募集要項(2020年度)

もう一つ、「宇都宮大学国際学部」の編入試験募集要項も確認してみます↓

募集要項の「出願書類及び入学検定料等」の項目に、【実用英語技能検定「合格証明書」またはTOEICの公式認定証】のどちらかの原本を提出するように記載されています。

【参考】:宇都宮大学国際学部|編入試験募集要項(平成31年度)

つまり!

大学編入試験の出願時に「TOEIC IPテストのスコア」を提出することは(基本的に)できません

「学校で受験した時のTOEICスコアが一番高かったから、そのスコアを提出しよう」と考えていた方は要注意です。

「学校で受験したTOEIC=IPテスト=個人成績表」なので、大学側が認めてくれない可能性があります。

「大学編入の"情報"集め」アイキャッチ画像

大学編入を成功させたいなら"情報"を集めろ!【サボった人は試合終了】

2019年5月7日

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「TOEIC IPテストも提出できる」と勘違いしている編入受験生が意外と多い

これはボク自身の体感なのですが、編入受験生の中には「TOEICのIPテストでも問題ない」と勘違いしている方が一定数います。

おそらく自分で募集要項をチェックしたり、情報を集めたりする行動を怠っていることが原因なのでしょう。

ボクは、通っていた専門学校の中で、「IPテストのスコアがあるから『公開テスト』は受けない」的な内容の会話をしている場面に出くわしたこともあります。

これは危険です!

いざ出願しようとしたら、「IPテストの提出が"不可"で出願が認められなかった」なんてこともあり得ます。
IPテストのスコアが良かったなら、なおさら「もったいない」ことですよね。

あなたは"特に何も調べもせずに"「TOEICのIPテストスコアがあるから大丈夫」なんてこと考えていなかったですよね?

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実は「IPテスト(スコアレポート)でもOK」な大学もあります【ややこしい】

とは言ったものの、非常にややこしいことに、「IPテスト(スコアレポート)の提出」を認めている大学・学部も一部存在します

例えば「群馬大学社会情報学部」です。

「群馬大学社会情報学部」の編入試験では、出願条件・足切りラインとして「TOEIC470点以上」が設定されているのですが、これを証明する書類として「スコアレポート」も認めています。

つまり、「TOEIC IPテスト」のスコアでも出願可能ということです。

〈出願要件〉

①実用英語技能検定(英検) 2級以上
②TEAP ReadingとListeningの2技能受験で合計100点以上
③TOEIC Listening&Reading Test 470点以上(団体向けのTOEIC-IPを含む)
④TOEFL-PBT 460点以上(団体向けのTOEFL-ITPを含む)
⑤TOEFL-iBT 50点以上

~(以下省略)

引用:群馬大学社会情報学部|編入試験募集要項(2020年度)

上記引用部分から分かるように、群馬大学社会情報学部では「IPテストのスコア」も認めています。

自発的にTOEICの情報を収集しておきましょう

基本的に、大学編入試験の出願時に「TOEICの提出を求めている」大学・学部のほとんどが「公式認定証=公開テストのスコア」のみを認めています。

ただし、上記で紹介したように「スコアレポート=IPテストのスコア」でも出願可能な大学・学部も一部存在します。

つまり、「志望校の募集要項・TOEIC情報」を"自発的に"収集することが非常に大切になってきます。

ここで情報収集をサボっているようでは、大学編入成功はあり得ません
出願時に痛い目にあう可能性もあります。

気になる大学・編入してみたい大学が定まってきたら、「必ず」編入試験の募集要項の"細かい部分"までチェックするようにしてください。

大学編入情報の"一覧"を楽に調べる方法のアイキャッチ画像

試験実施日はいつ?試験内容は?大学編入情報の"一覧"を確認する方法!

2019年4月17日

「公開テスト」を受験しておけばまず問題ない

ちなみにですが、編入受験生は"全員"「TOEIC 公開テスト」を受験すべきです。

言い方を変えると、「公開テスト」を受験しておけば、とりあえずトラブルは発生しにくいです。

例え「IPテストのスコアも認めている」大学・学部を受験することになったとしても、「公開テストのスコア」が無駄になることは無いので。

そもそも、「IPテスト」自体の実施・運営・管理は、団体(あなたが通う学校・会社)に委ねられています。
つまり、「自分が好きなタイミングで・好きな回数」TOEICに挑戦できるわけではありません。

実際のところ、学校が実施する「IPテストの実施回数」はそこまで多くは無いはずです。
「年に1・2回しかない」IPテストで"最高のスコア"を取ろうとするのは無理があります。

大学編入を成功させるためには、"できるだけ高いTOEICスコア"を取得することが重要です。
【大学編入】"TOEICスコア"は何点まで伸ばすべきか?【経験談】

それならば、「年に10回」チャンスがある公式テストに重きを置いた方が良いに決まっています。
【大学編入】編入受験生は"TOEICの日程"に要注意!【特に2年生】

また、大学編入に限らず、その後に待ち受けている「就職活動」・「転職」の場面でも、「公式認定証」は役に立ちます。

企業へのTOEICスコア提出の際に、「公式認定証しか受け付けていない」という企業に出くわす可能性が少なからずあるためです。

このようなことからも、編入受験生なら"必ず"公開テストに挑戦し、「公式認定証」をゲットするべきです。

「"大学編入"と"TOEIC IPテスト"の関係性」まとめ

今回は、「大学編入試験の出願時に『TOEIC IPテスト』のスコアは提出できるのか?」について解説してきました。

編入試験を実施している大学・学部の多くが、「IPテストのスコア=スコアレポート」の提出を認めていません

そのため、「スコアが良かったからIPテストのスコアを提出すれば良いか」と考えていた方は注意です。
出願が認められない可能性があります。

まだ「TOEIC 公式テスト」を受験したことが無い編入受験生は、必ず「公開テスト」を受けるようにしてください

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