TOEIC500点のレベル・難易度は?おすすめ勉強方法を詳しく解説

  • TOEIC500点はどのくらいのレベル?
  • TOEIC500点を取るための勉強方法は?
  • 大学生でTOEIC500点はやばい?就活でも役立つ?

この記事を最後までご覧いただくことで、上記の疑問を解決できます。

当記事執筆者はTOEIC850点取得者です↓

アキラのTOEICスコア画像

アキラのTOEICスコア

アキラ

ちなみに、ボクが初めてTOEICを受験した時、480点というスコアでした。

そのため、TOEICで500点を取れる英語力がどのくらいか理解しています。

また、500点以上のスコアを目指すためにやるべきことも分かっているので、この記事で解説したいと思います。

TOEIC500点のレベル・難易度は「高校中級レベル」

TOEICで500点を取るには

高校中級レベルの英語力

が必要です。

言い換えると、高校生で習う英語の「6~7割」習得できていれば、TOEICで500点を取ることは可能です。

TOEIC500点は高校生レベルの英語力が必要

  • これからTOEIC勉強を開始する
  • 英語の勉強が苦手でなかなか習得できない

という方の中には、目標スコアを500点に設定している方も多いはず。

あなたが次のTOEICで500点を取得したいのであれば

  • 共通テスト(旧センター試験)の英語で6~7割ほど取得できる
  • 英検準2級が取得できる
  • 簡単なリスニングなら大まかに理解できる

上記のような英語力を身につける必要があります。

要するに、「高校レベルの単語と文法の知識を習得しよう」ということです。

実際、ボクが480点を取った時(初めてのTOEIC受験)は以下のような状態でした↓

  • 模試やセンター試験で7割程度取れる英語力
  • 英検準二級を取得済み
  • リスニングにかなり苦手意識があった

上記の英語力がある状態で「特に具体的な対策をせずに」TOEICを受験しました。

その結果が「480点」です。

この経験からも、高校で習う英語をある程度理解できていれば、500点台は目指せると考察しています。

TOEIC500点の難易度をスコア分布で確認

ここで、TOEICプログラムを運営するIIBCが発表した「TOEICのスコア分布表」を見てみましょう。

IIBC発表のTOEICスコア分布

出典:TOEIC Listening & Reading Test 公式データ・資料

上表は2020年度に実施されたTOEIC公開テストのスコア分布です。

500点以上(正確には495点以上)取得した受験生は「全体の75.8%」でした。

この数字は、毎回ほとんどの受験生が500点台を突破していることを意味します。

ちなみに、2020年度のTOEIC平均点はこちら↓

社会人や学生の受験者数と平均スコア(2021年度)

出典:TOEIC Listening & Reading Test 公式データ・資料

学生・社会人ともに、平均スコアは600点を超えます。

アキラ

500点は決して難しい点数ではないと感じたはず。

正しい勉強をコツコツ進めれば、500点台突破は必ず実現します。

TOEIC500点レベルを目指せる参考書

まずはTOEIC500点を確実に突破したい。

ここでは、500点を目指す人が使うべき参考書をご紹介します。

  • TOEICテストにでる順英単語
  • TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!
  • TOEICテスト 公式問題集

TOEIC500点レベル|おすすめ単語帳

TOEICでスコアを伸ばすには単語の勉強が欠かせません。

もし効率よくTOEICの点数を上げたいなら「TOEIC専用の単語帳」を1冊用意してください。

すでに単語帳をお持ちならそれを使っていいのですが、まだTOEIC専用の単語帳を持っていないのであれば「TOEICテストにでる順英単語」をおすすめします。

アキラ

これ1冊あれば、必要な単語は完全網羅できます!

ボクはこの単語帳だけで850点まで到達できました。

TOEIC500点レベル|おすすめ文法書

TOEICで500点を超えられない理由の一つが「文法知識の少なさ」です。

英語の文法知識が身につくだけで、リーディングスコアは劇的にアップしますよ。

そこでおすすめしたいのが「TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!」です。

TOEICで出題されやすい文法知識に特化されているため、分厚い文法書を使うより圧倒的に勉強しやすいです。

アキラ

この参考書で英文法への苦手意識を消しましょう。

TOEIC500点レベル|おすすめ問題集

TOEIC受験生なら必ず持っておくべきなのが「TOEIC 公式問題集」です。

この問題集は本番と同じクオリティの問題を解くことができるため、とても良い練習ができます。

TOEICで500点を超えられない人や初めて受験する人は、公式問題集を何度か解いて「TOEICテストの形式に慣れる」ことを意識してみましょう!

TOEIC500点レベルに到達する勉強法

ここでは、TOEICで500点を獲得するための勉強方法を解説します。

  • 英単語を習得する
  • 英文法を習得する
  • リスニング音声に慣れる

それぞれ解説します。

英単語を習得する

まずは英単語力をつけないと話になりません。

上記で紹介した「でる順英単語」を使って、単語の暗記学習を毎日行いましょう!

目安

でる順英単語の「Part3」あたりまでは確実に暗記できるように勉強してください。

単語学習する際に意識すべきは

毎日欠かさず勉強する(=単語学習を習慣化する)

ことです。

単語を1度で覚えられる人はほとんどいません。
一定期間経過したら忘れてしまうのが人間です。

そのため、何度も繰り返し「復習」することが、単語を暗記する唯一の方法だと思います。

アキラ

ボクも「忘れては復習、忘れては復習…」を繰り返してました。

「1日数十分」からで良いので、毎日単語帳を開くことを意識してください

単語勉強が習慣になれば、500点台を突破するために求められる単語力は確実に身につきます!

英文法を習得する

単語暗記と同じように大切なのが「英文法の基礎を叩き込む」こと。

これは、先程紹介した文法書で解決できます。

「出るとこだけ!」はTOEIC頻出文法に焦点を絞って解説されています。

この文法書を使って勉強しつつ、「分からない・もっと深い解説が欲しい」と感じた部分だけ分厚い文法書(より専門的な文法書)で確認する方法をおすすめします。

「出るとこだけ!」→分からないところだけ→より専門的な文法書

この手順で学習すれば、文法に苦手意識がある方でも挫折することなく勉強を継続できます。

リスニング音声に慣れる

TOEICでスコアを伸ばすためには、リスニング勉強を避けて通ることはできません。

TOEIC500点を目指す方は、

公式問題集のリスニング(Part1とPart2)を「ディクテーション」する

勉強法をやってみてください。

ディクテーション

ディクテーションとは、聞こえてきた英文を紙に書き出す勉強法のこと。

公式問題集のPart1とPart2の音声を使って、ディクテーション学習を行ってください。

手順1
①公式問題集のリスニング音声(Part1・2)を何度か聞く
手順2
②リスニング音声を聞いて、紙に書き出す(最初は上手くできなくても大丈夫)
手順3
③スクリプトを見て、自分が書いた文章を添削する
手順4
④聞き取れなかった部分・聞き間違えた場所を確認、実際に声を出して音読する
手順5
⑤2~4の手順を数回繰り返す(精度を高める)

この勉強法を継続することで、Part1とPart2の英文に耳が慣れ、本番でもしっかり聞き取れるようになります!

独学が苦手なら…

TOEIC500点に届かない原因が

  • 参考書を使った独学が苦手
  • 勉強を継続できない

なら、TOEIC学習をサポートしてくれるサービスを利用してみてはいかがでしょうか?

TOEIC500点台を目指す方におすすめなのが「スタディサプリTOEIC」です。

スタディサプリTOEICベーシックプランの公式HP画像

出典:https://eigosapuri.jp/toeic/

スタディサプリTOEICなら、月額約3,000円で「分かりやすい動画講義」や「問題演習」などを利用できます。

特に関先生の動画講義は非常に分かりやすく、英語の基礎力に自信が無い方に強くおすすめできます!

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この機会に利用してみましょう。

大学生でTOEIC500点はやばい?就活での影響について

  • 大学生でTOEIC500点台はどうなの?
  • 就活で500点はアピールポイントになる?

当記事をご覧の学生の中には、上記の疑問を抱いている方がいるはず。

結論をお伝えすると、500点でアピールすることはできません

なぜなら、履歴書に記入するには600点以上が目安だからです。

就活で少しでもライバルに差をつけたいと考えているなら、500点台で満足せず、もっと勉強する必要があります。

就活を有利に進めたいなら700点以上は取っておきたいところです。

TOEIC500点レベルを突破するには

もしあなたがTOEIC500点台を突破し、600点や700点を取得したいと考えているなら、以下に挙げるポイントを意識してください。

もっと良い点数を取るなら
  • 公式問題集のリスニング音声を「シャドーイング」
  • 公式問題集を繰り返し解きまくる
  • 英語学習のプロにサポートしてもらう

公式問題集のリスニング音声を「シャドーイング」

600点や700点を目指すなら、「公式問題集の音声を使ってシャドーイング学習する」ことを強くおすすめします。

ボクはこの勉強法でリスニングスコアを430点にすることができました。

詳しい解説は「これだけで8割超える!TOEICのリスニングを伸ばす対策法を解説」で行っています。

アキラ

リスニングをもっと伸ばしたい方は読んでみてね。

公式問題集を繰り返し解きまくる

TOEICで良い点数を取るためには、時間配分の習得や集中力の強化などが必要不可欠。

そこで役立つ対策が「公式問題集を解きまくる」方法です。

ボクがTOEIC850点を取得できた最大の理由が、この公式問題集を解きまくる勉強法を継続したから。

TOEIC公式問題集の使い方!やり込み勉強だけで8割超える」で具体的内容を説明しているので、ぜひチェックしてみてください。

英語学習のプロにサポートしてもらう

  • 短期間でスコアを伸ばしたい
  • 目標スコアを確実に突破したい

就活や転職活動を成功させたい方や、キャリアアップを目指す社会人の方の中には、上記のような願望を抱いている方も多いはずです。

勉強に使える時間が無い方は、英語学習のプロに力を借りるという選択肢も検討しましょう。

最近では、TOEICに特化したコーチングスクールや通信講座がたくさんあります。

TOEIC学習を理解したプロのサポートを利用できるので、目標スコアの達成確率を高めることができますよ!

TOEIC500点のレベル・難易度まとめ

今回は「TOEIC500点のレベルや勉強方法」などをご紹介しました。

TOEIC500点は高校中級レベルの英語力を身につければと到達できます!

500点台が目標の方は、ぜひ当記事を参考にして勉強してみてください。