- TOEICの時間がいつも足りない…。
- TOEICの試験時間内に全問解き終えたことがない…。
TOEICテストで毎回「時間が足りなくて最後まで解けない」という方に向けてこの記事を作成しました。
この記事を最後まで読めば、TOEICの時間が足りない問題を解消し、スコアアップを達成できます。
アキラ
少しでも効率よく目標スコアに近づきたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
「TOEICの時間が足りない」人は損している!
TOEICテストの時間が足りなくて、いつも最後まで解けない。
いつも試験時間内に全問解き終えることができない方は、かなり損をしています。
なぜなら、
本来正答できたはずの問題を取り損ねている
からです。
本来の英語力がスコアに反映されない
- 時間が足りなくて、後半ほとんど適当にマークしただけ
- 焦ってしまって、途中からしっかり英文を読めなくなった
- 途中で集中力が切れてしまってダメだった
このような人たちは、TOEICで自分の英語力に見合ったスコアを取得できていません。
「時間が足りない」せいで、正答できたはずの問題をいくつも取りこぼし、本来の英語力が点数に反映されていないからです。
アキラ
ゆっくり解けば正答数が増える方は今すぐ対策すべき
時間を気にせず、公式問題集を使って200問解いてみてください。
もしあなたが
2時間という制限が無ければ、普段より良い点数が取れる
なら、今すぐ「必要な対策」を行うべきです。
ゆっくり解答すれば正答数が増えるということは、TOEICを解くために必要な基礎英語力はすでに持っているということ。
あとは、試験時間内に全問解き終える技術さえ身につけば、あなた本来の英語力を発揮して、確実に目標スコアに近づけるでしょう。
アキラ
TOEICテストの時間が足りない原因は?
「TOEIC時間が足りない問題」を解消するためには、まずその原因を理解する必要があります。
考えられる原因は以下の通り↓
- 最適な時間配分を理解していない
- Part5・Part6で時間をかけすぎ
- 集中力が足りない(TOEICに慣れていない)
最適な時間配分を理解していない
TOEICで時間が足りない原因として、最適な時間配分を理解していないことが挙げられます。
TOEICテストは「2時間」という制限の中で「200問」を解かなければいけません。
特に何も考えずに試験を受けた場合、いつの間にか終了時間になっています。
アキラ
そのため、あらかじめ「理想の時間配分・解答スピード」を決めておくべきです。
自分の決めた時間配分ルールに従って解けば、「時間が足りない問題」の解消に近づきます。
Part5・Part6で時間をかけすぎ
TOEICの試験時間が足りないと悩む方は、Part5・6で時間を使いすぎていませんか?
リーディングセクションのPart5(短文穴埋め)とPart6(長文穴埋め)は、複雑な読解作業は必要なく、単語と文法の知識があれば解ける問題が多いです。
そのため、少しでも間違えないように慎重に問題を解こうとする方も多いのではないでしょうか?
しかし、このPart5・Part6に時間をかけすぎると、次のPart7(長文読解問題)を解く時間が非常に少なくなります。
アキラ
でも冷静に考えてください。
リーディングセクションのうち、問題数が最も多いのはPart7(計54問)です。
Part5とPart6の合計問題数(計46問)より多いので、Part7に時間を残さないのは非常にもったいないことです。
「Part5とPart6に使う時間を短くする」ことが重要になってきます。
集中力が足りない(TOEICに慣れていない)
TOEICの時間が足りない方の中には、2時間集中力を維持できず、自分の英語力を発揮できていない方も多いはずです。
アキラ
TOEICは最初にリスニングが約45分間行われます。
リスニングセクションで高い集中力を使った後に、リーディング問題を100問も解かなければいけない(しかも時間を意識して)ため、途中で頭が疲弊しますよね。
その結果、解答スピードも遅くなってしまい、最後まで問題を解くことができなくなります。
「時間いっぱいまで集中する力」を習得しないと、目標スコア達成は難しいです。
「時間が足りない」を解消する対処法
いつも時間内に解き終えることができない方は、上記で挙げた原因のいずれか(もしくは全部)が当てはまっているはず。
原因を理解したら、それを解消すれば問題は解決できます。
あなたにおすすめしたい対処法を以下で紹介していきましょう↓
\\ 対処法 //
- 「TOEICの時間配分」を理解する
- 「すぐに答えが分かる問題」を理解する
- 「分からない問題は飛ばす」勇気を持つ
- 公式問題集で「TOEIC慣れ」する
「TOEICの時間配分」を理解する
まずはTOEICを解く上で理想の時間配分を理解し、習得しましょう。
リスニングに関しては音声に従って解答を進めていくため、自分側から時間配分を変えることは難しいです。
重要なのはリーディングセクションの時間配分。
「75分間」をどのように配分して解答を進めていくか決めるのがとても大切です。
ボクがおすすめする時間配分は以下の通り↓
理想の時間配分 | |
---|---|
Part5 | 10分 |
Part6 | 10分 |
Part7 | 55分 |
合計 | 75分 |
本番では、上記の時間を「必ず守って」リーディング問題を解き進めることが重要です。
「すぐに答えが分かる問題」を理解する
TOEICのリーディング(特にPart5)には、
問題文と選択肢を一瞬見て正答できる問題
があります。
例えば「品詞問題」です。
I have already received —– e-mails.
(A) number
(B) numbers
(C) numerously
(D) numerous
上記の問題の選択肢には似た形の単語が並んでおり、それぞれ品詞(名詞,動詞,形容詞,副詞 etc.)が異なります。
この問題の場合、空欄のすぐあとに「e-mails」という名詞があることから、
e-mails(名詞)を修飾する単語が入る
→名詞を修飾できるのは「形容詞」
→選択肢に形容詞はnumerousしかない
と考えることができ、すぐに(D)が正答だと分かります。
このように、「空欄と前後の単語」を見ただけで解答できる問題のタイプを理解することで、Part5にかかる時間を大幅に節約できます!
「分からない問題は飛ばす」勇気を持つ
Part5・Part6に時間をかけすぎてしまい、Part7でいつも時間が足りなくなる方は
分からない問題を捨てる勇気
を持ちましょう。
リーディングセクションにおいて、Part5・6よりもPart7の方が文章量・問題量ともに多いです。
つまり、たくさん時間をかけるべきは「Part7」と言えます。
アキラ
先程説明したように、Part5とPart6に使う時間はそれぞれ「10分間」が理想です。
10分の間に全問解かなければいけないため、分からない問題に時間を使っている余裕はありません。
- 単語の意味が分からない
- 文章を理解できない
ことが原因でクヨクヨ選択肢を迷っているくらいなら、その分からない問題は捨てて「時間配分を厳守する」ことを意識してください!
公式問題集で「TOEIC慣れ」する
集中力を鍛え、TOEICの試験時間いっぱいまで問題に取り組めるようになるには
TOEICテストに慣れる
ことが大切です。
いきなり「2時間英語の試験に集中して」と言われても難しいのは当然のことです。
2時間も英語に向き合うという状況に頭が慣れていないから。
しかし、TOEICに慣れる練習をコツコツ継続することで、徐々に「2時間英語に向き合う」ことに耐性が生まれてきます。
TOEICテストに対する集中力が持続し、時間配分を意識してスピーディに解答することができれば、「時間が足りない」という問題を解消できます!
【800点超え】試験時間内に全問解くための練習方法
上記でお伝えした対処法を理解しただけでは意味がありません。
それを実際に本番のTOEICで発揮する必要があります。
そこで、TOEICテストで「2時間集中力を維持しながら時間配分を厳守して解答する」ための練習方法をご紹介します。
- 英語の基礎力を身につける
- 公式問題集を繰り返し解きまくる
英語の基礎力を身につける
Part5とPart6をそれぞれ10分間で解けるようになるには、
TOEIC頻出単語と文法の理解
が必要不可欠です。
TOEIC専用単語帳でひたすら暗記
TOEIC専用の単語帳を1冊用意して、毎日の単語学習を継続しましょう。
頻出単語をたくさん覚えれば、Part5・6にかける時間を短縮し、正答数も増やせます。
ボクは「TOEICテストにでる順英単語」という単語帳を使って、単語学習を習慣化していました。
頻出文法を理解して解答スピードアップ
時間が足りない原因を解消する方法として「すぐに答えが分かる問題を理解しよう」と説明しました。
そのためには英文法の知識を構築しなければいけません。
ボクは「頻出文法をまとめた参考書」を使って勉強することをおすすめします。
「TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!」という文法書は、TOEICでよく出題される文法知識に特化した解説が行われています。
この参考書を使って頻出文法を理解し、分からない箇所・もっと詳しい説明が必要な箇所だけ専門的な文法書を使うことで、必要な文法知識を網羅できます。
TOEICの学習サービスを利用する方法もアリ!
もし「書籍で勉強することが苦手」「独学だと勉強が続かない」という場合は、TOEIC学習サービスを利用してみるという選択肢もあります。
おすすめは「スタディサプリTOEIC」の活用です。
出典:https://eigosapuri.jp/toeic/
スタディサプリなら、月額約3000円で「英語の基礎を学べる動画講義」や「演習問題」を利用できます。
特に、関先生による動画講義は「英文法の勉強に苦手意識がある方」の助けとなるサービスでしょう。
7日間の無料体験ができるので、この機会に試してみてください。
スタディサプリTOEICの口コミ・評判まとめ!向いているのはどんな人?公式問題集を繰り返し解きまくる
TOEICの試験時間内に全問解き終える技術を身につけるなら
公式問題集を繰り返し解きまくる対策
が一番です。
公式問題集とは、TOEIC本番の問題を開発するETSが発刊する問題集のこと。
問題の難易度・クオリティが本番とほとんど同じなので、練習にもってこいです!
この公式問題集を何度も繰り返し解きまくりましょう。
その際に大事なのが「時間配分を意識する(=本番の練習をする)」こと。
繰り返し練習すると、徐々にあなたの頭が「理想の時間配分」に慣れてきて、本番でもスピーディに問題を解けるようになります。
さらに、日ごろからTOEICと同じレベルの問題に触れることで、英語への抵抗感が無くなり、2時間集中できるようになります。
アキラ
「TOEIC公式問題集の使い方!やり込み勉強だけで8割超える」という記事を読めば、具体的な手順・内容を詳しく知ることができます。
公式問題集を解きまくる勉強法は本当におすすめなので、ぜひ試してみてください!
英語学習のプロにサポートしてもらう
- 独学で勉強しても一向にスコアが伸びない…
- 目標スコア取得の期限まで時間がない…
就活や転職活動でTOEICスコアをアピールしたい方の中には、上記のような不安を抱えている方も多いはず。
もし独学だけでは限界があると感じた場合は、英語学習のプロにサポートしてもらいましょう。
TOEIC特化のコーチング型スクールを利用すれば、
- あなたに最適な学習カリキュラムの提案
- 科学的根拠に基づいた対策法
- 専属コーチによるアドバイス・フィードバック
などのサポートによって、効率よくスコアを伸ばすことが期待できます。
アキラ
解答スピードを速めてスコアを伸ばそう
今回は「TOEICの時間が足りない」と悩む方向けに、その原因や対処方法を解説しました。
試験時間内に問題を解き終えた経験が無い方は、非常にもったいないことをしています。
もし時間内に完答できれば、これまで取り損ねていた分の点数を獲得して、目標スコアに近づくことができます。
ぜひ当記事の内容を参考に、さらなるスコアアップを目指してください!