"目標設定4つのミス"とは?目標を立てる前に確認しておこう!

失敗,アイキャッチ画像 ゴール設定
アキラ
"目標設定4つのミス"を覚えておかないと、せっかく目標を立てても失敗しちゃう!?

どうも!アキラ(@akila_s8)です。

一つ前のエントリーで、「2018年7月の目標」について書きました。
この目標を立てる前に、「目標設定」に関する知識をインプットしたので、ここでアウトプットしていきます。

どうやら、目標設定をする際に、事前に気を付けておく必要がある「4つのミス」が研究によって見つかっているようです。
このミスを理解していないと、せっかくゴールを設定しても、行動を継続できず「目標断念・行動の先延ばし」が起こってしまうかもしれません。

目標を立てる前に、参考にしてみてください!

"目標設定4つのミス"とは?

"WRONG WAY"と書かれた標識のイメージ画像

この「4つのミス」は、ハーバード大学ビジネススクールの研究チームが2009年に発表した結果です。

以下が、目標を設定するときに陥りがちな4つのミスになります。

目標設定4つのミス
  1. 明確すぎるゴールを設定する
  2. ゴールが厳しすぎる
  3. 複数のゴールを設定する
  4. ショートターミニズム

それぞれを解説していきます。

1.明確すぎるゴールを設定する

これ、みなさんやりがちなミスかもしれません。
「明確すぎるゴールを設定する」ことは、目標設定においてはミスになります。

細かすぎる目標は、人間のモチベーションにとっては逆効果で、やる気を損なわせてしまいます

「ゴールを細かく設定したほうが、自分のやるべきことが明確化していて、良いのでは?」と感じるかもしれません。
しかし、最初はやる気が持続していても、途中からそうはいかなくなるのです。

なぜ「明確すぎる目標」は良くないのか?

目標が明確すぎると、少しでもうまくいかなかったり、ちょっとだけサボってしまったりしたときに、「身動き」が取れなくなってしまうのが原因です。

例えば、「TOEIC900点を取るために、今持っている単語帳を毎日10ページ覚えて、移動時間の30分を利用してリスニングをする」という目標を立てたとします。

目標を立てた当初は、モチベーションが高いので、立てた通りに目標を遂行できるかもしれません。
でも、ある時、単語帳を5ページしかできず、移動中眠くてリスニングができなかった日があるとします。

こうなると、一気にやる気が損なわれ、先延ばしが発生してしまいます。

目標達成を妨げる先延ばしはどのように克服できるのか

2018.04.07

また、TOEIC900点という結果が出なかった時に、「もしかしたら、結果を出すための目標設定が間違っていたかもしれない」考えることができなくなってしまうそうです。

つまり、細かく目標を作ったせいで、結果が出ない状況になっても、目標を改善出来ないのです。
本来は、「もしかしたら使っている単語帳を変えたほうが良いのでは?」「単語の勉強を10ページから5ページに減らして、その時間を長文読解に充てよう!」と、状況の変化に合わせて目標も変えていく必要があるはずです。

やるべきことには「余地」を残そう!

長期的な目標と短期的な目標
長期的な目標→明確化すべき

短期的な目標→明確化するべきではない

実は、「大きな・長期的な目標」明確化させたほうが良いようです。
大きな目標や5~10年スパンの長期的な目標を、しっかり明確化することは、「とりあえず行動を始める」ために必要です。

サッカーでいえば、コートの奥に「ゴール」がセットされているから、そのゴールの中に、いかにしてボールを入れるか考え、「走る・パスを出す・シュートを打つ」というような行動をとります
もしコート内にゴールが設置されていなかったら、どこに向かって行動を起こせば良いのか分からないので、選手たちは動きようがありませんよね。

一方で、大きな・長期的な目標を達成するための「短期的な目標」に関しては、詳細すぎて隙の無い目標設定をしてはいけません

目標にある程度余地を残しておくことで、状況が変化した時、臨機応変に目標を改善・工夫することが可能になります。

アキラ
目標を改善するときは、頭を使って工夫することが大切だよね!

2.ゴールが厳しすぎる

これは、1の「目標が明確化すぎる」と似ています。
設定したゴールが、自分のキャパシティ・許容範囲を超えていることで、途中で目標達成が難しく感じてしまい、モチベーションが失われてしまいます

完璧主義と同じ考え方ですね。
完璧主義は、すべて自分が思うように行動しなきゃと思ってしまうため、上手くいかないことに対して嫌悪感を感じ、結局先延ばししてしまうので注意です!

また、厳しすぎる目標を作ってしまうと、非倫理的行動をしてしまうという研究結果が出ているそうです。
これもハーバードビジネススクールの研究です。

この研究を特集した記事がこちら→目標設定がもたらす大きな「副作用」

上記の記事の中で、「厳しすぎる目標」を設定したことで、非倫理的な行動を起こしてしまった事例が紹介されています。

非倫理的な行動の事例
「シアーズ(アメリカの百貨店)」が自動車修理工に対して、生産性向上のために「1時間当たり147ドルの利益をあげろ」という厳しい目標を設定した→修理工たちは、顧客に対し水増し請求するようになった

「フォードモーター(アメリカの自動車会社)」の当時の社長が、「重量2000ポンド以下、価格2000ドル以下」という大胆な目標を設定した→技術者たちは安全点検を怠り衝突されると発火してしまう欠陥を抱えた車が販売され、53人の死者と多数の負傷者を生む結果となった

アキラ
目標は、自分の能力をしっかり把握したうえで設定したほうが良いね!

3.複数のゴールを設定する

目標を何個も作ってしまうのは良くないようです。

複数の目標を設定しすぎると、「簡単な目標から始めてしまう」というミスが起こります。
人間はみんな失敗したくないし、失敗したときに自分を守るために「言い訳」を作っておくものです。
「セルフハンディキャッピング」ってやつですね。

そのため、簡単ですぐに達成できそうな目標から手を付け始めて、成長のために本来必要な目標を後回しにしてしまう傾向にあります。

作る目標は1~3個が最適です。

4.ショートターミニズム

これは、設定した目標に余地がなく長期的な目標と結びついていないことが原因で起こる現象です。

ショートターミニズム「短期主義」という意味があり、一度目標を達成すると、その後何も考えなくなってしまうという目標設定のミスで、「成功者のジレンマ」とも表現されます。

例を挙げます。
例えば「1日5ページ英語の単語帳を進める」という目標を立てていたとします。
ある日、頭もさえていて、午前中で5ページの目標を達成できた時、そこで行動をやめてしまうのが「ショートターミニズム」です。
「今日の目標は達成できたから、もういいや」という気持ちが原因ですね。

もし、午前中で終わりにせず、午後にも5ページ進めれば、1日で10ページ分の単語を覚えることができます。
でも、その「臨機応変」ができなくなります。

ショートターミニズムを避けるためには、目標設定の段階で、「目標にバッファを持たせて、長期的に達成したい目標と結びつける」という対策が必要です。

ショートターミニズム対策
  • 設定する目標に変更の余地を残しておく
  • 長期的な目標を設定しておく

「明確すぎる目標は良くない」という部分でも話しましたが、「短期的な目標」に関しては、ある程度「変更できる余地」を残しておくことが大切です。
「基本は1日5ページ、調子がいい時は10ページ」のように、あらかじめゴール設定することで、ショートターミニズムを防ぐことができます。

また、「短期的な目標」が「長期的なゴール」と結びついていることも、やはりショートターミニズムを防ぐためには重要です。

例えば、長期的なゴールとして「TOEIC900点以上とる」と設定していれば、短期的な成功に満足することなく「900点取るために、今日は10ページやろうかな」と目標達成のモチベーションをキープし続けることが可能です。

アキラ
長期的なゴールと短期的なゴールを結び付けることって、やっぱり大切だな!

4つのミスに注意して目標を立ててみた!

"目標設定4つのミス"を意識して立てた今月の目標を表す画像

今月の目標を立てるとき、ここまで説明してきた「4つのミス」に注意してみました。

目標をたくさん作りすぎるのは良くないので、作るゴールの数は3つに絞りました。

また、目標自体にも、ある程度のバッファを持たせています。
例えば、「ブログを20記事投稿する」っていう目標を立てたのですが、決して20記事に固執しているわけではなく、調子が良ければそれ以上投稿できるようにしています

「ブログの投稿」に関する目標を立てるときにやりがちなミスって、おそらく「毎日1記事投稿する」みたいなことだと思います。
「毎日1記事」って結構ハードルが高くて、1日でもサボってしまうと、自己嫌悪に陥って結局全然更新できなくなったりするのでは、と仮説を立てました。

「1カ月で20記事」という目標にすることで、もし投稿できない日があったとしても、大きな問題はありません。
つまり、「数日は投稿できない日があっても大丈夫」という余地を作ってみました。

調子が良くて、20記事以上更新できそうであれば、それ以上更新することもできるはずです。

もちろん、「4つのミス以外」にも、過去に自分で書いた「正しい目標設定」も意識しながら、今月のゴールを作っています。

ゴールを正しく設定すればすぐに行動できるようになる!

2018.04.08

目標を上手に達成できるか、作り方は間違っていなかったかという結果は、月末に振り返ることにしましょう!

結局「長期」と「短期」を結び付けることが大切かも!

長期的な目標のイメージ画像

今回は、目標設定する際に気を付けなければいけない「4つのミス」について、書いてきました。

結局、「長期的な目標」と「短期的な目標」の両方を作り、お互いに連結していることが、非常に大事なのかなと感じています。

長期的な目標は「明確に」短期的な目標は「変更可能な余地を持たせる」ことが、上手に目標を作るためのポイントです。

ぜひ参考にしてみてください!