【どちらが有利?】"大学編入試験"と"センター試験"の違いとは?

"大学編入試験"vs."センター試験・一般入試"のアイキャッチ画像 大学編入

"大学編入試験"と"センター試験・一般入試"の違いについて、大学編入経験者が解説します!

どうも、大学編入試験とセンター試験の両方を経験しています、アキラ(@akila_s8)です。

当エントリーをご覧の方の中には、「現在通っている大学・専門学校・短大などに満足できない」「自分のいる環境を変えたい」と考えている方が多いのではないでしょうか。

その願望を叶えるチャンスが「大学編入」という入学制度の活用です。

大学編入とは、すでに大学・専門学校・短期大学・高専などに通っている学生が、異なる大学へ新たに入学することです。

ただし、入学と言っても、1年生から再スタートするわけではありません。
大学に編入する場合、多くは「3年次編入」することになります。(大学・学部によっては、「2年次編入」や「1年次編入」というケースもあります)
つまり、3年生から新しい大学に入るということです。

ちなみに、新しい大学へ編入するためには、各大学・学部が実施している「大学編入試験」を受験して合格を勝ち取らなければいけません。

大学編入試験に合格し、新しい大学へ編入できれば、自分の環境を変えたり、よりハイレベルな大学へ進学することが可能となります。

もしあなたが「自分を成長させたい」という目標を持っているなら、この大学編入を強くおススメします。

また、現在「仮面浪人して、センター試験を受けなおそうかな」と考えている方にも大学編入をおススメします。
特に新1年生で、この「仮面浪人→一般入試に再挑戦」を検討している方が多そうですね。

仮面浪人を検討されている方に大学編入を進める理由は、大学編入試験とセンター試験では「試験の形式・出題内容」などが大きく異なり、場合によっては「大学編入試験の方が圧倒的に有利になる」ケースが考えられるからです。

センター試験・一般入試と大学編入試験の両方を経験しているボクだからこそ言えることですが、大学編入試験を上手に活用することで、よりハイレベルな大学へ入学する「裏技」になり得ます。

今回は、「大学編入試験とはどのような試験なのか」そして「大学編入試験とセンター試験はどちらが有利なのか」について、大学編入試験とセンター試験の違いについて比較しながら解説していきます!

"大学編入試験"と"センター試験・一般入試"の違いを比較

実際に、大学編入試験とセンター試験・一般入試のそれぞれの特徴をまとめて、両者にどのような違いがあるのか比較してみましょう。

大学編入試験 vs. センター試験・一般入試
大学編入試験 センター試験・一般入試
勉強すべき科目は基本的に
「英語」と「専門科目」の2つ
※専門科目...経済学・経営学・法学・国際関係学・言語学・社会学etc.
勉強しないといけない「科目数が多い」
(5教科・7科目etc.)
編入学の受験生は「少ない」
(ライバルがほとんどいない)
受験生が全国に「たくさんいる」
(ライバルが非常に多い)
試験日が被らなければ「何校でも」受験できる 国立大学の志望校は基本的に「1校」に絞らなければいけない
情報が「ほとんど出回っていない」
(専用参考書がほとんど無い・体験談が少ない)
情報が「たくさんある」
(専用参考書が多い・体験談が多数ある)
大学・学部によっては編入学試験を「実施していない」ケースがある 基本的に「すべての大学・学部」で実施されている
合格者が少ない
(編入学試験を実施しているにもかかわらず、合格者を出さないケースもある)
一回の試験で「合格者がたくさんいる」

思いつく限りで、大学編入試験とセンター試験・一般入試の違いをまとめてみました。

「大学に入学する」という目的は一緒でも、それぞれの試験は異なる特徴がたくさんあることが分かると思います。

大学編入試験が一般入試より「有利」になるポイント

上記の比較表を参考に、受験生にとって、大学編入試験が一般入試より「有利」に働くポイントについて解説します。

大学編入試験はココが有利!
  • 勉強すべき科目が少ない
  • ライバルが少ない
  • 複数校の受験が可能

勉強すべき科目が少ない

センター試験・一般入試は「勉強しないといけない科目数が多い」です。
受験生時代、この「科目数の多さ」に苦しめられた方が多いのではないでしょうか?

ボクも高校生の時は、本当に勉強するのが嫌でした。
勉強しなければいけない科目数が多いうえに、「日本史」とか「古文・漢文」とか、「これ将来自分の役に立つのだろうか?」と疑問に感じていたからです。

当時のボクは、
「やるべきことや覚えることが多い&役に立つのか謎」→「モチベーションが上がらず勉強をサボる」→「模試の結果が悪くて萎える」→「勉強が嫌いになる」
という状況でした。

一方で、大学編入試験には「勉強すべき科目数が少ない」という特徴があります。

大学編入試験で求められるのは、主に「英語」「専門科目」の2つです。

「英語」は、編入試験の筆記試験として出題されるパターンと、「出願条件」として設けられるパターンがあります。

大学編入試験の「英語」

①筆記試験として出題される
→TOEICのスコアを一定の基準によって「100点換算」して得点を算出するケースもある

②編入学試験の「出願条件」として「TOEICや英検」などのスコア・取得級を設定している(いわゆる足切りライン)大学・学部がある
→出願できる条件として「TOEIC750点以上」などと設定している

→→→詳しく知りたい方は【大学編入】編入試験の英語の"レベル"ってどのくらい?を参照してください。

「専門科目」とは、編入を希望する学部に関連する科目のことで、【経済学・経営学・法学・国際関係学・言語学・社会学・数学】などを指します。

その他、大学・学部によっては「小論文」「面接」などを設けているところもあります。

なので、多くても「英語・専門科目・小論文」や「英語・専門科目・面接」など、3科目程度勉強すれば対策できるのが「大学編入試験」なんです!

「勉強すべき科目が少ない」というポイントは、受験生にとってセンター試験・一般入試よりも魅力的なポイントと言えるのではないでしょうか?

ライバルが少ない

センター試験・一般入試の場合、人気のある大学・学部では競争が激しく、合格できる確率がどんどん下がってしまいます。

センター試験・一般入試は、全国各地の高校3年生・浪人生が一斉に試験に臨むため、「ライバルがものすごく多い」です。
決められた合格者枠の中で、他の学生・浪人生たちと、し烈な点数争いをしなければいけません。

一方、大学編入試験は「あまり周知されていない試験」でもあるため、そもそも受験生が多くありません。

基本的に、一つの学部を「数十人」で争うことになります。
そうです、大学編入試験はセンター試験・一般入試と異なり、「圧倒的にライバルが少ない」のです。

そのため、憧れの大学・ハイレベルな大学に入るチャンスがグッと近づきます。

通常、早稲田大学商学部の一般入試は、毎年「1万人」を超えてきます。
ボクが早稲田大学商学部の編入試験に挑んだとき、ライバルはたったの「20数人」でした。
これが、大学編入試験です。

早稲田大学商学部では、2019年以降の3年次編入試験の募集を停止しています。

複数校の受験が可能

一般入試では、国公立大学の二次試験日が同日に設定されているため、基本的に「1つの大学」しか受験することができません

つまり、本気で目指す大学を「1校」に絞らないといけないということですね。
そして、その「1校」の受験に失敗してしまうと、あとは「浪人」するか「滑り止めの大学に妥協して入学するか」どちらかの道に進むことになります

もし、同じレベルの大学「A大学(国公立大学)」「B大学(国公立大学)」「C大学(国公立大学)」の3校にチャレンジして、二つ失敗したとしても、「B大学」だけは合格することができれば、「進学先の妥協」は発生しないですよね。
これ、けっこう魅力的じゃないですか?

大学編入試験では、この「複数校受験」が可能になります!

大学編入試験は一般入試と異なり、受験日は各大学・学部によって違います。
そのため、受験日が被らなければ、何校でも受験することができます

一般入試では不可能だった、
「第1志望:国立大学 / 第2志望:国立大学 / 滑り止め:国立大学」
のような受験方法も可能となるんです!

例えば、「北海道大学 経済学部」&「東北大学 経済学部」&「九州大学 経済学部」旧帝大トリプル受験もできてしまいます。

大学編入試験が一般入試より「不利」になるポイント

一方で、大学編入試験がセンター試験・一般入試と比べて「厳しい・不利」になるポイントもあります。
不利になるポイントは以下の通りです。

大学編入試験はココがけっこう不利
  • 情報が少なすぎる
  • 編入学試験を実施していないケースがある
  • 合格者が少ない

情報が少なすぎる

センター試験・一般入試においては、毎年何十万人もの受験生がそれぞれの目標を目指して挑戦しています。
つまり、毎年一定数の市場規模があるため、センター試験・一般入試受験者をターゲットとした予備校や、受験生のための参考書がたくさんあります。

高校の先生も、自分の学校の生徒を合格させるために、センター試験・一般入試に関する様々な情報収集を行っています。
これによって、センター試験・一般入試の「情報」はすぐに・簡単に入手することができます

一方、大学編入試験は市場規模がそれほど大きくなく、編入学の受験生も少ないため、世の中に出回っている情報が少ないです。
合格のために必須のアイテム「過去問」を入手するのも一苦労です。

この「情報の少なさ」は、受験生にとって少々デメリットとなってしまいます。

ただ、反対に考えてみると、数少ない大学編入試験の「有益な情報」をたくさん入手することができれば、合格できる可能性がものすごく高まることになります。

大学編入成功のカギは"過去問"!編入試験の過去問を入手する方法とは?

編入学試験を実施していないケースがある

一般入試は、基本的にすべての大学が実施しています。
毎年一定数の入学者を募るために、当然ですよね。

一方、大学編入試験は「欠員募集」を目的とする要素が強いため、「そもそも大学編入試験を実施していない」大学・学部があります

憧れの大学・学部が編入試験を実施していない場合は、その大学への大学編入を諦めるしかありませんね。
この点は、編入試験の大きなデメリットの一つ言えますね。

もし「どうしても入学したい大学・学部」が編入学試験を実施していない場合は、浪人を続けてセンター試験・一般入試に再度挑戦するしかありません。

合格者が少ない

一般入試は、毎年一定数の合格者数を設定しています。

一方で、大学編入試験は、大学側が設定している「合格者の数」が非常に少ないです。

実際に、あなたが編入学を希望する大学の「募集要項」をチェックしてみてください。
「募集人員:20名」「募集人員:若干名」と設定している大学がほとんどのはずです。

さらに、大学・学部によっては、編入学試験を実施しているにもかかわらず、「今年の合格者は0人です」なんてこともあります。
一般入試とは異なり、「必ず合格者をとる」というスタンスではありません。
そのため、「定員割れ」なんてことも起こり得ません。

「合格者が少ない」・「もしかしたら誰も合格してくれない」という点は、ボクも不安に感じていたポイントでした。

"大学編入試験"が向いているのはこんな方

ここまで、大学編入試験とセンター試験・一般入試の違いを比較してきました。

実際に大学編入試験とセンター試験・一般入試の両方を経験しているボクが体感した「大学編入試験の最大の利点」【勉強すべき科目数が少ない】というポイントです。

編入学したい学部・学科を定め、関連する「専門科目」と「英語」だけをひたすら勉強すれば、かなり高い確率で合格を勝ち取ることができます。

さらに、センター試験・一般入試の際に勉強する内容とは異なり、大学編入試験で必要な「専門科目」は「自分の将来・大学卒業後も活用できるもの」なので、勉強する意義を強く感じながら、編入試験対策を行うことが可能です。

例えば、大学卒業後「公務員」になりたいと考えている場合、大学編入の試験勉強で学んだ「経済学・経営学・法学」などの知識が「公務員試験の科目」に直結しています。
実際、ボクは大学編入試験の勉強に「公務員試験の参考書」を使っていました。

「勉強する科目を絞りたい・少ない科目に一極集中したい」という方や、「せっかく勉強するなら、勉強する意味を感じられる内容にしたい」という方は、大学編入試験にチャレンジするべきです!

また、「同レベルの大学・同じくらい入学したい大学」に複数校チャレンジしたい方も、大学編入試験がおすすめです。

「複数校の受験が可能」というポイントのおかげで、ボク自身も、早稲田大学商学部・東北大学経済学部・中央大学経済学部に同時合格という、なかなか贅沢な体験をすることができました。

まとめると、「大学編入試験が向いている方」は、

  • 科目数を絞って勉強したい方
  • せっかくなら将来に直結するような勉強をしたい方
  • 「第一志望校」を複数持ちたい方
  • 希望する大学が「大学編入」を募集している方

と言えますね!

上記のポイントに当てはまる方は、仮面浪人してセンター試験・一般入試に再度挑戦したり、今いる自分の環境に妥協したりせず、「大学編入試験」に挑戦することをおススメします!

"大学編入の魅力・メリット"のアイキャッチ画像

【経験者が語る!】"大学編入の魅力・メリット"を10個紹介してみた!

2018年11月30日

まとめ

今回は、大学編入試験とセンター試験・一般入試の違いを中心に解説し、センター試験・一般入試を受験するより、「大学編入試験に挑戦したほうが良い方」についての解説も行ってきました。

当エントリーの内容を図解してまとめたものをTwitterで公開しているので、今回の解説を視覚的に把握したいとい方は、ぜひTwitterをチェックしてみてください↓↓↓

↑↑↑Twitterではこのように大学編入に関する図解を投稿しているので、気になる方はフォローよろしくお願いします!

当ブログ「アキラボ」では、大学編入に関するエントリーを多数投稿しています!

「今いる自分の環境を変えたい!」「もっとレベルの高い大学で勉強したい!」「仮面浪人しようか悩んでいる...」という方は、ぜひ当エントリーや当ブログの内容を参考に、大学編入試験にチャレンジしてみてください!

3 件のコメント

  • 今建築系専門学校の2年生で、今度国立大学の建築系のコースの編入試験を受験します。入試科目に面接があり、面接についての質問なのですが、
    ①この研究室に入りたい、この教授のもとで学びたいという明確なものはあるのですが、面接でそれを言った場合に「その教授、いなくなるよ」というようなことを言われたときにどう答えればいいのか 「この分野について学びたい」というのがはっきりしているので、自ずとその分野の専門の教授が確定してしまい、そう言われることを想定した答え方がわかりません…
    ちなみに学びたい分野は建築音響です。
    ②高3の時大学受験に失敗し、浪人か専門学校か迷った結果、もう一年頑張って次こそ受かってやる!という気持ちよりも 次もどうせだめだろうな…という気持ちのほうが強かったので専門学校に進学したのですが、その専門学校に進学したのはなぜか というようなことを言われたときにどう答えればいいのか
    ということについてお聞きしたいです。 
    回答をいただけると幸いです。お願いします。

    • ご質問ありがとうございます。
      いただいた質問に対して、ボクなりに一つずつ回答していきます。

      ①「教授がいなくなる」と言われた際の対応について
      実はボクも似たような経験しています。ボクの場合、出願の際に「A教授のゼミで研究したい」という内容を記載した志望理由書を提出したのですが、その後「A教授」が研究の関係で一時的に大学を離れることが判明しました。非常に焦りましたが、志望理由書は提出してしまっているのでどうしようもありませんでした。そこで、「来年から大学を離れることを知らずにA教授のことを書いてしまった」ことを正直に話し、次に興味のあるゼミ・授業・教授に関する話をしました。

      質問者様の場合、目当ての教授がいなくなると「決まっているわけではない」ので、そこまで心配する必要はないと思います。
      教授が大学からいなくなる場合、基本的に大学・学部のホームページで「お知らせ」があるはずです。ホームページを確認して、面接日までにその知らせが無いようでしたら、特に問題はないでしょう。もし、「お知らせ」が無いのに面接で「いなくなる」という事実を知らされた場合には、どうしようもないと思いますし、それは大学側が知らせていないのが悪いので、質問者様に悪影響は及ばないと推測できます。

      もし、想定外の出来事にも対処したいのであれば、ボクなら「あらかじめ第2希望のゼミ・教授・分野を無理やりでも作っておく」ことをします。そして、「大学入学後は『第2希望のゼミ・分野』について学びながら、自主的に『第1希望(本来興味のある)の分野)』の研究もしていく」と話します。そうすることで、大学編入後も自主的に学ぶ意気込みがあることをアピールします。
      ただ、「教授がいなくなる」というのは稀な出来事ですので、そこまで心配する必要は無いかなと個人的には思います。

      ②「なぜその専門学校に進学した」かを聞かれた場合の対応について
      この質問は、聞かれる可能性が十分にある質問でしょう。まず、「受験を諦めて専門学校に通う」という選択肢自体は、別に「悪いこと」ではありません。なので堂々と、「当時は○○という理由で専門学校に行きたかったからです!」と回答すれば良いと思います。その後で、「専門学校で勉強をしていたら、大学でもっと深い内容まで研究したくなった」という内容に話を進めていくのをおススメします。ちなみに、わざわざ「次もどうせダメだろうと思ったから専門学校に進学した」などと正直に話す必要はありません。
      以下が、ボクだったらこう回答するという例です↓
      (例)「当時(高校卒業後)は、専門的な知識(建築分野)を短期間で学び、なるべく早く就職して、実践の場・社会の場でスキルアップしたいと考えていたので専門学校進学を選びました。しかし、専門学校で勉強を進めていくうちに、大学に進学して『建築音響』についてもっと深く研究したいと考えるようになりました。」

      ボク自身、英語系の専門学校に通っていたので、このような質問を想定して、「将来の英語需要に対応できるように英語を集中的に勉強し、ビジネス英語を身につけたうえで社会進出したいと考え、専門学校進学という選択肢をとりました。しかし、専門学校で勉強をするうちに、経済学をより深く研究したいと感じるようになったため、大学編入を希望しています」という回答を実際に用意していました。

      以上がいただいた質問への回答になります。参考になりましたでしょうか?
      面接試験はとても不安に感じるものですよね。ボクの回答が少しでもお役に立てば幸いです。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です