TOEICの勉強は将来[keikou]"役に立つ"[/keikou]のでしょうか?解説します!
どうも、TOEIC850点を取得しています、アキラ(@akila_s8)です。
「これからTOEICの勉強を始めよう」と考えている方や、TOEICスコアを伸ばすために日々勉強に励んでいる方の中に、以下のような不安を感じている方はいませんか?↓
TOEICの勉強は将来、自分の役に立つのだろうか?
もしかしたら、TOEICの勉強は自分のためにならないかもしれないと感じて、TOEIC勉強に力を入れることを避けようとしている方もいるかもしれません。
自分の役に立たない勉強に、大切な時間を割きたくないですからね。
そこで今回は、約1年間TOEIC勉強に力を注ぎ、最終TOEICスコアを850点まで伸ばしたボクが、[keikou]「TOEICの勉強は将来役に立つのか?」[/keikou]というあなたの疑問についてお答えしようと思います。
TOEIC勉強が自分のためになるのか気になる方は、ぜひ当エントリーを参考にしてみてください!
目次
【結論】TOEIC勉強が"役に立つ"かは「目指す目標」によって異なる
早速、「TOEICの勉強は役に立つのか」の疑問に対する結論を述べたいと思います。
結論は...
あなたが目指している「目標」によって、役に立つかどうかは変わります!
です。
「TOEICで高い点数を取ることが目標なのでは?」と疑問に感じた方がいるかもしれません。
でも「TOEICで高い点数を取る」ことが"最終目標"となっている方は少ないはずです。
確かに「TOEICで高スコアを取得する」というのは一つの目標ですが、TOEICで目標スコアを取り終えた先に「さらに大きい目標」があるのではないでしょうか?
TOEICで高い点数を取って、
- 就職活動を有利に進める
- 希望の学校に進学する
- 転職を有利に進める
- 昇進する
などのように。
ボクがTOEIC勉強に力を入れた理由は、「大学編入」という大きな目標を達成するためです。
希望大学の編入試験で合格を勝ち取るためには、ハイレベルなTOEICスコアが求められていました。
大学編入を確実に成功させたかったので、「TOEIC800点以上取得する」という目標を立ててTOEIC勉強に集中した経験があります。
その結果、「TOEIC850点」を取得し、さらにその先の「大学編入を成功させる」という目標も達成することができました。
つまり、ボクにとって「約1年間」のTOEIC勉強は、大いに役立つものとなりました。
このように、[keikou]あなたがTOEICで高い点数を取った先にどのような目標を抱えているか[/keikou]で、「TOEIC勉強」が役に立つか・無駄になるかが変わってくるのです。
TOEIC勉強が"役に立つ"のはこんな人
上記で説明した内容からおおよそ想像がつくと思いますが、TOEIC勉強が「役に立つ」のは以下のような人たちです↓
- 「就職活動を有利に進める」ためにTOEICのハイスコアを目指している人
- 「希望の学校に進学する」ためにTOEICのハイスコアを目指している人
- 「転職を有利に進める」ためにTOEICのハイスコアを目指している人
- 「昇進する」ためにTOEICのハイスコアを目指している人 etc.
TOEICで高い点数を取得することが、さらに大きな目標の「手段」につながっている人にとっては、TOEIC勉強が大いに役立つので、全集中力を注ぐべきです。
→"効率"よくTOEICスコアを伸ばす勉強法を解説!【コツはリスニング】
「大きな目標」が達成出来なかったら?
ちなみに、以下のような疑問を感じた方はいませんか?↓
TOEICの勉強に自分の大切な時間をかけることで「TOEICの目標スコア」は達成できても、その先の「就職活動を成功させる」という目標に失敗してしまったら、TOEICの勉強は無駄になってしまうのではと不安に感じる方がいるかもしれません。
ボクの答えは"No"です。
一度取得した「TOEICスコア」には"有効期限が無い"ので、一生あなたの取得資格となり続けます。
[aside type="warning"]TOEICの「公式認定証」の再発行は「試験日から2年以内」となっているので注意が必要です。[/aside]そのため、「違う目標を達成する」ために"再利用"出来る可能性もあります。
例えば、就職活動のためにTOEICの勉強に力を入れていたけれど、第一希望の企業に就職できなかったとします。
この場合でも、あなたのTOEICスコアは残り続けるので、「転職活動」の時に活かせる可能性があります。
加えて、「TOEICでハイスコアを取得できた」「自分が立てた目標スコアを達成できた」という"成功体験"は、確実にあなたに「自信」をもたらします。
TOEIC勉強は、「他の目標達成に向けても積極的に行動できる"自身"を身につけてくれる」というメリットをあなたにもたらしてくれます。
「TOEIC勉強」を無駄にしたくないなら「短期間」を意識しよう!
「TOEIC勉強が役に立つ人」として挙げたタイプの人たちが"注意すべきこと"があるので説明しておきます。
それは「TOEICの勉強期間」です。
[keikou]「TOEIC勉強はなるべく"短期間"で終わらせるべき」[/keikou]とボクは考えています。例えば、ボクは「大学編入」を成功させるためにTOEIC勉強に力を入れていたのですが、大学編入合格のために必要なのは「高いTOEICスコア」だけではありませんでした。
TOEICの他に、(ボクの場合)「経済学や経営学の勉強・小論文の対策・面接試験対策」なども必要でした。
つまり、TOEICの勉強に長い時間を費やしていたら、その分「他のやるべきこと」に割ける時間が減ってしまい、結果的に「大学編入失敗」という結果になっていた可能性もあります。
このように、TOEICの勉強に対して「余計な時間」を費やしていると、目標スコアを取得した先にある「大きな目標」の達成に失敗してしまうリスクがあること認識しておくことが大切です。
「出来るだけ自分がTOEIC勉強に費やした時間を無駄にしない」ためにも、[keikou]"短期間"で目標スコアを達成する[/keikou]ことを意識しましょう!
ちなみに、ボクが考える"短期間"とは「3か月~半年」です。
「3か月~半年」で目標スコアを達成できたら、最高ですね。
短期間で目標のTOEICスコアを達成したい方は、以下のエントリーを参考にしてみてください↓
TOEIC勉強が"役に立たない"可能性があるのはこんな人
続いて、TOEIC勉強が「役に立たない」可能性がある人のタイプについて解説します。
以下のような方は、TOEIC勉強が「役に立たない」可能性があります↓
英会話能力を伸ばしたい・英語を話せるようになりたい人
「TOEICのハイスコア」と「英会話能力」はつながらない!
「英会話能力を伸ばすため」「ネイティブと英語で会話できるようになる」ことを目的にTOEICを勉強しようと考えている人は、結果的にTOEIC勉強が「役に立たない」可能性が高いです。
「TOEIC勉強で"英会話"は上達する?850点取得者が解説!【両者は別物】」というエントリーでも詳しく解説しているのですが、TOEICの勉強をしても、英会話は上達しません!
TOEICで高い点数を取得できているからといって、英語をスムーズに話せるかというと、そうではありません。
ボク自身、TOEIC850点を取得していますが、英語をスムーズに話すことはできません。
英会話を"それなりに聞き取る"ことがやっとです。
「TOEICのハイスコア」と「英会話能力」はあまり結びついていないんですね。
[aside type="normal"]ちなみに、もともと「英会話能力」がある人が、TOEICで高い点数を取ることは可能です。
✖「TOEICで高い点数を取っている」=「英会話ができる」
〇「英会話ができる」=「TOEICで高い点数を取れる」
↑この認識が正しいです。
[/aside]そのため、「TOEICでハイスコアを取得すれば、英会話ができるようになる!」という"思い込み"を信じ切ってしまうと、後々"後悔"してしまう可能性が非常に高いです。
「英会話能力」が欲しいならもっと効果的な勉強法があります!
「英会話能力を高めたい」なら、TOEICの勉強よりも「効果的な勉強・対策」があります。
それに力を入れるべきです。
ボクは実際に英会話ができるわけではないので偉そうなことは言えませんが、英会話能力を伸ばしたいなら[keikou]「積極的に英語を話す環境」に飛び込む[/keikou]のが一番効果的だと思っています。
そのため、「オンライン英会話」を利用したり、思い切って「語学留学」するなどの行動を起こすことを強くおススメします。
TOEIC勉強が"役に立たない"ことを「言い訳」にするな!
当エントリーをご覧になっている方の中には、「TOEIC勉強が自分の将来に"役立たない"ことかも」と疑っている方が一定数いるはずです。
そのように感じている方に言っておきたいことが一つあって、それが
「TOEIC勉強が役に立たない」ことを言い訳にするな!
ということです。
本心は「TOEICの勉強が面倒くさい・サボりたい」だけなのに、[keikou]勉強をサボる罪悪感を消すため[/keikou]に「TOEICの勉強は自分の役に立たないだろうから、勉強しても意味無い」と自分に言い聞かせている方は注意ですよ。
それは、自分がTOEIC勉強をサボることを「正当化」しているだけではありませんか?
上記で説明したように、「英会話能力を伸ばすためにTOEIC勉強をしよう」という"勘違い"をしていた方は、今日からきっぱりTOEIC勉強を止めてしまっても構いません。
しかし、本来は「就職・進学・昇進」などのためにTOEICのハイスコアが必要なのに、「TOEIC勉強が自分の将来に"役立たない"」と言い訳をして勉強をサボっている方は、後々大きな後悔をする可能性があります。
「TOEIC勉強が役に立たない」ことを"自己正当化のための言い訳"に使うのはやめましょうね。
「なぜ自分はTOEIC勉強をしなければけないのか」を今一度振り返り、将来の自分にとって役立つことだと分かったら、目標達成に向けて「しっかり勉強」してください!
「TOEIC勉強は"役に立つ"のか」まとめ
今回は、「TOEIC勉強は役に立つのか」というテーマで解説を進めてきました。
あなたがTOEIC勉強をした先に「どんな目標を掲げているか」で、TOEICの勉強が役に立つかどうかが変わってきます。
- 「就職活動を有利に進める」ためにTOEICのハイスコアを目指している人
- 「希望の学校に進学する」ためにTOEICのハイスコアを目指している人
- 「転職を有利に進める」ためにTOEICのハイスコアを目指している人
- 「昇進する」ためにTOEICのハイスコアを目指している人 etc.
- 英会話能力を伸ばしたい・英語を話せるようになりたい人
「自分にとって、TOEICの勉強は役に立つものなのかな?」と疑問・不安に感じている方は、ぜひ当エントリーを参考にしてみてください!