- 編入試験の英語ってどんなレベル?
- 編入試験の英語はどんな問題が出るの?
上記の疑問を解消できる記事をご用意しました。
実際に大学編入を経験したアキラが解説するので、情報の信頼性はお任せください!
- 専門学校から早稲田大学商学部へ3年次編入
- 東北大学・中央大学・明治学院大学でも合格
- 「中央大学」と「明治学院大学」で英語の筆記を受ける
大学編入受験を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
編入試験の英語レベルは予想以上に高い!
ボクは、「中央大学」と「明治学院大学」の2校で英語の筆記試験を受けました。
実際に英語の筆記試験を受けたボクは、
アキラ
という印象を持ちました。
一応、両校とも「2年分程度の過去問」を入手していたので、ある程度のレベルは把握していたのですが…。
「編入試験の英語レベルが高い」理由は、
専門科目の知識が必要な試験内容
だからです。
つまり、英語の試験でありながら、経済学や経営学、法学などの専門的知識・専門用語が問われる試験内容になっているということ。
そのため、共通テスト(旧センター試験)の英語レベルで試験に挑むと、
- 試験に登場する「経済学に関する英単語」が分からない
- 文章は読めても「経済学の概念・理論」が分からない
という事態に陥る可能性があります!
編入試験の英語「出題形式」は?
そもそも編入試験の「英語」ってどんな出題形式なの?
という方もいると思うので、ここで説明します。
編入試験の英語は、基本的に「長文読解」や「英作文」が出題されます。
長文読解も英作文も、先ほど説明した通り「専門分野の知識が必要となる」ケースが多いです。
専門分野の知識が必要となる出題形式は「大学院入試型」とも呼ばれるようです。
一方で、比較的一般的な内容・常識が出題される形式は「大学入試型」と表現するそうです。
編入試験は「大学院入試型」で出題される大学・学部が多いです。
(※ただし、場合によっては「大学入試型」の英語試験が出題される大学・学部もあります。)
ちなみに、英語の筆記試験が「無い」大学・学部もあります。
筆記試験が無い代わりに、「TOEICのスコア」や「英検の取得級」を提出することが求められるケースが多いです。
▶大学編入に必要なTOEICスコアを解説!いつまでに取るべきか?
【超重要】専門科目の勉強は手を抜くな!
大学受験の時に、ある程度「英語」を勉強したから大丈夫でしょ。
と甘く考えていると、編入試験に失敗するかもしれません!
もちろん、
- 文法が分かる
- 英作文を書くコツを掴んでいる
- 一般受験・TOEIC・英語検定に出てくる単語を覚えている
といった、基礎的な英語能力は重要です。
ただ、先述しているように、編入試験の英語は「大学院入試型」が多いです。
そのため、経済学部なら「経済学」、法学部なら「法学・政治学」のような「専門的知識」をしっかり身につける必要があります!
「専門科目の英単語」がたった一つだけ分からないことで、和訳問題が解けないのは非常にもったいないことです。
自分の専門分野に関係する英単語はなるべく目を通すようにしておきましょう。
もちろん、専門科目の「概念・理論」を身につけておくことも必須です!

「大学編入の英語レベル」まとめ
今回は、「編入試験の英語はどのくらいのレベルなのか」について解説してきました。
編入試験の「英語」は、センター試験や一般受験の英語試験とは、多少レベルが異なります。
- そもそも経済学に関する単語が分からない!
- 英語は読めるのに、経済学の概念を知らないから解答できない!
という状況を避けるためにも、英語の勉強にもしっかり時間を割かなければいけません。
もし、あなたが大学編入したい大学・学部が「英語の筆記試験」を課している場合は、「専門科目の英単語・知識」をしっかり頭に入れる必要があります!
もちろん、過去問を手に入れることができる大学・学部であれば、過去問を入手して、これまでどのような形式で問題が出題されているのかを把握することも大切です。
情報が少ない試験なので、自ら積極的に動いて、試験対策に使えそうな情報を集めるようにしましょう!