- 大学生が目標スコアを達成するための勉強法は?
- 大学生がTOEICを頑張るメリットはある?
これからTOEIC勉強を始めようとしている大学生や、就職活動などに向けてTOEIC学習を頑張っている大学生に向けた記事をご用意しました。
アキラ
記事前半は「TOEICは大学生にとって役立つのか?」というテーマを中心にお話していきます。
そして、記事後半は「TOEIC対策法」について!
将来のためにも、TOEICで必ず良い点を取らないといけない。
この記事を読んでいるということは、上記のように「何としてでもTOEIC点数を伸ばしたい」と考えているはず。
今回紹介するTOEIC勉強法を参考にしていただければ、英語が苦手な大学生の方でも「効率良く」自分の目標点数まで到達できるはずです。
ちなみに、当記事を書いているアキラは学生時代にTOEIC850点を取得することができました。
アキラ
これからTOEIC学習に力を入れようとお考えの方は、ぜひ当記事を最後までお読みください。
目次
大学生がTOEICに力を入れるべき「理由」
世の中には、「自分の価値を高める資格」がいくつもあります。
その中でもTOEICは【大学生が最も力を入れて対策すべき資格】と言っていいでしょう。
\\ 大学生がTOEICに力を入れるべき理由 //
- 外国語資格の中で最も「成果を出しやすい」
- 参考書や教材が豊富
- 受験料が比較的安い
TOEICを選ぶことをおすすめする理由は上記の通り。
それぞれ詳しく解説します。
外国語資格の中で最も「成果を出しやすい」
調べてもらえれば分かるように、外国語資格はTOEIC以外にもいくつかありますよね。
特に、TOEFL・IELTS・英検などは、TOEICと同様に「英語力を証明するための指標」としてよく使われています。
様々な外国語資格がある中で、最も短期間で・効率よく成果を出せる資格は間違いなく「TOEIC(TOEIC L&R)」です。
なぜか?
理由は主に以下の2点↓
- スピーキングとライティングが必要ない
- テクニックで攻略できる
スピーキングとライティングが必要ない
TOEIC(TOEIC L&R)は他の資格(TOEFL・IELTS・英検)とは異なり、スピーキングとライティングの能力が点数に反映されません。
つまり「英語を話す力・書く力」が無くても高得点を狙えるということ。
英文を読んだり、聞いたりすることはできるけど、
話したり、書いたりすることが苦手。
英語のアウトプット技術に対して苦手意識を持っている方は多いのではないでしょうか?
何を隠そう、ボクもその中の一人です。
TOEICなら、話す能力・書く能力が求められないので安心です。
テクニックで攻略できる
TOEICという試験は、テクニックを身につけることで攻略できます。
- リスニング問題の「先読みテクニック」
- 「品詞問題」瞬殺テクニック
上記のようなテクニックがあれば、英語が苦手な大学生でも高い点数を狙えます。
参考書や教材が豊富
TOEICの参考書や教材は非常に充実しています。
書店のTOEICコーナーに足を運ぶと、様々な種類のTOEIC参考書が並んでいますよね。
内容の濃い参考書・教材が豊富なので、サポートに困ることはありません。
この点もTOEICのメリットと言えます。
ただし、TOEIC専用の参考書などが複数あることで以下のような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
参考書がたくさんありすぎて、どれを使えば良いのか分からない。
安心してください。
大学生が使うべき参考書・教材については、これから解説していきます!
受験料が比較的安い
TOEICは他の外国語資格と比べて「受験料が安い」という特徴があります。
各外国語資格の受験料を比較してみましょう↓
主要外国語資格の受験料 | |
---|---|
TOEIC | 7,810円 |
英検 | 1級:10,300円 準1級:8,400円 2級:7,400円 準2級:6,900円 |
TOEFL (TOELF iBT®) | US$235(約25,000円) |
IELTS | 25,380円 |
さらに、TOEICには「割引制度」も用意されています。
TOEIC申込サイトに登録し、TOEIC L&R公開テストの受験申込をすると、1年後の同月から3ヵ月間に実施の公開テストのうち1回が割引価格でお申し込みいただけます。
また、この割引サービスを利用して受験すると、さらにその翌年にも同様の割引サービスが適用されますので、繰り返し受験される方にはとてもお得です。
1回の受験で目標スコアを達成することは難しいですから、受験料が低く設定されている資格の方がありがたいですよね。
その点でも、TOEICは大学生におすすめの試験と言えます。
大学生がTOEIC勉強を頑張るメリットは?
大学生がTOEICを頑張ることで
就職活動で役立つ!
というメリットを得られます。
このように言える理由は以下の2点↓
- 採用時にTOEICスコアを参考にする企業が多いから
- 単純に「アピール材料」になるから
採用時にTOEICスコアを参考にする企業が多い
新卒採用や中途採用などの場面で、応募者が持つTOEICスコアを参考にする企業がたくさんあります。
これは、TOEIC Programを運営する「IIBC」が2019年に発表したデータからも明らか↓
新卒採用・中途採用ともに、約半数の企業・団体がTOEICスコアを参考にすると回答しています。
- 新卒採用時にTOEICスコアを参考・要件とする企業
→49.1% - 中途採用時にTOEICスコアを参考・要件とする企業→53.8%
異なった視点のデータも確認してきましょう。
以下画像は、企業・団体がビジネスパーソンに求める知識やスキルについて回答をした結果です↓
回答企業の82.6%が「今後のビジネスマンにとって重要なスキルは英語」だと考えていることが分かります。
アキラ
それを測る指標の一つが「TOEICスコア」ということだね。
>> 就職に有利なTOEICスコアは?就活無双するための勉強法も解説
「アピール材料」になる
TOEICで他の学生よりも高い点数を取得していることは、就職活動時の心強いアピール材料です。
TOEICはその人の能力・頑張りが「点数」として分かりやすく表現されます。
そのため、採用する側も「一つの指標」として活用しやすいわけです。
履歴書には「保有資格」を記入する欄がありますよね。
そこにTOEICスコアを記入することで、他の人には無い(他の人よりも優れた)スキルを持っていることをアピールできます。
高い点数を記入できれば、他の人にはないガクチカとしてアピールできます!
ちなみに、履歴書でアピールできる点数については「TOEICは何点から履歴書に書ける?データを見て確認しよう!」で詳しく解説しています。
アキラ
大学生が目指すべきTOEICスコアは?
大学生はTOEICで何点取ると就職活動で有利になるの?
公式データを見ながら考えてみましょう。
周りの大学生と差がつくTOEICスコア
就職活動などを有利に進めるために、周りの大学生と差をつける必要があります。
では、「周りの大学生に差をつけるTOEICスコア」はどのくらいでしょうか?
ここで、社会人も含めた「TOEIC公開テストのTotalスコア分布」を見てみましょう↓
TOEICで「695点以上」取得できれば、(社会人を含めて)【上位30%】に位置することができます。
さらに「795点以上」獲得すると、(社会人を含めて)【上位13.6%】の存在になることが可能です。
ここまでのデータをまとめると↓
「大学生のTOEIC平均点」と「TOEICテストのスコア分布」を考慮した上で、大学生が目指すべきTOEICスコアは
【TOEIC700点以上】の取得が目標
↓さらに
【TOEIC800点以上】なら他の学生に大きく差がつく!
と考えることができます!
アキラ
「英語が必要な企業」を目指すなら800点以上必要
- 外資系企業
- 企業の国際部門
- 社内公用語が英語に企業
などに就職したい場合、TOEIC700点でも不十分と考えた方が良いです。
最低でも「800点」は取っておきたいところ。
当たり前ですが、英語が必要な企業への就職を目指す人達は「英語のレベルが高い」ので、自然とTOEICスコアの平均も上がってきます。
加えて、就活で人気の企業(保険会社・商社・航空会社etc.)に挑戦する際も注意が必要です。
ライバルが多数集まる企業の場合、就活に向けてTOEIC勉強などを頑張っている学生が多くいます。
800点以上取得しておかないと勝負にならないかもしれませんね。
外資系企業には注意が必要
ちなみに、外資系企業への就職・転職を考えている方は注意が必要です。
理由は、「TOEIC以外の外国語資格」を重視する可能性があるから。
TOEIC(Listening & Reading)には、英語を書く+話す能力が点数に反映されません。
そのため、英語アウトプット能力を判断するには情報が足りないです。
一方「TOEFL」や「IELTS」といった試験の場合、ライティングとスピーキングの能力もスコアに反映されるため、英語が多用される企業に重宝されます。
あなたが外資系企業や海外転職を検討されている場合、TOEFLやIELTSといった資格を取得しておいた方が良いかもしれません。
募集段階でTOEICスコアに基準を設けている企業
企業によっては、採用に関する募集要項にTOEICスコアの基準を記載していたり、昇進・昇給や海外赴任要件としてTOEICスコアの基準を設けているところもあります。
実際に点数を明記している企業を一部掲載します↓
TOEIC600点以上が必要な企業 | |
---|---|
ANA – 客室乗務員(新卒採用) | TOEIC600点以上 |
JAL – 客室乗務員(新卒採用) | TOEIC600点以上 |
住友エアロシステム株式会社(中途採用) | TOEIC600点以上歓迎 |
三菱ケミカルシステム株式会社 – グローバルIT企画(中途採用) | TOEIC600点以上歓迎 |
TOEIC700点以上が必要な企業 | |
---|---|
株式会社ジェーシービー – 国債管理部(中途採用) | TOEIC700点以上 |
第一三共ヘルスケア株式会社(中途採用) | TOEIC700点以上歓迎 |
双日株式会社(海外赴任要件) | TOEIC730点以上 |
TOEIC800点以上が必要な企業 | |
---|---|
楽天株式会社(新卒採用) | TOEIC800点以上 (選考結果には影響しない/入社までに取得する必要あり) |
楽天モバイル株式会社 – デバイスシステム企画(中途採用) | TOEIC800点以上 |
住友化学株式会社 – 事業支援担当責任者(中途採用) | TOEIC800点以上 |
株式会社グロービス – グローバル人事担当(中途採用) | TOEIC800点以上 |
アクセンチュア- 海外選考(新卒採用) | TOEIC855点以上 |
「足切り」とハッキリ明記されている企業はほとんどありません。
あくまでも「TOEIC○○点以上の人歓迎」という記載がされています。
そのため、上記の点数を取得していなくても応募することは可能です。
募集年度などによって上記内容に変更が発生する可能性があります。
アキラ
その他、基準となる点数は公表されていないものの、採用・昇進・昇給・海外赴任等の場面でTOEIC Programを活用している企業・団体がコチラ↓
- 株式会社大林組
- カゴメ株式会社
- キリン株式会社
- 日清食品ホールディングス株式会社
- 東レ株式会社
- 花王株式会社
- AGC株式会社
- 株式会社クボタ
- 京セラ株式会社
- ソニー株式会社
- 株式会社東芝
- トヨタ自動車株式会社
- 日産自動車株式会社
- オリンパス株式会社
- キヤノン株式会社
- 日本アイ・ビー・エム株式会社
- 伊藤忠商事株式会社
- 三井物産株式会社
- 三菱商事株式会社
- 株式会社みずほ銀行
- 株式会社三井住友銀行
- 株式会社三菱UFJ銀行
- SMBC日興証券株式会社
- 第一生命保険株式会社
- 三井不動産株式会社
- 三菱地所株式会社
- 東京ガス株式会社
- 株式会社電通
- KDDI株式会社
- ヤフー株式会社
- 外務省
- 経済産業省
上記のように、TOEICを参考にする企業が多くあります。
後悔をしないように、出来るだけ早い段階からTOEIC勉強をスタートさせましょう!
大学生はいつからTOEIC勉強を始めるべきか?
大学生は出来るだけ早い時期からTOEIC勉強を始めるべきです。
具体的には、就職活動が本格化する前からコツコツ勉強すべきですね。
つまり、大学1~2年生の時期からスタートすることをおすすめします。
理由は、
- TOEICの点数はすぐに伸びるものではないから
- TOEICの勉強時間を確保しやすいから
です。
もちろん、大学3・4年生になってしまったからといって遅いわけではありません。
「思い立ったらすぐに行動」することが大切です!
スコアを伸ばしたい大学生がTOEIC勉強で「意識すべきこと」
- 毎日の継続が超大切
- TOEICの点数はすぐに伸びるものではない
- まずは「リスニング」から伸ばす
大学生がTOEIC勉強を始める前に、上記の3点をしっかり確認すべきです。
それぞれ解説します。
毎日の継続が超大切
TOEICの点数を大きく伸ばすためには「毎日の継続」がものすごく大事です。
TOEICに関係する勉強を毎日コツコツ積み重ねることで、あなたのスコアは徐々にレベルアップしていきます。
なぜなら、毎日の勉強によって
【TOEIC慣れ】
することができるからです。
「3日坊主」を克服できれば、あなたのTOEICスコアは高い確率で伸びていきますよ!
TOEICの点数はすぐに伸びるものではない
これからTOEIC勉強を本格的にスタートさせようと考えている大学生は、
TOEICの点数はすぐ伸びるものではない
ことを認識しておきましょう。
「TOEICの点数を短期間で伸ばそう!」という気持ちで勉強を開始すると、思うように結果が出なかった時、TOEIC勉強に対するモチベーションが大幅に減少してしまいます。
そもそも英語の能力をすぐに伸ばすことができるなら、誰も苦労しませんよね。
上記でも触れたように、英語は「毎日の継続」が大切です。
短期間でTOEICスコアを劇的に伸ばす!
↑このような言葉を鵜呑みにしてはいけません。
もしかしたら、非常に短い時間でTOEICスコアを大幅に伸ばせる人はいるかもしれません。
ただそれは、「元々も点数がかなり低い人」に限る話です。
あなたが目指すべき点数は「TOEIC700点以上」。
700点以上取得して周りの大学生に差をつけたいのであれば、
じっくり、確実に点数を伸ばしていこう
という気持ちで取り組むことが重要です。
まずは「リスニング」から伸ばす
あなたがTOEICの点数を本気で伸ばしたいとお考えなら、まずは「リスニング」から取り掛かりましょう。
理由は、
リスニングの方が点数を伸ばしやすい
から。
TOEICのリスニングスコアを伸ばす上で重要なのは、
- 耳・頭がTOEICのリスニング音声に慣れている
- 設問の先読みテクニック
上記2つのポイントです。
正しい勉強法を一定期間続けることで、上記2つのポイントは確実に身につきます。
アキラ
もしあなたのTOEICリスニングスコアが400点よりも少ないようなら、まずはリスニングの勉強を最優先にしましょう!
リスニングスコアを伸ばすポイントを身につけるためには、どんな勉強をすればいい?
正しいリスニング勉強法は以降の章で解説します。
「TOEIC超初心者の大学生」は何から始めるべきか?
大学生におすすめの勉強法について詳しく解説する前に、一つ伝えておきたいことがあります。
それが
TOEICを受けたことがない大学生はまず何をすべきか?
ということです。
TOEIC未受験の大学生は、「勉強より先にやるべきこと」があります。
それは
自分の実力を知ること
です。
自分のリーディング・リスニングそれぞれのレベルを把握していないと、正しい勉強ができません。
的外れな勉強ばかりしてしまうと、大切な時間を無駄にします。
TOEICをまだ受けたことがない方は、「TOEIC初心者がまずやること」という記事を参考にしてください!
大学生が使うべき「TOEICの参考書・教材」を紹介
TOEICの参考書がたくさんありすぎて困る。
結局どの参考書を使えば良いの?
という方のために、大学生が使うべきTOEICの参考書を紹介しておきます。
ご自身の持っている参考書を上手に活用しましょう!
\\ 大学生が使うべきTOEICの参考書 //
- 【単語帳】TOEICテストにでる順英単語
- 【文法書】TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!
- 【問題集】TOEICテスト 公式問題集
単語帳は1冊を使い倒せ!
TOEIC対策用の単語帳は1冊用意してください。
そして、その1冊をただひたすら使い続け、出来るだけ多くの単語を覚えるようにしましょう。
正直、単語帳は「TOEIC対策用」なら何でも良いと思います。
ここでは、ボクが使っていたTOEIC用単語帳を1冊紹介しておきます↓
この参考書で「文法の解答テクニック」を身につけろ!
上記で、TOEICは「テクニック」を身につければ攻略できるとお話しました。
いくつかあるテクニックのうち、「文法の解答テクニック(ex. 品詞問題の瞬殺テクニック)」を分かりやすく解説してくれているのがこの参考書↓
これを複数回繰り返すだけでも、リーディングスコアは伸びるでしょう。
また、解答にかかる時間も短縮できますよ!
公式問題集は必須アイテム!
TOEICテストの「公式問題集」は必ず用意してください。
TOEIC公式問題集は、TOEICで高得点を目指す人なら
全員が買わないといけない参考書
です。
なぜなら、
本番のTOEICテストと同じクオリティで作られている
からです。
ボク自身、この公式問題集を何度も繰り返し使いまくることで850点を取得できました。
大学受験時に使っていた参考書は使える?
受験時に使っていた「文法書」は、TOEICのリーディング対策になります。
ただ、できれば単語帳は「TOEIC専用」に変えた方が良いです。
それから何度も言いますが「公式問題集」は必ず手に入れるようにしてください!
大学生に超おすすめのTOEIC勉強法【リスニング】
それではここから、大学生におすすめしたいTOEIC勉強法について解説していきます。
まずは「リスニング編」です。
先程も話したように、最初に伸ばした方が良いのはリスニングです。
そしてボクがあなたにおすすめしたい(もちろん実践済み)リスニング勉強法がコチラ↓
①公式問題集で「ディクテーション」
↓
②公式問題集で「シャドーイング」
↓
③毎日リスニング音声を「聞き流し」
(頭の中でシャドーイング)
★公式問題集で「先読み練習」
上記の勉強法を3ヶ月~6ヶ月程度継続すれば、TOEICのリスニングスコアで「400点以上(495点満点中)」は十分狙えるようになります!
アキラ
「ディクテーション+シャドーイング+先読みテクニックの習得」をどのような手順で進めるのかを具体的に知りたい方は、以下の記事をご覧ください!
TOEICリスニング対策はこれで決まり!スコアを伸ばす対策法を解説大学生に超おすすめのTOEIC勉強法【リーディング】
続いて「リーディングの勉強法」をご紹介します。
リーディングに関しては、「目標点数別」でやるべき勉強法が少し異なってきます。
そのため、600点台・700点台・800点台にそれぞれ分けて解説していきます。
リーディングの勉強をやる際は、リスニングの勉強と並行するようにしてください!
600点台を目指す
《対象》
- TOEIC初心者の大学生
- まだTOEICの点数がそこまで高くない(~600点)大学生
《目標》
- リスニングスコア→【350点以上】
- リーディングスコア→【250点~300点】
正直言うと、上記で紹介しているリスニング勉強をしっかりやってもらえれば、リスニングだけで「350点以上(495点満点中)」取れるはず。
なので、リーディングで「250点~300点」取得できれば、600点台は十分に狙える数字です。
TOEICが600点台に届かない大学生の「課題」
TOEICが600点台に届かない大学生の課題はコレ↓
- 単語力
- 英文法の基礎理解
TOEICが600点台に届いていない人の課題はズバリ
基礎英語力の低さ
です。
要するに、
- 覚えている単語の数が少ない
- 英文法の基本的な知識が理解できていない
ということ。
リーディングで「250点~300点」を取るためには、TOEICを解くために必要な英語基礎力を身につける勉強をしましょう。
TOEIC600点以上目指す大学生はコレをやろう!
- 「単語帳」でTOEIC頻出単語を覚える
- 「英文法 出るとこだけ!」で文法の知識を構築
やるべき勉強は上記の2つ。
①単語の暗記
「単語の暗記」は面倒くさいですが避けては通れません。
なぜなら、TOEICには「単語の意味が分からないと正答できない問題」が多く出題されるからです。
先程紹介した単語帳などを活用して、TOEIC頻出単語をひたすら覚えるようにしてください。
英単語の暗記って辛くないですか?
いつも途中で挫折してしまいます…。
その気持ち分かります。
単語の暗記が重要なのは分かっていても、暗記作業が面倒くさすぎて止めたくなりますよね。
そんな時は、以下のコツを試してみてください↓
- 単語帳の1ページ目から(簡単な単語から)順番に覚えていく
- 「ノートに何度も書きとる・発音も一緒に覚える」などは”しない”
→面倒くさい工程・自分への負荷はなるべく減らす - 「単語→日本語、単語→日本語、単語→日本語…」とただひたすらにページを進める
- 1回の勉強時間は「無理のない範囲(10分,20分など)」でOK
- 毎日同じ時間に暗記作業をする(通学時間がおすすめ!)
- 1日も欠かさない
単語暗記のコツは「出来るだけ自分への負担を軽くして、毎日継続すること」です。
②文法の基礎知識を理解
文法の基礎知識は、上記で紹介した「英文法 出るとこだけ!」を丁寧に進めればOKです。
TOEICを解くために必要な英文法の知識(品詞,接続詞,代名詞,関係詞 etc.)が非常に分かりやすくまとめられています。
【補足】「スタディサプリ ENGLISH」も有効!
出典:スタディサプリ English
英語の基礎能力に不安がある大学生がTOEIC勉強に挑む際には、スタディサプリ TOEICも有効です。
リクルートが運営する「スタディサプリ ENGLISH」のTOEIC対策コースには、英語の基礎を分かりやすく解説してくれる動画授業が用意されています。
その他、
- テスト20回分に相当する演習問題
- スマホで出来る「ディクテーション」+「シャドーイング」
- 「学習管理機能」などのモチベーションを持続できる仕組み
などがあります。
アプリをダウンロードしておけば、スキマ時間で英語の基礎を勉強したり、TOEICテストに必要な能力を獲得できるので、「大学生にもってこい」のサービスと言えます。
参考書だけを使って独学で勉強できるか不安…
と思う方は、ぜひスタディサプリ TOEICを試してみてください!
今なら1週間無料で使うことができます。
700点台を目指す
《対象》
- TOEIC600点台を取得できた大学生
- 周りの人に差をつけたい大学生
《目標》
- リスニングスコア→【350点以上】
- リーディングスコア→【350点~400点】
リスニング勉強を継続しながら、リーディングの精度を上げていきましょう。
TOEICが700点台に届かない大学生の「課題」
TOEICが700点台に届かない大学生の課題はコレ↓
- 単語力(単語帳の”後半部分”)
- TOEICテスト形式への「慣れ」
TOEICスコアが700点台に届くかどうかの”最も大きなポイント”は、【TOEICに対する慣れ】です。
「TOEIC慣れ」していないと、
- 時間内に全問解き終えることができない
- リスニングを聞き逃す(途中で聞くのを諦める)
といったトラブルが発生します。
これによって、本来取れていたはずのスコアを落としているんですよね。
なので、リーディングスコアを「350点~400点」あたりまで伸ばすために【TOEIC慣れできる勉強法】に取り組むべきです!
TOEIC700点以上目指す大学生はコレをやろう!
- 単語の暗記←ひたすら継続
- 「公式問題集」を何度も解きまくる!
TOEIC慣れするための勉強として絶対に取り組んで欲しいのが【公式問題集を何度も解きまくる】こと。
公式問題集をただ繰り返し解くだけって、意味あるの?
公式問題集を「ただ何となく」使っているだけでは効果が薄いです。
以下のコツを意識してください↓
本番と同じように解く
つまり、
- リスニング→リーディングの順番で解く
- 2時間(実際の試験時間)を確保しておく
- 途中で解くのを止めない(2時間は解き続ける)
- 問題が時間内に解き終わらなくても解答を止める
といったことを意識しながら公式問題集を使う必要があります。
本番と同じ状況を設定して公式問題集を使用することで、
- 自分なりの時間配分が身につく
- 「リスニングの先読みテクニック」を練習できる
- 「品詞問題瞬殺テクニック」で解答時間を短縮できる
- 2時間試験に集中できる
といった能力が身につきます。
公式問題集を1冊ずっと解き続けたら、さすがに答えを覚えてしまうのでは?
なので、公式問題集は「複数冊購入する」ことをおすすめします。
現在(2021年2月)、新形式問題に対応した公式問題集は「計7冊」販売されています。
このうち2~3冊を用意すれば十分です。
ボクは何を隠そう、「公式問題集をフル活用」することでTOEIC800点越えを実現しました。
別の記事で公式問題集の超効率的な使い方を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
アキラ
特に、単語帳の後半部分も欠かさず勉強しておきましょう。
800点台を目指す
《対象》
- TOEIC700点台を取得できた大学生
- 就活などで「圧倒的に有利になりたい」大学生
《目標》
- リスニングスコア→【400点以上】
- リーディングスコア→【400点以上】
「上記のリスニング勉強を数ヶ月間継続」+「公式問題集を解きまくる」をやってもらえれば、リスニングスコアは400点以上に到達できるはず。
なので、リーディングのスコアも「400点以上」取得できれば、大台の800点台も見えてきます。
TOEICが800点台に届かない大学生の「課題」
TOEICが800点台に届かない大学生の課題はコレ↓
- 時間内に解き終わらない
- 途中で集中力が途切れる
TOEICが700点以上ある場合、TOEICを解く上で必要な英語の知識(単語や文法)はしっかり身についていると考えてOK。
足りないのはやはり【TOEICテストに対する慣れ】ですね。
特に、上記に挙げたような課題が残っているため、本来取れたはずの点数を「取りこぼしている」可能性が高いです。
実際、
- 時間が足りなくてリーディングを全部解ききることができなかった
- 集中力が途中で途切れてしまい、リスニングを何問か聞き逃した
↑このような経験をしている方も多いはず。
TOEICの大台を突破するには、「いかに本番で実力を発揮できるか」が試されます!
なのでしっかり準備していきましょう。
TOEIC800点以上目指す大学生はコレをやろう!
公式問題集を解きまくる
やはり重要なのは【公式問題集を解きまくる】ことだと思います。
本番と同じ状況・環境を作った上で、「最後まで解ききる練習」をしていきましょう。
これは、本番と同じクオリティで作られている公式問題集を使わないと出来ない練習です。
TOEICテストに慣れる。
英語を読むスピード、問題を解くスピードを速くする。
これであなたの点数は大きく変わってきます!
TOEICの点数を伸ばして、他の大学生に差をつけよう!
今回は、大学生におすすめのTOEIC勉強法について解説してきました。
実際にボク自身が学生時代に実践し、TOEIC850点を取得できた勉強法なので、きっとあなたのお役に立てるはず!
当記事の勉強法で、ぜひ700点以上目指してみてください。