- TOEICには腕試しができる「摸試」があるの?
- TOEICでおすすめの模試って何?
- TOEIC模試はどうやって活用すればいいの?
当記事では、おすすめのTOEIC模試について徹底解説していきます。
この記事を最後までお読みいただければ、「スコアアップに役立つTOEIC模試」や「TOEIC模擬テストの活用方法」についてしっかり理解できます。
当記事執筆者は、TOEIC模試を有効活用することで850点を取得できました↓
今回紹介する模試は、受講形式の違い(書籍・サイト・アプリ)はもちろん、無料・有料どちらもそろっているので、自分にあったTOEIC模試を見つけることができるでしょう!
- TOEICの模試で腕試ししてみたい!
- いろんなTOEIC模試に挑戦したい!
- TOEIC模試でスコアを伸ばしたい!
と考えている方はぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、「今すぐ自分のTOEIC推定スコアを知りたい」「スキマ時間で無料の模擬テストを受けたい」という方におすすめなのがTOEIC学習アプリのSantaです。
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当記事で使われる”TOEIC”は、「TOEIC® Listening & Reading Test」のことを指しています。
その他のTOEIC Programテストは該当しませんので、予めご了承ください。
目次
TOEIC模試はどうやって選べば良い?
最初に、自分に適したTOEIC模試を探すための選び方を説明しておきます。
以下のポイントを意識してみると良いでしょう。
- 難易度は適切か?
- 有料なのか?無料でできるのか?
- 模試の時間はどのくらいかかるのか?
- 復習しやすいか?
- 新形式問題に対応しているか?
難易度は適切か?
「TOEIC模試の難易度は適切か」はとても重要です。
適切ってどういうこと?
難しい方が良いの?それとも簡単な方が良い?
結論を言うと
「本番のTOEICに近い難易度」が適切
です!
なぜなら、本番のTOEICとはクオリティが異なる模試に挑戦しても「良い練習にならないから」。
難易度がかけ離れた模試は
- 予測スコアが参考にならない
- 得意分野・苦手分野を特定しにくい
- そもそも本番を想定した練習にならない
といったデメリットがあります。
自分が挑戦する模試を選ぶ際は、「本番のTOEICとクオリティが近いかどうか」を確かめることが大切です。
有料なのか?無料でできるのか?
TOEIC模試を選ぶ際には費用が発生するのかをチェックしておきましょう。
基本的に有料の模試が多いですが、まれに無料で腕試しができるものもあります。
当然ですが、有料の模試の方が質が高く、TOEIC本番への練習にもなりやすいです。
ただ、無料の模試の中にも「理由があって無料で受験できる」ものも存在するので、費用をかけずに模試に挑戦したい方は試してみると良いかもしれません。
模試の時間はどのくらいかかるのか?
「どのくらいの時間がかかる模試なのか」を事前に確かめておくことはとても大切です。
- 空いたスキマ時間に模試を解こうと思ったら2時間必要だった
- 気軽に腕試ししようと思ったらかなり時間がかかる模試だった
となる前に、今自分が使える時間で解き終えるのかチェックしておいてください。
復習しやすいか?
TOEIC模試を選ぶ際は、「復習しやすいか」どうかも重要です。
記事後半で詳しく解説しますが、TOEICでスコアを伸ばすためには「摸試を何度も繰り返し解く」ことがとても大切な対策になります。
そのため、「解説がしっかりしていて何度も繰り返し使える模試」の方がスコアアップに役立つと言えます。
新形式問題に対応しているか?
あなたが利用しようとしているTOEIC模試が「新形式問題に対応しているか?」に注意してください。
2016年5月からTOEICは「新形式」に移行したため、それまでのテスト形式(2016年5月開催より前)と少し異なる点があります。
そのため、2016年より前に作られたTOEIC模試の場合「新形式問題に対応していない可能性」があります。
ただし、古い書籍やサイトを使わない限りはそこまで心配する必要が無いと思います。
アキラ
全員におすすめしたい「最強のTOEIC模試」はこれ!
TOEIC模試について調べてみると、書籍・アプリ・オンラインサイトなど、様々な種類のTOEIC模試があることが分かります。
その中でも、TOEIC受験者が絶対にやっておくべき模試があるので、この章で紹介します。
それが「TOEIC 公式問題集」です!
「公式問題集」は本番に最も近いTOEIC模試
「TOEIC 公式問題集」とは、TOEIC Programを開発しているETSという機関によって作られた問題集のことです。
つまり、
本番のTOEICを作っている団体が作成している
→本番のTOEICに限りなく近い問題集
と考えることができます。
先程も説明したように、模試の効果を最大限に発揮するためには「できるだけ本番と難易度が近いTOEIC模試」を選ぶべきです。
「本番と難易度がほとんど同じ」という点に関して、公式問題集の右に出る模試は無いでしょう。
>> TOEIC公式問題集の難易度や違いは?どれがおすすめか紹介!
「公式問題集」はシリーズが豊富
公式問題集はシリーズ形式で、2022年10月に最新版が発売され、現在「合計9冊」あります。
1冊の価格は「3,300円(税込)」です。
1冊に「テスト2回分」の問題が収録されており、それぞれ「リスニング音声」や「解説」「予測スコア換算表」が付属しています。
例えば、最新シリーズから3冊(Vol.8,7,6)購入すれば、合計6回の模試に挑戦することができます。
アキラ
公式問題集だけで800点以上目指せる!
当記事を執筆しているアキラは公式問題集を使いまくった結果、TOEICを850点まで伸ばすことができました。
公式問題集を使いまくる勉強法に変えて、私は半年で350点UPに成功しました!
何としてでもスコアを伸ばしたいなら、公式問題集は必ず持っておくべきです。
アキラ
有料のTOEIC模試を紹介【書籍+オンライン】
お金はかかってしまうけど質の高いTOEIC模試を7個紹介します。
- TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問+ 究極のゼミシリーズ
- TOEIC® L&Rテスト精選模試 シリーズ
- TOEIC L&Rテスト 目標スコア奪取の模試
- ミニ模試 トリプル10 TOEIC® L&Rテスト
- E-Test
- CASEC
- 【アスク出版】TOEICオンライン模試
書籍で挑戦できるTOEIC模試
最近は、TOEICの腕試しができる書籍(問題集)が増えています。
その中でもおすすめの物を紹介します。
TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問+ 究極のゼミシリーズ
TOEIC研究の第一人者であるヒロ前田さんが作ったTOEIC模試です。
本番にそっくりな模試3回分+復習用模試1回分が掲載されており、何回も繰り返し練習したい方にもってこいの一冊となっています。
- 模試3回分(計600問)の解説動画付き!
- 自動採点サイト(アルクテストセンター)が利用可能!
- 正確な予測スコアを算出!弱点把握に役立つ!
TOEIC® L&Rテスト精選模試 シリーズ
TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング 音声無料DL 3
TOEIC L&Rテスト精選模試リスニング 音声無料DL 3
「TOEIC L&Rテスト精選模試シリーズ」なら、本番を想定したあらゆるタイプの問題に挑戦できます。
頻出語彙リストや模試5回分の音声など、無料特典も充実しているシリーズです。
- 最新傾向・受験者の弱点を知り尽くした講師陣が制作!
- 1問1問丁寧な解説が魅力!
- TOEIC自動採点・分析アプリ「abceed analytics」に対応!
TOEIC L&Rテスト 目標スコア奪取の模試
TOEIC対策講師である濱崎潤之輔さんが著した模試です。
ただ問題を解くだけでなく、「TOEICの解き方」や「スコアアップの技術」を学びたい方にとって非常に役立つ1冊と言えます!
- 通常の模試に加えて、先生の「コメント付き模試」がある!
- 復習プログラムが充実している!
- どうやってTOEICスコアを伸ばせるのかも学べる!
ミニ模試 トリプル10 TOEIC® L&Rテスト
「TOEIC模試を解くまとまった時間が無い…」という方におすすめの書籍がこちら。
1回20分程度で全パートの問題を解くことができる「TOEIC摸試の簡易版」で、計10回分の模試が収録されています。
- 1回20分程度のミニ模試×10回分!
- 有名な英語講師「森田鉄也」先生著!
- 時間をかけずに腕試しができる!
オンラインで挑戦できるTOEIC模試(有料)
続いて、オンライン上で挑戦できるTOEIC模試(有料)を紹介します。
E-Test
出典:E-test
E-testというサイトを利用すれば、オンライン上でTOEIC模試に挑戦することができます。
PC・スマホ・タブレットからいつでも受験可能で、30分の試験後すぐにスコアが分かります。
E-testで模試を受けるには「2,000円(税込)/月」かかりますが、会員登録期間は何度でも受験可能。
「どんな感じなの?」と気になる方は、登録なしでトライアルを受けることも可能です!
CASEC
出典:CASEC
CASECは、「株式会社 教育測定研究所」が開発・運営している英語コミュニケーション能力判定テストのことです。
オンライン上で英語テストを受験し、自分のTOEIC推定スコアをチェックすることができます。
一度の受験に「3,667円(税込)」かかります。
ちなみにCASECはあくまでも英語能力を判定するテストであるため、「TOEIC本番とは異なる形式でテストが進む」という点に注意が必要です。
- 自分の今の英語力をチェックしたい!
- 今自分がTOEICを受けたら何点取れるのか知りたい!
という方は、利用してみる価値はあるでしょう。
英語コミュニケーション能力判定テスト
「CASEC(キャセック)」
【アスク出版】TOEICオンライン模試
出典:TOEICオンライン模試
「TOEICオンライン模試」は、TOEIC対策参考書でおなじみのアスク出版が運営しています。
まず「実力測定フル模試」を1回分受験して、現在の実力をチェックします。
その後、本番試験を意識した「パート別ドリル」でTOEIC学習することが可能です。
パート別ドリルでスコアが伸びたかどうかは、「効果測定フル模試(1回分)」でチェックすることができます。
ちなみに、受講期間の間は模試・ドリルともに何度でも挑戦可能。
苦手部分の指摘やアドバイスももらえます!
価格 | |
---|---|
3ヶ月コース | 6ヶ月コース |
3,960円 | 6,380円 |
2週間の無料体験版あり! |
無料のTOEIC模試を紹介【オンライン+アプリ】
ここまでは「有料」のTOEIC模試を紹介してきました。
ただ、多くの方が
TOEIC模試にお金を払うことに少し抵抗があるな…。
無料で受験できるTOEIC模試は無いの?
と感じているのではないでしょうか。
アキラ
以下で、無料のTOEIC模試を3つ紹介します!
- e-salad(サイト)
- Santaアルク(アプリ)
- abceed(アプリ)
オンラインで挑戦できる無料TOEIC模試
e-saladというサイト上で「TOEIC実力診断ミニテスト」を受験できます。
出典:e-salad
e-saladのミニテストなら、30分間の模試を受けるだけで推定スコアをチェックできます。
パソコンやスマホなどを使ってオンライン上で受験できるので、気軽に模試を受けたい方におすすめです。
そして!
通常「月額費用(550円~)」がかかりますが、2回までなら「無料」で受験できます。
アプリで挑戦できる無料TOEIC模試
TOEIC学習アプリの中に「無料で実力診断できる」ものがあるので紹介します。
Santaアルク(旧SANTA TOEIC)
Santaアルク
Riiid, Inc.無料posted withアプリーチ
「Santa(旧SANTA TOEIC)」というTOEIC学習アプリには、たった5分のテストで推定スコアを算出してくれる機能があります。
Santaには高精度なAIが搭載されており、推定スコアの精度はおよそ95%と言われているので「実力診断」したい方にもってこいのアプリです!
全機能フル活用したい場合は有料会員にならないといけませんが、実力診断テストは「無料会員のまま」受けることができます。
アキラ
Santaの詳しい解説・口コミなどは「TOEICアプリ「Santa」の口コミ・評判は?効果的な使い方も紹介」をご覧ください。
abceed
TOEIC®対策ならabceed(エービーシード)
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「abceed」というTOEIC学習アプリでも、短時間のTOEIC模試(レベル診断テスト)を受けることができます。
こちらもAIが搭載されたアプリなので、高精度なスコア診断が可能となっています。
また、abceedではWeb上でも無料でレベル診断テストを受けることができるようになったので、アプリをダウンロードするのが面倒くさい方は試してみると良いかもしれません↓
参考 無料レベル診断テスト-PC版abceedTOEIC模試を繰り返したくさん解くべき理由
ここまで、おすすめのTOEIC模試を紹介してきました。
この記事をご覧になっている方に強くお伝えしておきたいのが「実力チェックするだけでTOEIC模試を終わらせるのはもったいない」ということ。
本気でTOEICスコアを伸ばしたいなら、
TOEIC模試を繰り返し何度も解くべき
です!
その理由は、模試を何度も解くことで「TOEICテストに慣れるから」。
TOEICは独特な特徴を持つ試験で、慣れないと高得点を取ることが難しいです。
- 試験時間が2時間ある
→集中力が途中で切れる - 問題が200問ある
→試験時間内に解き終えることができない - リスニングのボリュームが多い
→聞き逃す問題が増える
だからこそ、本番に近い模試を繰り返し解いて「自分の頭をTOEICテストに順応させる」必要があるのです。
確実にスコアアップできるTOEIC模試の活用方法
ただ何となく繰り返せば良いの?
本当に模試を繰り返し解くだけでスコアが伸びるの?
疑問に感じる気持ちは分かります。
ボク自身、「TOEIC模試を繰り返し解くのが良いよ」と言われたときは、
アキラ
と疑っていました。
しかし実際に試してみた結果、
だんだんTOEICテストに慣れてくる・抵抗がなくなる
↓
TOEICの解き方・コツが分かってくる
↓
テスト本番で全問解き終えるようになる
スコアの取りこぼしが減る
↓
TOEIC850点取得
という流れで、目標スコアを達成できました。
ちなみにボクがやったことは
TOEIC模試(公式問題集)を繰り返し何度も解く対策
です。
筆者自身が実践した「公式問題集の活用方法」については、別の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください↓
アキラ
まとめ
今回はおすすめのTOEIC模試をテーマに解説してきました。
最後にもう一度、今回紹介したおすすめのTOEIC模試をまとめておきます↓
- TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問+ 究極のゼミシリーズ
- TOEIC® L&Rテスト精選模試 シリーズ
- TOEIC L&Rテスト 目標スコア奪取の模試
- ミニ模試 トリプル10 TOEIC® L&Rテスト
- E-Test
- CASEC
- 【アスク出版】TOEICオンライン模試
- e-salad
- Santa
- abceed
「今の推定スコアをチェックしたい!」「苦手分野を把握したい!」「TOEIC対策に活用したい!」という方は、ぜひ試してみてください。
TOEIC800点のすごさとは?必要な英語レベルと勉強法も解説