英語の"基礎"を勉強する
↑これだけで[keikou]TOEICスコアは伸びない![/keikou]
TOEICで良い点数を取るためには、「英語の基礎力」を徹底的に身につければ良いはず!
[/voice] [voice icon="https://akilabo.com/wp-content/uploads/2018/04/Akira_face_2.2.png" name="アキラ" type="l icon_blue"]↑このように考えている方は要注意!
[/voice] [aside type="normal"]当エントリー内で用いられる「英語の基礎力」とは、
- 英単語の意味をたくさん覚えている
- 英語の文法知識がしっかり構築されている
ことを表しています。
[/aside]TOEICを850点まで伸ばしたボクから言わせてもらうと、「英語の基礎力」を伸ばす勉強だけでTOEICスコアを伸ばすのは"難しい"です。
今回は、【英語の基礎を伸ばす勉強法だけでは、TOEICを伸ばせないよ】というテーマで解説を進めていきます。
- 単語をたくさん覚えればTOEICで良い点数を取れる
- 文法の基礎をマスターすれば目標スコアを達成できる
- センター試験で良い点数を取れたから、TOEICも余裕でしょ
↑このような意識・意見を持っている方は、ぜひ当エントリーを最後まで読み進めて欲しいと思います。
[voice icon="https://akilabo.com/wp-content/uploads/2018/04/Akira_face_2.2.png" name="アキラ" type="l icon_blue"]知らないと損しますよ...。
[/voice]目次
英語の"基礎"だけ勉強してもTOEICスコアが伸びない理由
早速ですが、なぜ英語の基礎力を高めてもTOEICスコアが伸びないのかについて解説します。
その理由は...
TOEICは「特殊なテスト」のため、
[keikou]"TOEICに特化した能力"[/keikou]が必要
だからです。
[voice icon="https://akilabo.com/wp-content/uploads/2018/11/レディーアイコン2.png" name="TOEIC初心者" type="r icon_black"]TOEICが「特殊なテスト」ってどういう意味?
[/voice]特にTOEIC初心者の方はピンと来ないかもしれませんが、TOEICテストは「独特な特徴」を持つ資格試験です。
そのため、英語の基礎が身についていれば"必ず"高い点数を取れるかというと、そう簡単にはいきません。
"初見"のTOEICで800点以上取得できる人は、英語を読む・話す・書く・聞くことに"全く抵抗のない"ネイティブや帰国子女くらいでしょう。
それ以外の人たちがTOEICで高い点数を取るためには、[keikou]【TOEICに特化した勉強】[/keikou]が必要不可欠になってきます。
というか、TOEIC特化の勉強法を実践し、TOEICの解答に必要な能力・スキルを身につけることで、やっと満足のいくスコアを取得することができます。
ずっと「英語の基礎力」を身につける勉強をしていても、あなたのTOEICスコアは伸びません。
勉強に使った時間が"無駄"になるだけです。
【TOEIC超初心者必見!】TOEICテストの"基礎"を解説
ここで、TOEICテストに関する"基礎知識"について解説しておきます。
TOEICテストには以下↓のような特徴があります。
- 試験時間が「2時間」もある
- 問題数が「200問(リスニング100問/リーディング100問)」もある
- リスニング→リーディングの順番で解答する
- 合計990点満点(リスニング:495点/リーディング:495点)
- マークシート形式
- 問題冊子に「書き込みできない」
- リーディングの問題は"短文"・"長文"の両タイプがある etc.
いかがでしょうか?
独特な特徴を持つ試験ですよね。
特に多くのTOEIC受験者を悩ませるのが
- 試験時間が「2時間」もある
- 問題数が「200問(リスニング100問/リーディング100問)」もある
↑この2つではないでしょうか?
ボクも随分と悩まされました。
TOEICの特殊性があなたを悩ませる!
[voice icon="https://akilabo.com/wp-content/uploads/2018/04/Akira_face_2.2.png" name="アキラ" type="l icon_blue"]試験時間が足りなくて、本来なら正答できる問題を解くことができなかった...。
[/voice]↑あなたはこんな経験ありませんか?
または、
[voice icon="https://akilabo.com/wp-content/uploads/2018/04/Akira_face_2.2.png" name="アキラ" type="l icon_blue"]試験時間が2時間もあるなんて...途中で集中力が切れてしまったよ...。
[/voice]↑このような経験をしているかも。
TOEICの「試験時間の長さ」と「問題数の多さ」が影響して、【本来の力を出し切れていない】という経験に心当たりがある人がたくさんいるはずです。
ボク自身、試験時間が足りなくなった結果、本来解けたはずの問題に手を付けることができず、スコアが伸びなかった経験をしています。
だからTOEIC特化の勉強が必要!
そうです。
単語をひたすら暗記したり、英文法の参考書を何度も読んだりして「英語の基礎力」を身につけたところで、「TOEICの特殊性に対応できる能力」が備わっていないと、いつまで経っても良い点数を取ることができないのです。
逆に考えると、
最低限の英語基礎力があれば、「TOEICに慣れるための対策」を実践するだけで目標スコアを達成できる
ということでもあります。
[voice icon="https://akilabo.com/wp-content/uploads/2018/04/Akira_face_1.png" name="アキラ" type="l icon_blue"]効率よくTOEICスコアを伸ばしたいなら、「英語の基礎」は"ほどほど"にして、TOEICの特殊性に対応できる勉強をした方が良いよ!
[/voice]誤解しないで!英語の"基礎"は「必要不可欠」です
[voice icon="https://akilabo.com/wp-content/uploads/2018/11/男子学生アイコン2.png" name="TOEIC受験者" type="r icon_black"]なるほど!
じゃあ、単語や英文法の勉強はサボっても良いんだ!
ちょうど良かったー。単語や文法の勉強つまらなかったから!
違う!そうじゃない!
[/voice]TOEICで良い点数を取る上で「英語の基礎力」は必要ない
↑ボクは決してこのように言いたいわけではありません!
英語の基礎勉強は必須ですからね!
TOEIC500点以下は「英語の基礎力」が足りないかも
TOEICが"500点以下"の方は、[keikou]「英語の基礎力」が足りていない[/keikou]可能性があります。
なので、TOEICが500点に満たないという場合は「英語の基礎を身につけるための勉強」をしなければいけません。
[voice icon="https://akilabo.com/wp-content/uploads/2018/11/レディーアイコン2.png" name="TOEIC受験者" type="r icon_black"]英語の基礎を身につけるための勉強って何?
[/voice]英語の基礎を身につけるために必要な勉強は、主に
- 単語帳を使った「英単語の暗記」
- 文法書を使った「英文法の構築」
の2つですね。
TOEICには、単語を覚えていないと正答できない問題や、文法の知識が無いと正答できない問題があります。
これに対応するために、単語帳と文法書を使って勉強すべきです。
TOEICを受験したことが無い方は、「公式問題集」を活用することで、自分がおよそ何点くらいの実力なのかを把握することができます。
公式問題集のテスト1回分を本番通り(2時間使って)に解いた後、付属の"スコア換算表"を使って、自分の予想スコアを確認してください
もし500点以下だった場合には、「英語の基礎力」を伸ばす勉強を頑張る必要があります。
公式問題集を使った実力の確認方法は、「TOEICの"初心者"がまずやることは「勉強」ではない!【実力を確認】」でより詳しく解説しています。
[/aside]「英語の基礎」が身についているか判断する基準
[voice icon="https://akilabo.com/wp-content/uploads/2018/11/男子学生アイコン2.png" name="" type="r icon_black"]「英語の基礎」が身についているかを判断する基準ってありますか?
[/voice]「英語の基礎を身につけよう!」と言われても、
- 単語をどのくらい覚えれば良いのか?
- 文法の知識はどのくらいのレベルまで必要なのか?
を判断するのが難しいですよね。
そこで、TOEIC850点のボクが考える「判断基準」を紹介します。
- 「TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!」の内容が理解できる
- 「公式問題集」で500~600点台を取れる
「TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!」の内容が理解できる
英文法の判断基準は、[keikou]【「英文法 出るとこだけ!」の内容が理解できるかどうか?】[/keikou]です。
「英文法 出るとこだけ!」は、ボクがおすすめのTOEIC対策用参考書の一つで、TOEICを受ける際に覚えておくべき英文法の知識を分かりやすく・簡潔にまとめてくれています。
この参考書を"特に問題なく"読み進めることができるようなら、「TOEICを解く上で必要な基礎文法力は身についている」と判断できます。
「公式問題集」で500~600点台を取れる
もう一つの判断基準が、[keikou]【公式問題集で500~600点台を取れる】[/keikou]というもの。
もちろん、700点以上も当てはまります。
公式問題集を本番通りに解き進めて、しっかり500点を超えるようなら、「TOEICに必要な英語の基礎力は身についていると」判断してOKです。
「TOEICに必要な英語の"基礎"」を身につける効率的な勉強法
[voice icon="https://akilabo.com/wp-content/uploads/2018/11/男子学生アイコン2.png" name="TOEIC受験者" type="r icon_black"]自分には「英語の基礎力」が無いみたい。
具体的にどんな勉強法が良いの?
もし、上記で説明したような判断基準と照らし合わせた結果、「TOEICを解くために必要な英語の基礎力まだ無い」という方は、以下の勉強法を参考にしてください↓
《単語》
「TOEIC用の単語帳」を1冊用意して、ひたすら暗記する
《文法》
「TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!」を読みつつ、分からない部分を「文法書」で詳しく調べる
英語の基礎力をつける勉強法【単語Ver.】
TOEICに必要な単語力をつけるには、[keikou]【TOEIC用の単語帳でひたすら暗記する】[/keikou]しかないですね。
英単語を覚えるには、とにかく何度も単語帳を繰り返し読むのが"最も効果的"だと思います。
効率よく単語を暗記するポイントとしては、【毎日単語帳を開く】ことと【定期的に復習する】こと。
まずは毎日欠かさず単語帳を開き、英単語の暗記に対する抵抗を減らしましょう。
単語勉強を習慣化してしまえば、単調な暗記作業も"苦にならない"ので、結果的にたくさん単語を覚えることができるはずです。
通学時間・通学時間のような「スキマ時間」を有効活用することがおすすめ。
それから、定期的に前のページに戻って"復習作業"を行いましょう。
忘れた頃に以前暗記した(であろう)ページに戻って、記憶が抜けていないか確認するようにしてください。
これを何度も何度も繰り返せば、確実にTOEIC頻出単語があなたの頭に定着します!
英語の基礎力をつける勉強法【文法Ver.】
「英文法の勉強」というと、分厚い文法書を用意して、それを一から読み進める人が多いのではないでしょうか?
もちろん分厚い文法書を使った勉強でも良いのですが、途中で疲れませんか?
大学受験の勉強をしていた頃のボクは、いつも文法書の途中で挫折していましたね。
分厚いし、説明が詳しい分読み進めるのが大変だし、途中で忘れてしまうし、疲れるし...。
「分厚い文法書を使って勉強するのが苦手!」という方は、先程紹介した【TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!】を使ってみてください。
この参考書は、「TOEICを効率よく解く」ために必要な文法の知識を分かりやすく解説してくれています。
数ある英文法の知識の中から「本当にTOEICに役立つ部分」だけを抽出しているので、非常に読みやすいし、メチャクチャ効果あります。
ボクのおすすめ文法勉強法はこんな感じ↓
「出るとこだけ!」を読みながら勉強する
↓
分からない部分・もっと説明が欲しい部分だけ「分厚い文法書」を使う
けっこう効率良いからマネしてみてね!
[/voice]「TOEIC特化の勉強」で効率よくスコアを伸ばそう!
TOEICテストに必要なレベル(上記の判断基準で確認)まで英語の基礎力を伸ばしたら、そこからは[keikou]【TOEIC特化の勉強】[/keikou]に切り替えましょう!
先述している通り、TOEICで良い点数(700点以上)を取るためには、「英語の基礎力」よりも【TOEICの特殊性に対応できる能力】を身につけることが大切です。
[voice icon="https://akilabo.com/wp-content/uploads/2018/11/レディーアイコン2.png" name="" type="r icon_black"]「TOEICの特殊性に対応できる能力」はどうやって身につけるの?
[/voice]あなたがやるべき勉強法がコチラ!↓
- 公式問題集のリスニング音声を聞き流し(シャドーイング)
- 公式問題集を繰り返し解きまくる
出来るだけスピーディに目標スコアを達成したいのであれば、上記2つの勉強法を実践すべきです。
これらの勉強を行うことで、「TOEICテストに慣れる」ことができます。
TOEICに慣れると...
- 試験時間内に全問を解答する
- 2時間ずっとTOEICテストに集中する
- 一瞬で答えが分かる問題を判別する
- リスニングで聞き逃しを減らす etc.
というように、TOEICの特殊性に対応できる能力が身につきますよ!
ボク自身、この2つの勉強を継続して行ったことで、TOEIC850点を取得できました。

実際のスコア画像
「リスニング音声の聞き流し」+「公式問題集を繰り返し解く」勉強法をそれぞれ解説すると長くなってしまうので、他のエントリーにまとめています。
効率よくTOEICスコアを伸ばしたい方は、ぜひ以下のエントリーを参考にしてみてください。
★「リスニング音声の聞き流し」を詳しく知りたい方はコチラ↓
★「公式問題集を繰り返し解く」を詳しく知りたい方はコチラ↓
「英語の"基礎"だけではTOEICは伸ばせない」まとめ
今回は、「英語の基礎だけ勉強してもTOEICスコアは伸ばせない!」というテーマで解説してきました。
「英語の基礎力」は大事ですが、それだけではTOEICスコアは伸びませんよ。
英語の基礎と同時に、「TOEICの特殊性に対応できる能力」も身につけましょう!
最後にまとめ!
★英語の基礎を伸ばすだけだと、TOEICスコアは伸びない!
なぜなら...
TOEICは「特殊なテスト」のため、
[keikou]"TOEICに特化した能力"[/keikou]が必要
だからです。
★TOEIC500点以下の人は、以下に挙げる勉強をして「英語の基礎力」を伸ばしましょう!
《単語》
「TOEIC用の単語帳」を1冊用意して、ひたすら暗記する
《文法》
「TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!」を読みつつ、分からない部分を「文法書」で詳しく調べる
★「英語の基礎が身についた!」と判断できたら、【TOEICの特殊性に対応できる能力】を身につけましょう!↓
- 公式問題集のリスニング音声を聞き流し(シャドーイング)
- 公式問題集を繰り返し解きまくる
ぜひ参考にしてみてください!
[voice icon="https://akilabo.com/wp-content/uploads/2018/04/Akira_face_1.png" name="アキラ" type="l icon_blue"]有益だったな!と思ったら、ぜひシェアをお願いします。
[/voice]