- TOEICのリスニングが聞き取れない…
- どうやったらTOEICのリスニングを聞き取れるようになる?
- TOEICのリスニングについていけない人がやるべきことは?
TOEICのリスニングに苦労されている方は必見です!
TOEICのリスニングスコア「430点」の私が、TOEICのリスニングを聞き取れない原因とその対処法について徹底解説します。
アキラ

アキラのTOEICスコア画像
当記事の内容を参考に勉強していただければ、あなたもリスニングスコア400点越えを目指せます。
目次
TOEICのリスニングが聞き取れない3つの原因
早速、TOEICのリスニングを聞き取ることができない原因について解説します。
考えられる原因は以下の3つです↓
- TOEICのリスニング音声に慣れていない
- 英単語の知識が少ない
- 聞く前の準備が足りない
TOEICのリスニング音声に慣れていない
最大の原因は
TOEICのリスニング音声に慣れていない
ことだと考えられます。
- 話すスピードが分かっていない
- 各国の英語(アメリカ,イギリス,カナダ,オーストラリア)の発音や訛りの違いが分かっていない
- リスニング音声と問題の解答時間の間隔が分かっていない
上記のように、TOEICリスニングの特徴を把握できていない状態で聞き取ろうとすることは難しいです。
日本語でも、急に早口で話されたり、各地方の訛り・方言が強かったりすると聞き取りにくいですよね。
もしTOEICのリスニングが聞き取れなくて困っているなら、まず自分の耳と頭が音声に慣れていないことを自覚しましょう。
そして、後半で解説する対処法を実践して、「TOEICリスニングへの慣れ」を目指すことが大切です。
英単語の知識が少ない
TOEICのリスニング音声を聞き取れない原因として
英単語の知識が少ない
ことが挙げられます。
当然の話ですが、英単語の意味が分かっていないと何の話をしているのか理解できません。
英単語を聞き取る能力はもちろんですが、聞き取った単語の意味を理解する力も身につけなければいけません。
聞く前の準備が足りない
意外と見落とされがちですが、
聞く前の準備が足りない
ことも、TOEICのリスニングが聞き取れない原因の一つです。
聞く前の準備って何?
TOEICのリスニングでは、問題が始まる前に「Directions」が流れます。
Directionsとは、これから始まる問題についての説明のこと。
このDirectionsは聞いても意味がありません。
Directionsが流れている間に「最初の設問や画像、選択肢を把握する」ことが大切です!
アキラ
この準備を怠ると「聞き取る余裕」が無くなります。
【準備アリ】
Directionsが流れている間に「設問や選択肢などを読む」
↓
事前にリスニングの内容を把握できるため、余裕をもって音声を聞くことができる
↓
短時間で解答できる
↓
「マークシートに塗るための時間」で次の設問や選択肢を読む
↓
また余裕をもって音声を聞ける
◎事前にリスニング音声の内容をある程度把握できるので、余裕をもって音声を聞き取れる!
【準備ナシ】
「マークシートに塗るための時間」を使って解答を選ぶため、次に聞かれることを把握する時間がない
↓
解答時間ギリギリで次の問題に進む
↓
繰り返し…
▲事前にリスニング音声の内容を把握できないため、余裕をもって音声を聞き取ることができない…
聞く前の準備(Directionsが流れている間に設問や選択肢を読む)をしっかり行えば、あなたが思っている以上に余裕をもってリスニング音声を聞き取れるようになります。
TOEICのリスニングを聞き取るための必須アイテム
TOEICのリスニングを聞き取れるようになるアイテムを紹介します。
- TOEIC 公式問題集
- TOEIC用の英単語帳
TOEIC公式問題集でリスニング音声に慣れる
TOEICのリスニングが聞き取れない原因の一つが「リスニング音声に慣れていない」ことであると説明しました。
この原因を解消するために必須のアイテムが
TOEIC 公式問題集
です。
公式問題集は本番のTOEICテストを制作する機関によって作られています。
そのため、世の中にある問題集・模試の中でも「最も本番に近い問題集」と断言できます。
そんな公式問題集のリスニング音声を活用することで、「TOEICのリスニング音声に慣れていない」という原因を解消できます!
実際にどうやって使えば良いの?
公式問題集を使った具体的な対策法については、次の章で詳しく解説します。
TOEIC用の英単語帳で単語力を伸ばす
TOEICのリスニング音声が聞き取れない原因の一つが「単語力の低さ」です。
知らない単語が多い状態では、リスニングを正しく聞き取ることは困難。
なので、「TOEIC用の英単語帳」をフル活用して、少しでも単語力を伸ばす努力をしましょう!
どの単語帳を選べば良いのか分からない
という方は、私がTOEIC850点を取るまで使っていた単語帳を使ってみて下さい↓
TOEICのリスニングが聞き取れない人におすすめの対策法
ここから、TOEICのリスニングが聞き取れるようになる勉強法をご紹介します。
アキラ
リスニングスコアが伸びずに悩んでいる方にとって役に立つ情報だと思います。
- 単語の暗記
- 公式問題集でディクテーション+シャドーイング
- 1.5倍速で毎日シャドーイング
単語の暗記
まずは先程紹介した単語帳を使って「単語の暗記学習」を行いましょう。
覚えている単語の数が増えるほど、リスニングの聞き取り精度は向上します。
どうやって単語勉強すればいいの?
筆者自身、単語学習は「単語帳を何度も繰り返す」ことしか行っていませんでした。
とにかく毎日継続して単語帳を使っていたら(日本語の意味を隠して暗記)、リスニングの聞き取り力もUPしました。
ただ、「単語帳を使えば意味が分かるのに、リスニングになると途端に聞き取れなくなる」と悩んでいる方は、もう少し工夫したほうが良いです。
おすすめは
耳から単語を暗記する
方法です。
アキラ
Amazonが提供するオーディオブックサービス「Audible」なら、TOEIC用の単語帳をいつでも耳から学習できます。

出典:Audible
「でる順 英単語」シリーズのオーディオブックも利用可能です。
通常は7,000円しますが、無料体験期間に購入すれば7,000円分のオーディオブックを無料で聞くことができます!
その他、有名単語帳シリーズの一つである「キクタン」もあるので、お好きなものを選んでみてください。
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公式問題集でディクテーション+シャドーイング
「TOEICのリスニング音声に慣れていない」なら、
公式問題集を使って
ディクテーションとシャドーイング
を行いましょう!
ディクテーションとは、聞き取った音声を「紙に書きだす」勉強法です。
ディクテーションを何度も繰り返すことで、自分が正しく聞き取れている部分と聞き取れていない部分を把握できます。
ディクテーションが終わったら、続いてシャドーイングに進みます。
シャドーイングとは、聞こえてきた音声に続いて「オウム返し」する勉強法です。
このディクテーションとシャドーイングを組み合わせて勉強することで、徐々にTOEICのリスニング音声に耳と頭が慣れてきます。
公式問題集を使ったディクテーションとシャドーイングの具体的なやり方は、リスニング対策について徹底解説した記事で詳しく解説しています。
アキラ
英語コーチングサービスを運営するプログリットは「シャドテン」というサービスを提供しています。
シャドテンは「シャドーイングに特化したサービス」で、英語学習のプロが自分のシャドーイング音声を添削してくれます。
より効果的なシャドーイング学習を行いたい方は、シャドテンの利用を検討してみましょう↓
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1.5倍速で毎日シャドーイング
上記で説明したシャドーイングは「毎日継続して」行うようにしてください。
本番と同クオリティの公式問題集リスニング音声を毎日聞いていると、本当に耳と頭が慣れてきます。
さらにここでもう一つ”調味料”を加えましょう!
それが
公式問題集のリスニング音声を
「1.5倍速」でシャドーイングする
です。
本番よりも早いスピードの音声を聞き続けると、本番のリスニングで「かなりゆっくりとしたスピード」で聞こえてきます。
さすがに嘘でしょ
と思った方は、日本語に置き換えてみてください。
例えば、YouTubeでお好きな動画を1.5倍速で聞いてみてください。
その後、通常のスピードに戻します。
アキラ
かなりゆっくり聞こえたはずです。
これと同じ現象がTOEICのリスニングでも起こります。
実際に筆者は、毎日1.5倍速のリスニング音声でシャドーイングしていました。
その結果、本番のリスニングがかなりゆっくりに聞こえたので余裕をもって聞き取ることができました!
TOEICのリスニングが聞き取れなくて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
適切な対処法で聞き取れない原因を解消しよう!
今回は、TOEICのリスニングが聞き取れない原因と対処法を解説しました。
この記事で紹介した対処法を実践していただければ、確実にTOEICのリスニングが聞き取れるようになります。
すぐに聞き取り能力が上がるわけではありませんが、毎日継続すれば400点以上も夢ではありません。
ぜひ当記事の内容を参考にして、リスニングを得点源にしてください!
