- 今いる大学から別の大学に入り直すことはできる?
- 社会人から大学に入り直すことは可能?
上記のような疑問を解消できる記事をご用意しました。
当記事を最後までご覧いただければ、「大学の入り直し」についてしっかり理解を深めることができます!
ちなみに、この記事を執筆しているアキラは専門学校から大学に入り直した経歴を持ちます↓
- 大学受験に失敗
- 専門学校に進学
- 編入試験に挑戦し早稲田大学商学部に「3年次編入」
- 2018年早稲田大学を卒業
自分の経験も踏まえながら「大学の入り直し」について解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
「大学に入り直す」という選択肢はアリ?
- 今通っている大学に満足していない
- 就職活動や転職活動を有利に進めたい
- 違う学部・学科で勉強したい
- 学歴コンプレックスを解消したい
様々な理由で大学に入り直したいと考えているが、その選択が正しいものなのか悩んでいる方がいるのではないでしょうか?
「大学に入り直す」という行動は珍しく、経験者を見つけることも難しいでしょう。
これはボク個人の意見になりますが、大学に入り直すという選択は
明確な目的があるなら
積極的に挑戦すべき!
です。
なぜなら、「大学を入り直したい」という願望は自分もしくは周囲の環境に満足いっていないことが原因で生まれるからです。
現在の自分に不満を抱いた状態のまま何も行動しないと、必ず後で後悔するでしょう。
アキラ
大学に入り直すメリット
では具体的に、大学に入り直す選択を取ったらどのようなメリットがあるのでしょうか?
- 本当に興味があることを勉強できる
- 学歴コンプレックスを解消できる
- 就職(転職)活動が有利になる可能性がある
本当に興味があることを勉強できる
大学に入り直せば「本当に学習したい内容に集中」できます。
- 高校生の時に何となく学部を選んだけど、実際勉強してみたら興味がなかった
- 今は法学よりも経済学の研究に力を入れたい
- 教師になろうと思っていたけど、今は弁護士を目指したい
- 社会人になったけど経営学を深く学習したくなった
本当に興味のある学問・自分にとって必要な学問は、実際に大学で勉強したり、社会に出たりして初めて気づくこともあります。
アキラ
今の環境では本当に学びたいことに集中できないなら、思い切って大学を変更する選択もアリでしょう。
学歴コンプレックスを解消できる
大学受験が上手くいかず、納得のいかない大学に進学した方も少なくないはず。
第一志望の大学に合格できなかったという悔しい気持ちはいつまでも続くものです。
アキラ
大学に入り直すという挑戦に本気で向き合うことで、今抱えている「学歴コンプレックスを解消できる」かもしれません。
>> 共通テストに失敗したらどうすればいい?6つの選択肢を紹介
就職(転職)活動が有利になる可能性がある
よりハイレベル・有名な大学に入り直すことができれば、就職活動や転職活動が有利になるかもしれません。
最近は「学歴は関係ない」という言葉を耳にすることも増えましたが、それでもまだ「どんな大学に通っていたのか」は気にされるポイント。
高く評価してもらえる学歴を手にしておくことは、決して無駄ではありません。
大学に入り直すデメリット
大学に入り直す際、どのようなデメリットがあるのでしょうか?
以下で想定されるデメリットを3つ紹介します。
- 受験に合格する必要がある
- 学費が増える可能性がある
- 卒業年齢が他の人より遅くなる
受験に合格する必要がある
大学に入り直そうとする場合、受験に合格しなければいけません。
一般入試の場合「複数科目の勉強」が必要なので、大学に通いながら・企業に勤めながら受験勉強を進めるのは非常に困難です。
もし受験に失敗した場合、大学に入り直すことができず、現状の環境を変えることができません。
学費が増える可能性がある
大学に入り直す場合、「学費が増える」というデメリットを考慮しなければいけません。
特に別の大学に1年生から入り直すと、これまでかかっていた学費にプラスして最低4年間の学費がかかってしまいます。
しっかり学費を払い続けることができるか計画を立てるようにしましょう。
学費支払いに不安がある場合の対処法については、以降の章で解説します。
卒業年齢が他の人より遅くなる
大学に入り直した場合「卒業時の年齢が高くなる」可能性があります。
新卒の就職活動では若さが武器になるケースもあるようなので、その点ではデメリットと言えるかもしれません。
しかし、浪人してから大学に入る人も多いため「1~2年程度の遅れ」は全く気にしなくて良いでしょう。
さらに、別のアピールポイント(研究内容・資格など)を上手に伝えることができれば、年齢の差は関係なくなります。
大学に入り直すための具体的な方法
どんな方法で大学に入り直すのが良いのかな?
「大学への入学」と考えると一般入試を思い浮かべるかもしれませんが、実は他にも方法があります。
ここでは、大学に入り直すための具体的な方法をご紹介します。
- 一般入試を受験して1年生からスタートする
- 大学編入で途中入学する
- 通信制大学を利用する
一般入試を受験して1年生からスタートする
大学に入り直す方法の一つが
一般入試を利用する方法
です。
高校3年生や浪人生と同じように、1月に実施される共通テストや各大学ごとの試験を突破することで大学に入り直します。
この方法を選択した場合、「1年生から入学」することになるため卒業まで最低4年かかります。
4年分の学費も必要です。
すでに大学生の方なら、今の大学を中退して新しい大学の1年生になるため、大学生としての期間がより延びることにもなります。
また、大学の授業や会社の仕事と並行しながら「共通テスト等の試験対策」を行わなければならないため、かなりハードな方法と言えます。
大学編入で途中入学する
大学に入り直す際に一般入試よりも現実的なのが
大学編入を利用して
3年次編入(2年次編入)する
という方法です。
大学編入とは今いる大学から別の大学に途中入学できる制度のことで、通常は3年生から途中入学します。
大学・短大・専門学校・高専をすでに卒業している人も対象です。
- 大学編入についてよく分かっていない
- 大学編入するための条件や方法は?
という方は、以下の記事をご覧ください↓
この記事を読めば、大学編入についてしっかり理解できます!
アキラ
大学編入した場合の卒業年数
大学編入は一般入試を選んだ場合より「卒業にかかる年数が短くなります」。
なぜなら、3年次もしくは2年次に途中入学するからです。
大学生がスムーズに編入すれば「通常通り4年間」で大学を卒業できます!
さらに、社会人が編入(社会人編入・学士編入)すれば「最短2年間」で卒業可能です。
1年生からスタートするよりも学費を抑えることができ、大学に入り直す方法としては非常に現実的と言えます。
編入試験の内容について
大学に3年次編入(2年次編入)するには「編入試験」に合格しなければいけません。
編入試験も大変なのでは?
各大学が用意する編入試験は一般入試と内容が大きく異なります。
大学ごとに細かい内容は異なりますが、編入試験で求められるのは以下の3つです↓
- 専門科目と英語の筆記試験
- 小論文
- 面接
上記3つの対策さえ行えば、編入試験に合格できるチャンスは大きいです。
一般入試のようにたくさんの科目を勉強する必要がないため、大学の授業や仕事と並行して対策を進めることも可能です。
編入試験の難易度や一般入試との違いについては以下の記事も参考にしてください↓
通信制大学を利用する
大学に入り直す方法として
通信制大学を利用する
というものもあります。
通信制大学を利用すると、自宅で学習しながら「大学卒業者と同じ資格=学士」を取得できます。
わざわざ通学しなくても学士号を取得できるため、社会人の方にもおすすめです。
基本的に誰でも入れる
通信制大学は、一般入試や編入試験のような「入学試験が課されない」というメリットがあります。
たくさんの時間をかけて大変な試験勉強をしなくても、年齢や一定の資格をクリアしていれば誰でも入学できる点は非常に魅力と言えます。
「誰でも入学できる大学に入る意味はあるの?」と感じた方は、『通信制大学は意味ない?「向いている人」と「やめた方がいい人」』をご覧ください。
学費が非常に安い
通常の大学だと、入学金や授業料にかなりのお金がかかります。
一方、通信制大学は学費をかなり安く抑えることが可能です。
細かい学費内訳は通信制大学ごとに異なりますが、入学金は「2~10万円」程度、授業料は「20~60万円」程度が相場です。
学費を抑えつつ大学に入り直したい方におすすめの方法と言えます。
通信制大学に編入もできる
出願条件を満たしていれば、通信制大学に3年次編入や2年次編入が可能です。
わざわざ1年生からスタートしなくて済むので、さらに学費を抑えることができます。
ここでは3年次編入(あるいは2年次編入)できる通信制大学を3つご紹介します↓
アキラ
ソフトバンクグループが運営する「サイバー大学」は通学することなく高度なIT知識が身につく通信制大学です。
- AIを活用したデータ分析
- ソフトウェア開発
- 企業・経営の知識
など、大学を卒業した後すぐに活用できるスキルを身につけることができるため、実践的な学びをしたい人や企業での存在感を高めたい社会人に向いています。
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大学に入り直す際の費用について
大学に入り直す場合、奨学金などは利用できるのでしょうか?
奨学金・教育ローンは利用できる
一度大学に入っている人やすでに社会人になっている人が大学へ入り直そうとする場合でも、奨学金や教育ローンを利用することは可能です。
大学に入り直したいけれど学費支払いが心配
という場合は、奨学金や教育ローンの利用を検討してみるのも一つの手です。
ただし、給付型の奨学金を除き、貸与型奨学金や教育ローンは「借金」です。
決して利用を勧められるものではありません。
奨学金やローンは、将来的な返済義務があることを理解した上で利用するようにしてください。
学費が心配なら安く抑える方法を選択する
奨学金や教育ローンの利用に抵抗があるけど、大学は入り直したい
このように考えている方は、できるだけ学費が抑えられる方法を選択しましょう。
一般入試で1年生から再スタートするよりも、大学編入を利用して3年生から途中入学する方がトータルでかかる学費を抑えられます。
さらに、自分が大学を変える目的に適していれば「通信制大学の利用」を選ぶことでより学費を抑えることが可能です。
- 大学名はこだわらないけど、自分が興味あることを学びたい
- 社会人として働きながら大学で学び直したい
上記のような考えを持つ方は、通信制大学で学費を抑えつつ目的達成できるでしょう。
大学に入り直したら就職活動に影響は出るのか?
大学に入り直したら就活に影響が出そう…。
上記のような不安を抱えている方もいるのではないでしょうか?
結論を言うと
悪影響はない!
です。
就職活動の際に「大学を入り直した理由」を明確に伝えることができれば、特に気にされるポイントにはなりません。
むしろ大学変更という経歴がアピールポイントになり得ます。
- 自分が立てた目標(大学の入り直し)に向かって努力し、達成した
- 大学を変えたことで~~という能力を手に入れた
大学に入り直すという「珍しい行動」を上手に活かして、面接官にアピールしましょう!
自分の目的に合った選択肢を取ろう!
今回は、大学に入り直す方法について解説してきました。
「大学に入り直したい」理由が明確なら、行動しないのはもったいないです。
数年後、
やっぱりあの時挑戦していればなー。
という後悔をしないためにも、自分の目的に合った方法で大学の入り直しに挑戦してみましょう!
当ブログでは、大学編入経験者のアキラが編入学に関する情報を発信しています。
当記事を読んで「大学編入という方法で入り直したい!」と感じた方は、大学編入カテゴリーにも目を通してみてください↓