インターンは何社参加すればいい?いくつ受けるべきか解説

  • インターンは何社参加するのが良いの?
  • インターンはいくつ受けるべき?

上記の疑問を解消できる記事をご用意しました。

当記事では、データを見ながら「大学生がどのくらいインターンに参加しているのか?」について解説しています。

また、就活を成功させたい人はインターンをいくつくらい受けるべきなのかについても考察します。

インターンへの参加を検討している方はぜひ参考にしてください。

【データで確認】インターンは何社参加すべき?

早速、インターンシップは何社参加すべきか解説します。

まずは「他の大学生のインターン参加状況」をチェックしてみましょう。

大学生のインターン参加数は平均4.4社

株式会社マイナビは、全国の大学生・大学院生(23年卒)を対象にインターンに関する調査を実施しました。

その調査結果によると

  • 83.6%の人が大学3年の10月までにインターン(ワンデー仕事体験)に参加
  • 参加したインターンの数は「平均4.4社」

だったそうです。

アキラ

複数社の短期インターンに参加する学生が多いみたいですね。

インターンは2社以上参加すべき

インターン参加を今後の就職活動に活かしたい

上記のように考えている方は「2社以上」のインターンに参加することをおすすめします。

大学3年生の長期休暇になると、多くの企業で1日や数日間の短期インターンが実施されます。

その機会を利用して、3~4社ほど参加してみましょう。

この際、参加するインターンを同業種に限定するのではなく、異業種のインターンを複数選ぶことで「より良い比較」が可能になります

  • 実際にインターンに参加してみたら、A業種よりもB業種の方が自分に向いていると感じた
  • インターンを通じて、C業種への熱意がより一層強くなった

異なる業種に触れることで、「就活の軸」を明確にできます!

インターンはいくつ受けるべき?

インターンシップの中には事前に選考が行われるものも多いです。

そのため、「選考で落とされてしまい参加できなかった」というケースも考えられます。

インターンに応募する際は、希望する参加数以上の応募を検討すべきです。

大学生のインターン平均応募数は7社

再び、株式会社マイナビが実施したインターン調査を見てみましょう。

この調査によると、

  • 10月までに91.2%の人がインターンに応募している
  • 「平均7社」のインターンに応募している

そうです。

アキラ

「けっこうたくさん応募している」と感じたのでは?

また、

  • 全体の「9.1%」は応募したのに参加できなかった
  • 参加できなかった理由TOP3
    →①選考で落とされた(54.7%)
    →②抽選で落とされた(36.9%)
    →③日程を調整できなかった(26.9%)

上記のように、応募したけどインターンに参加できなかった人たちも一定数いることが分かります。

余裕を持った応募が大切

特に人気が高い企業や業界のインターンでは、選考や抽選突破が厳しくて落とされる可能性も高くなります。

「応募しても確実に参加できるわけではない」ということを念頭に入れて、希望する参加数よりも多めに応募したほうが良いと考えられます。

アキラ

「希望参加数+3~5社」を目安に応募することをおすすめします。

複数社のインターンに参加するメリット

上記で「2社以上のインターンに参加した方が良い」ことをお伝えしました。

なぜなら、複数社のインターンに参加することで以下のようなメリットが得られるからです↓

インターン複数参加のメリット
  • 様々な業界・企業を比較検討できる
  • 就職活動の練習ができる
  • 内定の可能性が広がる

様々な業界・職種を比較検討できる

  • 自分はどんな業界が適しているのか分からない…
  • 金融業界とIT業界、どちらが良いのかな…

就職したい業界が定まっていない場合、様々な業界のインターンに参加することで

  • 各業界の特徴
  • 各業界の良い点・悪い点

を比較検討し、「自分に適した業界」を知るきっかけ作りになります。

各業界の特徴について本やサイトで勉強しても、いまいち理解できていない人も多いのではないでしょうか?

インターンに参加し、実際にその業界で働く人から話を聞いたり仕事体験をしたりすることで、業界のことをより具体的に知ることが可能です。

  • 営業職は自分に向いているのかな…
  • 企画・マーケティング職に興味があるけど、専門職も面白そう

また、「職種選び」に悩んでいる方にも、複数のインターンに参加することをおすすめしたいです。

対象となる職種が異なるインターンに複数参加することで、職種の比較検討が可能です。

実際に話を聞いたり、職種を体験したりすることで、就活の軸が定まるかもしれません。

就職活動の練習ができる

複数のインターンに応募・参加することで「就職活動の練習ができる」というメリットがあります。

先程も説明したように、選考が用意されているインターンも多いです。

インターン選考では、就活本番と同じように「エントリーシートの提出」や「面接」などが実施されます。

選考に受かるように考えながらESを作成したり、面接練習を行ったりする過程で「本番の就活で必要なスキル」の習得を目指せるでしょう

また、実際にインターンに参加すると、実際に企業で働く社会人とコミュニケーションを取る機会がたくさんあります。

社会人と適切な会話・スムーズなやり取りを行う経験は、就職活動にも役立つことでしょう。

内定の可能性が広がる

複数のインターンに参加することで内定の可能性が広がります

例えば、インターンでは企業の採用担当者と密に関わりを持つ機会が増えます。

採用担当者と積極的にコミュニケーションを取ることで、顔を覚えてもらえたり、早期選考に案内してもらえるかもしれません。

また、複数のインターンに参加することで得られた経験や能力は、就職活動でのアピールポイントとなり得ます。

インターンを複数社受ける際の注意点

ここでは、複数社のインターンに参加する際の注意点についてお話します。

注意点
  • インターン参加の目的を明確にしておく
  • スケジュール管理をしっかり行う
  • 早い時期から準備を進めておく

インターン参加の目的を明確にしておく

インターンを探す・応募する前に「インターン参加の目的」を明確にしておきましょう

参加目的を明確にしておかないと

  • 特に何も学ぶことなくインターンが終了する
  • せっかくインターンに参加してもアピールポイントができない
  • 就活の軸(目指す業界や職種)が定まらなかった

という事態におちいります。

  • インターンに参加して集めたい情報は何か?
  • インターンを通じて何を経験したいか?

などを理解した上で、参加するインターンを探すようにしましょう。

スケジュール管理をしっかり行う

インターンに応募した人の中には「日程を調整できずに」参加を断念した人が一定数いました。

せっかく選考や抽選に通過したにもかかわらず、授業やイベントと日程が被ってしまい参加できないのは非常にもったいないです。

アキラ

特に、大学3年次の短期インターンは参加できる時期が限られるため、再挑戦のチャンスがありません。

自分のスケジュールについてしっかりと考えながらインターンに応募するようにしましょう。

また、複数のインターンに応募する際は「それぞれのインターン日程が被っていないか」もチェックするようにしてください。

早い時期から準備を進めておく

繰り返しになりますが、就活生から人気のある業界や企業のインターンは選考を突破しないと参加できません。

そのため、何も考えず適当に応募しても参加できる確率は上がらないでしょう。

「興味のあるインターンにどうしても参加したい!」という場合、早い時期からインターンの準備を始めるべきです。

周りの学生が準備を始めるよりも早く

  • 参加するインターンの情報
  • 選考情報・対策方法

などを調べ、必要なものは用意しておくようにしてください!

興味のあるインターンを複数見つける方法

参加できるインターンはどうやって探すの?

インターンを複数探す方法は以下の通り↓

  1. 就活サイト・インターン検索サイトを使う
  2. 逆求人サービスに登録してオファーをもらう
  3. 大学のキャリアセンターで探す
  4. 企業のホームページで直接探す
  5. OB・OG訪問で聞く

マイナビなどの就活サイトでインターンを探す人が多いはず。

その他「インターンシップガイド」や「ゼロワンインターン」といったインターン専用の検索サイトで探すこともできます。

また、「キャリアチケットスカウト」や「キミスカ」のような逆求人サービスに登録すれば、あなたに興味を持った企業からインターン参加のオファーをもらうことができます!

複数社のインターンに参加して就活の準備をしよう!

今回は「インターンは何社参加すべき?」というテーマで解説してきました。

インターン参加を就活で活かしたいなら、複数社のインターンを探して応募するようにしてください。

積極的にインターンに参加して、就活の軸を明確にしましょう!