「TOEIC試験日は分かっていたはずなのに、勉強を先延ばしにしていて、気がついたら残り1週間しかない。」
「スコアアップに向けて、これから自分にできることはあるのだろうか?」
今回は、TOEIC試験が直前に迫っていて焦りを感じている皆さんのために、【TOEIC直前にあなたがやるべきこと】を解説します。
ちなみにボクは「TOEIC850点」を取得しています↓
当記事の内容は、きっとあなたのお役に立てるはずです。
- TOEIC試験まで残り少なくて焦っている
- TOEIC直前の悪あがきをしたい
- TOEIC直前でも点数を伸ばせるか知りたい
といった方は、ぜひ当記事を最後までご覧ください。
ちなみに、TOEICテスト直前にあなたがやるべき対策は以下の通りです。
- 単語対策は特にやることなし
- 文法は「TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!」を網羅
- リスニング対策は公式問題集をシャドーイング(1.5倍速)
- 公式問題集を解いて実践練習
もし試験まで残り1週間しかなかった場合、ボクはこの勉強を頑張りますね。
記事内で具体的内容を紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
TOEIC直前(1週間前)からスコアは伸ばせる?
そもそもTOEIC試験の直前になってから勉強に取り組んだところで、TOEICスコアは変化するの?
アキラ
TOEIC直前になってから、「どうして今まで勉強してこなかったんだ」と後悔していても仕方ありません。
後悔したところで、あなたのスコアが上がるわけではありませんからね。
「勉強すべきだ!」と気づいたその瞬間から、TOEIC対策をスタートさせましょう!
誤った勉強を避け、「高い効果が期待できる勉強」にたくさんの時間を使えば、試験直前でもスコアUPは目指せます。
TOEIC直前でもスコアは伸ばせる
ちなみに、「直前」とは試験まで何日くらいのことを指していますか?
何日あったらTOEICの点数UPが期待できますか?
当エントリーにおける「直前」の定義は、
TOEIC本番の「1週間前」
です。
つまり、試験本番まで1週間(7日間)残されていれば、何とかスコアアップが期待できるということ。
もし当記事をご覧になっているあなたにあと1週間以上残されているなら、まだまだチャンスはあります!
一方、1週間も残っていない場合は…かなり厳しいですね。
今回の反省を活かし、毎日コツコツ勉強する戦略に変えるべきです!
TOEIC直前の勉強で「100点」伸ばせる
今回紹介する「直前勉強法」を実践していただければ、
(上手くいけば)50点UP
は期待できる「かも」しれません。
状況なども好転し、運が良くなれば「100点UP」もあり得るかも。
必ず前回のスコアよりも上がる保証はありません。
すでにある程度高い点数(700点以上)を取得している人にとっては、直前勉強で伸ばせるスコアに限界があります。
ただ、あなたの前回スコアが「500点以下」だった場合、上手くいけばグンッと点数が伸びる可能性はあります。
アキラ
あくまでも可能性の話。
必ずスコアが伸びる保証は無いです。
絶対にスコアアップしたいのであれば、試験の数か月前から、余裕をもって勉強に取り組むべきですよ!
せっかくならTOEIC直前に悪あがきすべき
TOEIC本番まで時間が残されていないからといって、勉強をせずにTOEICに挑むのはやめましょう!
まだまだスコアを伸ばせる可能性があるのに、その可能性を自ら捨ててしまうのは非常にもったいないことです。
試験まで「1週間(またはそれ以上)残されている」なら、ぜひこの後紹介する勉強法を本気で実践してみてください。
TOEIC直前は「優先すべきこと」の理解が重要
TOEIC本番まで時間が残されていない場合、「やるべきこと」と「やるべきでないこと」を明確にしておく必要があります。
ただでさえ時間が少ないのに、その貴重な時間を「無駄な勉強」や「効果の薄い勉強法」に使っている暇はありませんからね。
では「やるべきこと」と「やるべきでないこと」はそれぞれ何か?
TOEIC直前に優先すべきこと
TOEIC試験まで残り1週間くらいになったら、
TOEICテストに少しでも頭を「慣れさせる」こと
を最優先にすべきです。
それ以外のことは、基本的に考える必要はありません。
というか、考える時間はありません。
頭をTOEICに慣れさせるってどういうこと?
TOEICという試験は、「独特な特徴」を持っています。
- 試験時間が「2時間」もある
- 「問題数が多い(200問)」ため、試験時間内に全問解答することが難しい
- リスニング中に、問題とは無関係の「説明音声(Direction)が流れる」
- 問題冊子に「書き込み」をすることができない
- リスニングは試験会場のスピーカーで音声が流される
- 周囲に「他の受験生がたくさんいる」
上記の特徴が影響して、本来取れたはずの点数を落としてしまうケースが多々あります。
過去に一度でもTOEICを受験したことがある方なら、心当たりあるのではないでしょうか?
- 試験時間内に最後まで解けなかった
- Part7(長文読解)から解き始めたら時間が足りなくなって、本来解けるはずのPart5をほとんど落としてしまった
- リスニングの途中で隣の人に気を取られ、何問も聞き逃した
- 2時間集中力を保つことができなかった etc.
「本来取れたはずの点数を取りこぼす問題」を引き起こす「最大の原因」は、
TOEICテストに慣れていない
からです。
2時間集中して取り組まないと全問解ききれない、だけど集中力が続かない。
時間配分が上手く出来なくて、正答できるはずの問題を解けない。
これらはすべて、TOEICという独特な特徴を持つ試験に慣れていないからなんですよね。
つまり!
【TOEICテストに慣れる】ことができれば取りこぼす問題が減るので、結果的にスコアを伸ばすことができます。
次の章で解説する具体的勉強法を実践してもらえれば、自分の頭をTOEICに慣れさせることは十分可能です!
アキラ
それなら、【TOEICテストに慣れる】ことを最優先に行動しよう!
優先すべきでないこと(諦めること)
反対に、TOEIC直前に「優先すべきでないこと」もあります。
それは
英語力を伸ばそうとすること
です。
英語力とは…
- 単語をたくさん知っている
- 英文法の知識が完璧
- ネイティブとも問題なく会話ができる etc.
つまり、
- 単語をたくさん覚えようとする
- 英文法を一からマスターしようとする
- 長文読解のスキルを身につけようとする
- 英会話能力を向上させようとする
TOEIC本番まで時間が無いのであれば、上記のような行為・勉強は避けるべきです。
え、どうして?
英語力を伸ばせば、TOEICスコアは伸びるでしょ?
確かに、単語をたくさん覚えたり英文法の知識を完璧にしたりすれば、確実にTOEICの点数を伸ばすことができます。
ただし!
TOEIC本番直前にやるべきことではありません。
そもそも、「英語力」はたった1週間程度の勉強で身につくはずがありません。
毎日コツコツ勉強を積み重ねることで、徐々に手に入る能力なのです。
英語力を身につけた上でTOEICに挑戦したいなら、もっと早くから勉強をスタートすべきですよ。
アキラ
TOEIC直前におすすめの対策4つを紹介
それではここから、具体的にどのような勉強を行うべきか解説していきます。
まずは、「TOEIC直前にやるべきこと」がこちら↓
TOEIC直前の勉強:単語編
TOEICまであと1週間程度しか残されていないなら、単語の暗記は諦めよう!
TOEIC本番まで時間が残されていないのに、そこから「単語をたくさん暗記しよう」とするのはナンセンス。
たった数日でたくさんの単語を暗記することは難しいからです。
もちろん、TOEICで高い点数を取るためには、単語の暗記は欠かせません。
単語を知らないと解けない問題もあるからです。
ただ、直前に行う勉強としては非効率です。
1週間で十分な数の単語を覚えられるか微妙ですし、それがどのくらい点数UPにつながるかも怪しいところ。
「TOEICテストに慣れる」という優先事項にも当てはまりません。
本番まで時間が残されていないのであれば、非効率な勉強は省いて「違う勉強」に力を注いだ方が良いです!
TOEIC直前の勉強:文法編
「TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!」を活用しよう!
TOEIC直前に、英文法を一から勉強するのはやめましょう。
それはさすがに非効率的です。
ただ、英文法の中でも「最低限覚えておくべき知識」がいくつか存在します。
「最低限覚えておくべき知識」が身についているかどうかで、リーディングスコアは大きく変わります。
「最低限覚えておくべき知識」って何?
それを教えてくれるのが「TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!」というTOEIC対策の参考書です↓
この参考書は、Part5・6で必要な英文法の知識を「テスト直前の5日間」でマスターできるように作成されています。
まさに直前対策にもってこいの参考書です。
TOEIC直前の勉強:リスニング編
TOEIC直前は、TOEICテストのリスニング音声に耳を慣れさせることを意識しましょう。
おすすめは
「公式問題集」のリスニング音声をシャドーイング(1.5倍速)
です。
公式問題集とは、本番のTOEICテストを運営するETSという機関が制作した問題集のこと。
公式問題集には本番と同じクオリティのテストが2回分収録されている。
本番と同じ「公式スピーカー」によって録音されたリスニング音声をスマホにダウンロードできるので、いつでもどこでも本番さながらの英語音声を聞くことができる。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 音声CD2枚付 8
TOEIC直前の1週間は、公式問題集のリスニング音声を1.5倍速で「シャドーイング」してください。
これを毎日30分~1時間くらいやりましょう。
本番と同クオリティの音声を1.5倍でシャドーイングすると、あなたの耳は少しづつTOEICテストの音声に慣れていきます。
本番では、「いつもよりゆっくりに聞こえる!」という感覚になれます。
アキラ
- そもそもシャドーイングって何?
- 公式問題集のリスニング音声をシャドーイングする手順を詳しく知りたい!
という方は、「これだけで8割超える!TOEICのリスニングを伸ばす対策法」をご覧ください。
「TOEIC慣れ」するためのTOEIC直前勉強法
「TOEICテストに慣れる」ために…
公式問題集を本番通りに解こう!
最後に紹介する勉強法が、「TOEIC慣れ」をするために必要なものです。
先述している通り、TOEIC本番まで時間が無いのであればTOEICテストに頭を慣れさせることが最優先事項。
それを可能にする方法はただ一つで、【公式問題集を本番通りに解く】ことだけです!
公式問題集には2回分のテストが収録されています。
そのうち1回分を、本番と同じように「2時間」の制限時間で解く練習をしてください。
2時間経ったら、たとえ解き終わらなくても終了です。
答え合わせをして何を間違えたのか確認してください。
あとはこれを繰り返すだけです。
具体的な内容は「TOEIC公式問題集の使い方!やり込み勉強だけで8割超える」で解説しています。
この勉強法を実践する際に以下のことに意識を向けることで、より高い効果が期待できるので試してみてください↓
- 【時間配分】
→毎回、各Partに何分使うかを決めてから解き始める
→時間内に解き終えることができなかったら、原因を探し、改善する - 【リスニングの解答テクニック】
→文章が流れる前に、該当問題の先読みを実践してみる - 【リーディングの解答テクニック】
→瞬時に答えが分かる問題を見極める
特に「時間配分」はものすごく大切です。
公式問題集を解く時は毎回、「どんな時間配分で解答を進めれば良いか?」を考えるようにしてください!
ちなみにこの勉強法は、可能であれば試験日まで毎日やってください。
1度の勉強で「2時間」も使わないといけないので、会社員の方などは大変かもしれません。
でも、これを1週間程度続ければ、短期間でもスコアUPが期待できます。
もし公式問題集を解くまとまった時間を確保できないなら、TOEIC学習アプリ「Santaアルク」もおすすめです。
Santaアルクでは本番を想定した模擬試験に挑戦できます。
短い時間でも有益なTOEIC練習ができるので、少ない時間を有効活用したい方はぜひダウンロードしてみてください!
TOEICテスト直前の「おすすめ勉強スケジュール」
アキラ
平日は仕事がある社会人を仮定した勉強スケジュールがコチラ↓
《朝の通勤時間》
公式問題集のリスニング音声を1.5倍速でシャドーイングする!
《昼休み・その他の空いたスキマ時間》
「TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!」の”Day1~Day5″を、順番に1日ずつ読み進めていく
《帰宅時間》
公式問題集のリスニング音声を1.5倍速でシャドーイングする!
《帰宅後の2時間》
公式問題集のテスト1回分を本番通りに解く
※これを1週間毎日繰り返す!
帰宅後2時間を確保して公式問題集に取り組むのは、非常にハードかもしれません。
でも、1週間に辛抱です。
ここで頑張るかどうかで、あなたのTOEICスコアは大きく変わってきますよ!
直前でもあきらめなければTOEICスコアは伸びる!
今回は、「TOEIC試験の直前になってから、スコアを伸ばすためにやるべきこと」について具体的に解説してきました。
TOEIC本番まで時間が無いけど、何とか点数を伸ばしたいとお考えの方は、ぜひ当記事を参考にしてみて下さい。
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