TOEICスコアUPに役立つノートの活用術
どのようにノートを使ったら、より効果的なTOEIC勉強ができるだろう?
上記のような疑問を解消できる記事をご用意しました!
今回は、実際にTOEIC850点を取得しているボクが、TOEIC勉強に力を入れていた時に実践していた「ノート活用術」について解説していきます。

ボクのTOEICスコアです!
「TOEIC勉強でノートを使っているけれど、イマイチ活用できていない」という方は、ぜひ参考にしてみてください!
目次
ノートを使うTOEIC勉強は基本的に「効率が悪い」
早速この記事のテーマと矛盾することを言いますが、TOEIC勉強でノートを使わなくてもスコアUPは可能です。
むしろ、無理やりノートを使おうとすると「非効率な勉強で時間を無駄にする」危険性があります。
例えば、
- 覚えられないTOEICの頻出単語を「何度もノートに書き写す」
- 覚えられない文法について「ノートにまとめる」
- Part7の長文の英文+和訳を「ノートに書く」
上記のような勉強法は、TOEICのスコアUPにあまり効果が無いです。
少なくとも、できるだけ短期間で・スムーズにTOEICの点数を伸ばしたい方は、上に挙げた勉強はやるべきではありません!
その理由は主に2つ↓
- 勉強している気分を味わえてしまう
- 工程が多い
「ノートに書く勉強」は勉強している気分を味わえてしまう
ノートに書くという行為は、「勉強している気分」を体感させてくれます。
勉強している感覚があるので、「この勉強を続ければTOEICスコアが伸びるかも」という勘違いが生まれてしまいます。
アキラ
ボクも「TOEIC800点以上取得する」という目標に向かって本格的にTOEIC勉強をしている時、リーディングの点数を上げるためにノートを活用していたことが一時期ありました。
でも正直、その期間の勉強はあまり身になっていませんでした。
時間を無駄にしたくないなら、効果が薄い勉強法は今すぐやめるべきです。
「ノートに書く勉強」は工程が多い
ノートに書く勉強は「行程が多い」というデメリットもあります。
参考書・問題集を読む
↓
「ノートに書く」
【時間がかかる・面倒くさい】
↓
ノートの振り返りをして復習する
やらないといけないこと(ノートに書き写すという行為)が多いので、余計な時間がかかります。
ノートに書き写している時間があったら、その時間を使って2周・3週と繰り返し参考書に目を通した方が効率良くありませんか?
もちろん、
- TOEIC・英語を丁寧に勉強したい
- ノートを使った勉強に慣れている
- ゆっくりでも良いから確実にTOEICスコアを伸ばしたい
という方がノートを利用することに反対するつもりはありません。
ただ、できるだけ効率よく・スピーディーにTOEICスコアを伸ばしたいと考えている方は、無理やりノートを使う必要はないでしょう。
アキラ

【おすすめ】リスニングの勉強はノートを使うべき!
TOEICの点数を伸ばしたいなら、ノートは使わない方が良いってこと?
アキラ
それが「リスニング」の勉強です。
リスニングセクションの点数をスムーズに伸ばしたい場合は、ノートを使った勉強が大いに効果的です。
ボクも実際に、ノートを使ってリスニングの勉強をしていました。
「リスニング勉強」でどうやってノートを使う?
「リスニングの勉強」でどうやってノートを使うのか疑問に感じた方がいると思うので解説します。
ボクはTOEICのリスニングスコアを伸ばすために「ディクテーション」を実践していました。
ディクテーションとは、英語が話されている音声を聞き、読み上げられている文章を「そのまま書き出す勉強法」のこと。
「TOEIC 公式問題集」に付属している音声CDを使って、聞き取った文章を「ノート」に書き出す。
これを繰り返すことで、自分の耳・頭をTOEICのリスニング音声に慣れさせることができます。
ノートを使ったディクテーションは本当に有効なの?
ディクテーションでは聞こえてきた英文をノートに書きだします。
そのため、自分が聞き取れない・聞き間違えた箇所を把握できます。
これによって、
- 自分はどんな文章が話されると聞き取れないのか
- どのような内容の英会話が苦手なのか
といった分析が可能となります。
アキラ
このディクテーションと併せて「シャドーイング」という勉強法も実践すれば、あなたの「TOEICのリスニングを聞き取る能力」が大幅に向上します。
ボクは「ノートを使ったディクテーション」を活用することで、TOEICのリスニングスコアを430点まで伸ばすことに成功しました!
具体的な「ノートを使ったリスニング勉強法」の手順
具体的な「ノートを使ったリスニング勉強法=ディクテーション」の手順は以下の通りです。
①「TOEIC 公式問題集」のリスニング音声を何回か聞く
↓
②リスニング音声を聞いて、
流れた英語の文章を「ノート」に書きとる
↓
③リスニング音声の「スクリプト(話している内容を解説している文章)」を確認して、
ノートに書きとった文章が合っているか確認する
↓
④聞き取れなかった・聞き間違いをしていた箇所をチェックして、
実際に声を出して発音する
↓
翌日(または数日後)同じ流れで
ノートを使ってディクテーションをする
【精度を高めることを意識する】
上記の流れでディクテーションをやったら、「シャドーイング」に移行しましょう。
ボクが最強のリスニング勉強法だと思っている「ディクテーション+シャドーイング」については、TOEICのリスニング対策について徹底解説した記事で詳細に解説しています。
リスニングスコアの低さに悩んでいる方は、ぜひそちらの記事を参考にしてみてください!

TOEIC勉強でノートを使うかどうかは「好み」で決めればOK
実際にTOEIC勉強をガッツリ経験したボクからすると、TOEIC勉強でノートを使う必要があるのはリスニング対策(ディクテーション)のみかなと思っています。
ただし、
- 普段からノートを使って勉強している
- 自分が勉強したことをノートに記録しておきたい
- ノートを使った勉強でこれまで成果を出している
- じっくり・確実にTOEICスコアを伸ばしたい
といった方は、ノートを使った勉強を継続しても問題ないでしょう。
もし、これまでの自分の勉強法を見直してみて、
ノートにいろいろ書いていたけど、今振り返るとあまり自分の役に立っていないかも
と感じている方は、(TOEIC勉強に関しては)ノートを使わないというのもアリです。
ノートを使う勉強が
- 本当に自分の役に立っているか
- 自分のTOEICスコアUPにつながっているのか
を考える機会を作って、自分なりに確認してみてください。
ちなみに
ノートを取らない勉強法で、どうやってTOEICスコア(特にリーディング)を伸ばせば良いの?
と疑問に感じている方もいるはず。
おススメは「公式問題集を解きまくる勉強法」です。
以下のエントリーで解説しているので、気になる方はチェックしてみてください↓
「TOEIC勉強でのノート活用術」まとめ
今回は、「TOEIC勉強でのノート活用術」について、TOEIC850点を取得しているボクの意見を踏まえながら解説していきました。
ボクが「ノートを使ったTOEIC勉強」で効果があると考えているのは、リスニング対策(ディクテーション)です。
リスニング音声を聞いて、聞こえた文章をノートに書きだす「ディクテーション」という勉強法は、あなたのリスニングスコアを効率よく伸ばしてくれます。
TOEICスコアをスムーズかつ確実に伸ばしたい方は、ぜひノートを使って「ディクテーション」をやってみてください!
