大学生でTOEIC400点はやばい?どのように評価されるのか解説

  • 大学生でTOEIC400点台はやばい?
  • TOEIC400点台では就活などでアピールできないよね…
  • TOEIC400点台の大学生はこれからどうすればいい?

上記のような疑問・不安を解消できる記事をご用意しました。

アキラ

TOEIC400点台の方にとって役立つ情報を発信します。

当記事を執筆しているアキラは、TOEIC400点台から「850点」までスコアを伸ばしています。

アキラのTOEICスコア推移
  • 専門学校に入学した直後に受験したTOEIC(IPテスト)
    →480点
  • 専門学校在学時にTOEIC対策を頑張った結果…
    最終スコア「850点」
  • 専門学校から早稲田大学商学部に3年次編入成功!

このような経験から学んだことを当記事に詰め込みます。

それでは早速、「大学生でTOEIC400点台はやばいのか?」について説明しましょう!

大学生でTOEIC400点はやばい?

結論をお伝えしましょう。

大学生でTOEIC400点台は「低い」

です。

将来的に

  • 就職活動を有利に進めたい
  • 大学院に進学したい

などとお考えの方は、スコアを伸ばすための努力をした方が良いです!

アキラ

今のままだとやばいので、記事後半で解説する方法で勉強しよう。

大学生はどのくらいのスコアを取る?

以下の画像は、IIBC(TOEICプログラムを実施する団体)が発表した「2020年度のTOEIC公開テストデータ」から引用したものです↓

この画像から分かるように、学生(大学生以外も含む)のTOEIC公開テスト平均スコアは「607点」です。

大学生のTOEIC平均スコアについては「大学生のTOEIC平均点は?学生は何点を目指すべきか解説!」でより深くまとめています。

TOEIC400点はどのくらいのレベルなのか?

ちなみに、TOEIC400点台は

高校で習う「英語の基礎」がある程度習得できている

レベルです。

特徴としては

  •  暗記しているTOEIC頻出単語の数が少ない
  •  英文法の知識がまだまだ足りない(共通テスト5~6割程度)
  •  TOEICの試験形式に全く慣れていない

などが挙げられます。

アキラ

ボクの経験則も含めると↓

ボクが高校3年生の時はセンター試験(現共通テスト)や摸試で6~7割の点数を取れる英語力でした。

その後、専門学校1年生の時に「何も準備せずに受験したTOEIC」が480点というスコア。

このことから、

大学受験の英語で5~7割取れる人が「特に対策せずに」TOEICを受験したら、
400点台になる可能性が高い

と考えることもできます。

各スコアの目安は「TOEICスコアの目安を確認!目標点数に必要な英語レベルは?」を参考にしてください。

TOEIC400点台の大学生は就活でアピールできない

先述しているように、大学生でTOEIC400点台は「低い」と言わざるを得ません。

そのため、就活でアピールすることは難しいです。

何点取れば就活でアピールできるのか

何点からアピールできるの?何点取れば履歴書に書ける?

履歴書に書けるTOEICスコアに決まりはありません。
どんなに低い点数でも「書くこと」は可能です。

ただ、評価が低い点数を記載してもアピールはできません
むしろあまり良くない印象を与えてしまうリスクもあります。

ガクチカとして履歴書に記載したいなら「600点以上」取得しておくべきです。

>> TOEICは何点から履歴書に書ける?データを見て確認しよう!

IIBCは「企業が採用で参考にするTOEICスコア」について調査しています。

その結果によると、平均スコアは

  • 新卒採用の場合→545点
  • 英語を使用する部署の中途採用の場合→620点

だそう。

参考 「英語活用実態調査2019」まとまるIIBC

アキラ

企業は新卒に対しておよそ545点以上のスコアを求めているみたい。

この調査結果を参考にすると、履歴書に書くTOEICスコアは「600点以上」が無難と判断できます。

アキラ

就職活動で履歴書にTOEICスコアを書きたいなら600点以上目指そう。

>> TOEICは就活に意味ないのか?就活生がTOEICを頑張るべき理由

他の学生に差をつける点数は?

就活をより有利に進めるには何点欲しい?

せっかくTOEICを受験するなら、就活でライバルになる学生たちに差をつける点数を取得しておきたいですよね。

就活のためにTOEICを頑張っている方は「800点以上」目指すことをおすすめします。

なぜなら、TOEICで800点以上取得できれば「受験者全体の上位13~15%に位置できる」から。

TOEIC800点以上持っている学生が希少であるため、その分自分の評価を高めることが可能です!

>> 就職に有利なTOEICスコアは?就活無双するための勉強法も解説

TOEIC800点のレベルやすごさについては「TOEIC800点のレベルやすごさとは?勉強時間や勉強法も解説!」で詳しく解説しています。

TOEIC400点台の大学生がこれからやるべきこと

「これからの将来を考えてTOEICを伸ばさないと!」と考えている大学生がこれからやるべきことを解説します。

やるべきこと
  • 毎日単語帳で勉強する
  • TOEIC専用の文法対策をする
  • 公式問題集を解きまくる
  • ディクテーション+シャドーイング

毎日単語帳で勉強する

TOEICで400点台を突破できない方には

TOEIC頻出の単語力が足りない

という欠点があります。

就活などで評価されるスコアを取得するためにも、TOEIC頻出単語の暗記学習から逃げてはいけません。

単語の勉強が苦手です。何か良い方法はありませんか?

ボク自身、単語帳を使った学習は嫌いです。
面倒くさいので、できればやりたくありません。

ただ、英単語を覚えるには「ひたすら単語帳で暗記する」しかないと個人的に思っています。

ポイントは「短時間で良いから毎日やる」こと。

  • 朝起きたら10分間だけ単語帳を開く
  • 通学中の電車の中で必ず単語帳を開く
  • 夜寝る前に単語超ページだけ進める

上記のようなルールを作って継続してみましょう。

1度の学習時間が短くても(10~20分程度)、毎日の積み重ねで確実に単語力が向上します。

アキラ

ちなみにボクは以下の単語帳を使っていました↓

どうしても単語帳を読みながら勉強することが苦手…。

という方は、「耳から学習する方法」を試してみましょう。

Amazonが運営するオーディオブック「Audible」なら、TOEIC専用単語帳を聞きながら学習できます。

Audibleのダウンロード画面

今なら「30日間無料体験」できるので、耳から単語学習をお試しでやってみたい方でも安心です!

アキラ

この機会に耳から単語暗記してみよう↓

Audibleを体験する(30日間無料)

TOEIC専用の文法対策をする

単語と同様に大事なのが「英文法の理解」です。

ただ、文法学習に苦手意識を持つ方も多いのではないでしょうか?

アキラ

その気持ち良く分かります。

高校生の時に使う文法書は分厚い+文章が多いので、学習意欲が薄まりますよね。
「勉強している気になるけど文法力は身につかない」という経験をした方も多いはず。

もちろん、TOEICで良い点数を取る上でも、高校時代に学習する英文法の基礎力は必要不可欠です。

ただし!

受験勉強で使っていた参考書を一から勉強し直すのは「効率が悪い」です。

もし英文法の勉強に不安を感じているなら、

TOEICテストに特化した文法書

を使ってみてください!

アキラ

例えばこれ↓

TOEICに特化した参考書なら、TOEICテストを解く上で大切な部分にフォーカスした解説が行われます。

そのため、一から復習するよりも圧倒的に効率よく学習を進めることができます

アキラ

大学生は他にもやることがあるから、TOEIC勉強に使える時間が限られています。

できるだけ最短距離で必要な知識が身につく方法で勉強しよう!

公式問題集を解きまくる

英単語や文法の知識があれば、いずれ良い点数を取れるでしょ?

違います。

TOEICは独特なテスト形式なので、英語の基礎力があっても必ず良い点数を取れるわけではありません。

一度受験したことがあれば分かると思いますが、

  • 2時間ずっと集中し続けることが難しい
  • 時間内に全問解き終えることができない
  • リスニングで一度聞き逃したら、他の問題にも影響する

このような理由で「ゆっくり進めたら取れたはずのスコア」を取りこぼしてしまうのがTOEICです。

アキラ

TOEIC600点くらいまでは基礎力の構築で届きます。

ただ、それ以上のスコアを取るには「TOEICテストの壁」を突破しなければいけません。

どうやったら「TOEICテストの壁」を突破できるの?

その答えが

TOEIC 公式問題集を解きまくる

という勉強法です。

TOEIC公式問題集とは、本番のTOEICテストを開発しているETSという機関が発刊する問題集です。

最大の特徴は「本番とほぼ同じクオリティの問題が収録されている」こと。

この特徴を持つ公式問題集を繰り返し解くことで、

TOEICテストに慣れる

ことができます。

アキラ

ボクはこの勉強法を取り入れたことで劇的にスコアがアップしました!

公式問題集を使った具体的な勉強法はTOEIC公式問題集の使い方!やり込み勉強だけで8割超えるにまとめているので、気になる方はそちらを参考にしてください。

ディクテーション+シャドーイング

TOEICで良い点数を取りたいなら、リスニング対策も必須です。

ただ、当記事をご覧になっている方の多くが「適切なリスニング対策方法が分からない」と感じているはず。

自分の中で最適なリスニング対策が決まっていないなら、

公式問題集を使った「ディクテーション+シャドーイング」

に時間を使うことをおすすめします。

ディクテーションとシャドーイング
  • ディクテーションとは、リスニング音声を聞いて紙に書きだす勉強法のこと
  • シャドーイングとは、聞こえてきた音声を「後追い」しながら発音する勉強法のこと

公式問題集のリスニング音声を使って「ディクテーション→シャドーイング」の順に学習することで、徐々にあなたの頭と耳がTOEICの音声に慣れてきます。

ボクはこの勉強法を毎日継続した結果、リスニングスコア430点に到達できました。

このリスニング対策法の具体的な内容・手順などは別記事でガッツリまとめています。

ちなみに、シャドテンというサービスなら英語学習のプロにシャドーイングを添削してもらえます。

  • 自分のシャドーイングが本当に正しいのか不安
  • そもそもリスニング力が上がっているのか分からない

という方は、シャドテンでプロの力を借りるという手もあります↓

英語のリスニング力向上なら
【シャドテン】

TOEIC400点はやばい?|まとめ

今回は「大学生でTOEIC400点台はやばいのか?」をテーマに解説してきました。

まだTOEIC400点台にとどまっている大学生は、今日から勉強をスタートすべきです。

当記事で紹介した方法を継続していただければ、就活や進学で高い評価を受けるスコア(700点~)を取得できます。

早めに行動を起こし、周りの大学生に差をつけよう!