- 大学生のTOEIC平均点数はどのくらい?
- 大学生はTOEICで何点目指せばいい?
当記事をご覧になることで、上記の疑問を解消できます。
さらに記事後半では、大学生が目標スコアを達成するためにやるべき対策方法もご紹介しています。
アキラ
これからTOEIC勉強に力を入れようと考えている大学生は、ぜひ当記事の内容を参考にしてみてください。
当記事では「TOEIC Listening & Reading」のことをTOEICと表記しています。
目次
【データで確認】大学生のTOEIC平均点は「615点」
早速、大学生のTOEIC平均点を確認してみましょう。
TOEICプログラムを運営するIIBCが「TOEICのデータ」を公開しています。
出典:TOEIC Listening & Reading Test 公式データ・資料
上画像は2020年度に実施されたTOEIC公開テストの平均スコアです。
学生(大学生以外も含む)の平均スコアは「607点」となっています。
次に大学生に限定したデータも見てみましょう。
出典:TOEIC Listening & Reading Test 公式データ・資料
学校別に分けたデータを見ると、大学生のTOEIC公開テスト平均点は「616点」となっています。
TOEICスコアは5点刻みなので、
615点を超えたら大学生の平均を越える
と判断できますね!
学年別の平均スコアも見てみましょう。
学年別に見ると、大学2~4年生は「だいたい600点台前半が平均スコア」であることが分かります。
- 大学生のTOEIC平均スコアは「616点」
- 学生全体で見ると「600点」が平均
大学生がTOEICで目指すべきスコアを解説
大学生のTOEIC平均点は分かった。
では、自分は何点目指せばいいの?
大学生が目標にすべきTOEICスコアについて解説していきます。
最低でも「600点以上」を目指すべき
大学生がTOEIC勉強に取り組むなら
最低でも「600点以上」
を目指してください。
アキラ
理由は、TOEIC600点から履歴書に記入できるからです。
大学生の中には、就職活動のアピールポイントを増やすことを目的にTOEICに取り組んでいる方が多いはず。
履歴書にTOEICスコアを記入できるスコアは600点からが目安です。
資格欄にTOEICスコアを記載し、面接などでもアピールするには最低でも600点は超えておきましょう。
ちなみに、TOEIC600点がどのくらいのレベルなのか知りたい方は「TOEIC600点のレベルは?必要な勉強時間や対策法を解説」をご覧ください。
就活で優秀と判断されたいなら「700点以上」
就活で高い評価を受けるなら何点?
履歴書に記入するだけでなく、他の就活生に差をつけて高い評価を受けたいという方は
700点以上の取得
を目標にすべきです。
以下の画像をご覧ください。
出典:新入社員 TOEIC L&R 最新データ 2019年度
上画像は、2019年度に新入社員となった人のTOEICスコア分布です。
これを見ると、新入社員のうち700点以上取得していた人は「わずか15%」しかいないことが分かります。
つまり、700点以上取得しておけば「(英語スキルの面で)希少価値の高い就活生」としてアピールできるということです。
でも700点は難易度が高いのでは?
自分は英語が苦手だからTOEIC以外の部分で就活頑張ろうかな。
700点を取得することは決して楽ではありませんが、正しい勉強法を理解して継続すれば十分達成可能な数字です。
TOEICは就活を頑張りたい大学生にとってメリットが多い資格なので、現状の英語力に自信が無い方も挑戦すべきだと思っています。
どんな勉強を行えば良いか分からない方は、記事後半の内容をチェックしてください!
大学生は3年生になる前に目標スコアを達成すべき!
上記で大学生が目標とすべきTOEICスコアについてお話しましたが、その目標はどのくらいの期間で達成すべきなのでしょうか?
結論を言うと
大学2年生の冬までに目標達成
が理想です。
3年生になる前に目標を達成しよう
理由は、大学3年生になる前にTOEICスコアを伸ばしておくことで、就職活動やその他の活動に余裕を持たせることができるからです。
大学3年生になると合同説明会への参加や業界研究など、徐々に就活がスタートします。
やるべきことが増えてTOEIC勉強に使える時間が減ってしまうので、あらかじめスコアを伸ばしておいた方が良いです。
また、3年生になってからインターンシップに参加しようと考える人も増えるでしょう。
人気のあるインターンでは選考が行われます。
すでにTOEIC700点以上取得している学生は、選考の通過率もUPします。
アキラ
時間が無い人は短期集中で勉強しよう
この記事を読んでいる時点で、自分はもう3年生(4年生)になっています…。
すでに理想の時期を超えている場合でも、別に落ち込む必要はありません。
スコアアップに直結する対策法を理解していれば、就活にも間に合います。
個人的な経験も交えてお伝えすると、
半年(6ヶ月)あれば700点以上達成は可能
です。
ボク自身は、初めてのTOEICが480点で、勉強を本格スタートしてから6ヶ月で800点を超えることができました。
ただ、最初の方は勉強法を模索する時期でもあったため、もっと上手に勉強していればより速い期間で800点を超えていたと思います。
なので、皆さんもまだまだ大丈夫です。
次の章で適切なTOEIC対策についてお話しするので、その方法を活かしてスコアアップを目指してください。
大学生にやってほしいTOEIC対策法【これで850点】
それではここから、大学生におすすめしたいTOEIC対策方法を解説します。
この対策方法でボクは850点を取得できたので、きっとあなたのスコアアップにも役立つはずです!
\\ おすすめ対策法 //
- 【毎日】短時間の単語学習
- 頻出文法を理解する
- 公式問題集でシャドーイング
- 公式問題集を解きまくる
【毎日】短時間の単語学習
TOEICスコアを伸ばすためには「TOEIC頻出単語をたくさん覚える」努力が必要です。
単語学習のコツは
- TOEIC用の単語帳を1冊用意する
- 一回の勉強時間は短く(15~20分)する
- 毎日のイベントとくっつける(習慣化)
- 「単語は忘れるもの」と理解する
です。
単語を覚えるためには、とにかく毎日継続して学習することが必要不可欠です。
一度見ただけで暗記できる人はいないので、
忘れたら復習→忘れたら復習…
を繰り返すことが大事。
そのため、単語勉強は習慣化することを意識してください。
ボクの場合、「通学時間の電車では必ず単語帳を開く」というルールを作り、通学時間だけ単語勉強するようにしていました。
このルールによって単語勉強が習慣化し、徐々に暗記数を増やしていきました。
頻出文法を理解する
英文法の勉強に苦手意識を持つ方はいませんか?
勉強しているけれどなかなか英文法が身につかないという人は「使っている文法書」が原因かもしれません。
大学受験対策などで使用される(学校から購入を指定される)英文法書は非常に勉強しにくいです。
内容は非常に濃くて細かい文法の知識まで網羅されていますが、本自体が分厚くて文章量も多いので「勉強のやる気が上がりません」。
アキラ
ではどうすれば良いのか?
ボクがおすすめしたいのは「TOEIC頻出の文法だけがまとめられた参考書」を使用して勉強する方法です。
TOEIC TEST英文法出るとこだけ! 直前5日間で100点差がつく!
例えば、上の「出るとこだけ!」ならTOEICで出題されやすい文法だけが掲載されており、およそ一週間で読了できる内容になっています。
この文法書で勉強しつつ、分からない・もっと説明が欲しい部分が登場したら、分厚い文法書で復習するという流れがおすすめです。
「出るとこだけ!」で勉強→ここもっと説明が欲しいな→分厚い文法書で復習
分厚い文法書に苦手意識がある方や、目標達成までの時間が限られている方は参考にしてみてください。
参考書で独学できない…覚えられない…
参考書を使って英語勉強することが苦手な人や、基礎レベル(中学レベル)の英語にも自信が無い方は「スタディサプリTOEIC」で勉強するという方法も試してみましょう。
出典:https://eigosapuri.jp/toeic/
スタディサプリなら、月額約3,000円で「分かりやすい動画講義」や「問題演習」などをスマホで利用できます。
特に動画講義は非常に分かりやすいため、英語の基礎に自信が無い大学生にはもってこいのサービスと言えます。
7日間の無料体験があるので、試しに使ってみてはいかがでしょうか?
公式問題集でシャドーイング
TOEICスコアの半分を占めるのが「リスニング」です。
目標スコアを達成するためにはリスニング対策も必須!
ボクが圧倒的におすすめしたいリスニング対策法が
公式問題集のリスニング音声で
シャドーイングする
というものです。
シャドーイングとは、聞こえてきた英文を後追いしながら発音する(オウム返しする)勉強法です。
このシャドーイングを「公式問題集のリスニング音声」で行います。
TOEICの問題を開発するETSによって制作される問題集のこと。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集
公式問題集に付属するリスニング音声は「公式スピーカー」によって収録されています。
つまり、本番と同じクオリティ(声,発音,抑揚etc.)のリスニング音声をいつでも聞けるということ。
この公式問題集の音声でシャドーイングする勉強法を「毎日繰り返す」ことで、あなたの耳がだんだんTOEICの音声に慣れてきます。
これによって、本番でも聞き逃すことが減り、大きくスコアアップできます!
アキラ
具体的な手順は「これだけで8割超える!TOEICのリスニングを伸ばす対策法」で詳しく解説しているので、リスニングが苦手な方は要チェックです。
公式問題集を解きまくる
英語の知識(単語や文法)を習得するだけではTOEICで700点突破は難しいです。
なぜなら、TOEICは特殊な形式であるため
- 時間内に解き終えることができない
- 途中で集中力が切れる
というトラブルが起こりやすいからです。
たとえ英語力があっても「TOEIC力」が無いとスコアを取りこぼしてしまい、目標を達成できません。
そこでおすすめしたいのが
公式問題集を繰り返し解きまくる
という対策です。
公式問題集を本番通りに何度も解きまくってください。
この対策を繰り返すことで、
- 理想の時間配分を習得できる
- 2時間英語に向き合う集中力が身につく
- すぐに正答できる問題を判別できる
といったメリットがあります。
アキラ
短期間で確実にスコアを伸ばしたいなら
- できるだけスムーズにTOEICを伸ばしたい
- 独学だと勉強を継続できなくて困っている
という方は、英語学習のプロに力を借りてみましょう。
例えば、TOEICに特化したコーチング型スクールを利用すれば、
- 最適な学習カリキュラムの提案
- 専属コーチによる毎日のサポート
などによって、勉強の継続+スムーズなスコアアップが可能です。
その他、TOEICの通信講座ならオンライン上で動画講義を受講できるため、いつでも好きな時間に勉強できます。
もし自己投資できる余裕があるなら、このようなサービスを有効活用してみる方法も検討しましょう。
>>【23校の料金を徹底比較】本当に安いTOEICスクール10選!
正しい対策法でTOEIC平均点数を超えよう!
今回は「大学生のTOEIC平均点」をテーマに解説してきました。
これからTOEIC勉強に力を入れようと考えていた大学生の皆さんは、ぜひ当記事の内容を参考にしてみてください。
就活等でアピールしたいなら600点以上は必須!
大学3年生になる前に700点以上取得しておくことが理想です。
ボクが実際に行っていた対策法を真似して、効率よくスコアアップを目指しましょう!