編入生はどのような評価を受ける?
大学編入経験者が解説します!
どうも、専門学校から早稲田大学商学部に編入した経験を持ちます、アキラです。
「大学編入」という入学制度を活用することで、新しい大学へ3年次編入(または2年次編入)することができます。
現在、「自分の環境に満足できていない学生」や「もっとレベルが高い大学に入りたいと思っている学生」は、大学編入試験に挑戦し、合格を勝ち取ることができれば、自らの力で「自分の環境」を変えることができます。
そして当記事をご覧の方の多くが、「自分を変えるため」に大学編入を目指している、もしくは大学編入に興味があるのではないでしょうか。
ところで、大学編入に挑戦したい・興味があるけれど、編入した後の「大学編入生の評価が気になる」という方はいませんか?
ボク自身、大学編入成功を目指して勉強している期間
- 大学編入生ってどんな評価を受けるのだろう?
- 就活では好印象?
- もしかしてそこまで良い評価をされないのでは?
と疑問・不安に感じていました。
そこで今回は、実際に大学編入を経験したボクが「大学編入生の評価」について解説していこうと思います。
目次
大学編入生が低い評価を受けるはずがない
いきなり結論を話してしまいますが、大学編入生が「低い評価」を受けるはずがありません。
むしろ、「編入生なんだ!すごいね!」というような「高評価」を受けることの方が多いです。
「大学編入生が低評価なわけがない!」と断言できる理由は、以下の2つです。
- 英語や専門科目のレベルが高い
- 大学編入したことは「目標達成能力がある」ことを示している
それぞれ詳しく説明していきます。
理由①:英語や専門科目のレベルが高い
大学編入生は、大学編入という大きな目標を達成するために「一生懸命」勉強しています。
特に、「英語(TOEICや英検などの”英語資格”)」の勉強と「専門科目(経済学,経営学,法学,社会学,国際関係学etc.)」の勉強は、大学編入試験に合格するためには必要不可欠なものです。
そのため、編入生が新しい大学へ編入学した直後は、「1年生から大学に通っている学生」よりも「英語」・「専門科目」ともにレベルが高い状態です。
ボク自身、大学編入試験に合格して「早稲田大学商学部」に編入学した後、「他の学生よりも自分の方が”できる”」と感じたことが何度かありました。
例えば、ゼミ生の中でボクの「TOEICスコア」が最も高かったり、「専門科目の応用授業」で他の学生が難しそうにしていたり(その人は”専門科目の基礎ができていない”印象でした)。
そんな体験を何度かしたことで、大学編入生は編入試験対策を真面目に行う過程で、いつの間にか「一般入試で入学した学生よりも出来る人」になることを知りました。
「TOEICスコアが比較的高い」「専門科目の勉強がしっかりできている」学生の評価が低くなるはずありませんよね?

理由②:大学編入したことは「目標達成能力がある」ことを示している
「大学編入生の評価が低いはずない」と言える理由の一つが、大学編入したという事実はその人の「目標達成能力の有無」を反映しているからです。
大学編入生は、「志望校に編入する」という目標を設定し、その目標達成に向けて勉強を進め、実際に目標を達成(合格)しているわけです。
- 「自分が今いる環境を変えたい」
- 「違う学部で勉強したくなった」
- 「もっとハイレベルな大学に入りたい」
このように「自分を変えたい」と思い立ち、自分を変えるために「行動を起こし」、実際に目標を達成した人の評価が低くなることは考えにくいです。
むしろ、「この人は自分を変えるために行動を起こし、実際に目標を達成できる能力がある人だ。そのような経験をしてきた人だ。」という評価がされるはずです。
編入生は大学内でどのような評価を受ける?
大学編入生は、編入後の大学内で「できる学生」という評価をされる傾向にあります。
ちなみにこれは、実際にボクも経験したことです。
上記で説明したように、編入生は「大学編入を成功させる」という過程の中で、必死に「TOEICスコアを伸ばすための勉強」をしたり、「専門科目の基礎知識の勉強」をしなければいけません。
これによって、大学編入した後、周りの学生よりも「TOEICスコア」が高かったり、「専門科目の知識」が豊富だったりするのです。
そのため、自分が編入生であることを伝えると、教授や他の学生から「編入生なんだ!すごいね!」という明るい反応をされることがありました。
また、大学編入についてあまり分かっていない学生の中には、大学編入という入学制度自体が「難易度が高い・難しい試験が課せられる」という”誤解”をしている人がけっこういます。
そのため、「大学編入するのって難しいんでしょ?すごいね!」と言われることも時々ありました。
このように、編入生は大学内で「好意的な評価」を受けやすいです。

編入生は「就職活動」でどのような評価を受ける?
大学編入を目指している人の中には、
就職活動の場面で編入生がどのような評価をされるのか
について不安を感じている方も少なくないはずです。
申し訳ないことに、ボク自身は「就職活動の経験が無い」ため、これから説明することは少々説得力に欠けてしまうかもしれません。
ただ、実際に就職活動を経験した複数人の「編入仲間」から話を聞いたりしているので、適当なことを言っているわけではないので、あしからず。
それでは「就活での編入生の評価」に話を戻しますが、就職活動の場面でも「編入生の評価が低くなることはない」と言えるでしょう。
上記の「理由②」でも説明したように、編入生は「大学編入を成功させる」という目標に向かって、しっかりと努力し、その目標を達成しています。
これは、優秀な人材を欲する企業にとっても「魅力的な一面」と言えるのではないでしょうか?
確かに編入生は、高校3年生の時は「受験勉強に必死になることができなくて」大学受験に失敗し、”良い大学”には進学できなかったかもしれません。
一度は大学進学を諦めて、専門学校や短期大学などに進学しているのかもしれません。
それでも、「自分を成長させたい!」と意識を改め、高い目標に向かって一念発起し目標を達成しているわけです。
この事実は、企業の人事部から「それなりに高評価をもらうに値する」ことではないでしょうか。
例え、大学受験に成功し「有名大学・ハイレベルな大学」に入学できたとしても、その後「特に何の行動も起こしていない」学生なら、企業側は「採用したい」とは思わないですよね。
このようなことから、編入生は「就職活動」の場面でも、「ある程度良い評価を受けることができる」と言えます。
また、編入生は大学編入試験の対策を進めているうちに、自然とTOEICスコアがUPしています。
編入試験対策の過程で伸ばすことができたTOEICスコアは、大学編入試験のみならず、就職活動の場面でも活かすことができますよね。
編入生は、「TOEICスコア」という目に見える数字でも自分の能力をアピールし、高評価を受けることが可能になります。
編入生の就職活動に関しては、「編入生は就職活動で不利になるって本当なの?」という記事で詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。
編入生は「編入前」の学校で評価されることがある?
「編入生は大学編入する前に通っていた学校で評価されることは無いの?」と不安に感じている方はいませんか?
確かに、就職活動など「履歴書」を書く必要がある場面だと、最終学歴(編入した大学)だけでなく、編入する前に通っていた学校(大学,専門学校,短期大学,高専)も記載しないといけないですよね。
そのため、「編入する前に通っていた学校名で評価されるのは嫌だな」と感じる方がいるかもしれません。
ただ、編入前に通っていた学校を知られたからといって、特に何の問題も無いでしょう。
就職活動でもなんでも、基本的には「最終学歴」が重視されるはずですので。
むしろ、「編入前の学校:あまりレベルが高いとは言えない→編入後の大学:ハイレベル・偏差値が高い大学」という経歴がある人は、大きなアピールポイントとなり得ます。
「自分の意識を変え、大きな目標を設定し、それに向かって努力しました」と言えば、「彼・彼女は、大きな目標を達成するために行動を起こせる人間なんだ」と評価してもらえます。
「編入前の学校名を見られるのは嫌だ」と感じている方は、それを”逆手”にとって、「自分はこれだけ努力しました!努力できる人間です!自分は成長しました!」というアピールに使ってみましょう。
「大学編入生の評価」まとめ
今回は、「大学編入生の評価」について解説してきました。
大学編入に興味がある方の中で、「大学編入した後、自分がどのような評価を受けるのか不安」と感じていた方は、ぜひ当記事を参考にしてみてください。
大学編入を成功させるためには、しっかりとした”努力”が必要不可欠です。
「編入試験対策」をサボっているような人は、そもそも大学編入ができません。
ある程度努力をした学生に対して、低い評価を下す人はいないでしょう。
そうです。
大学編入を経験している段階で、ある程度の評価を受けることができるのです!
そのため、「編入後の評価がどうなるか」なんてことを心配する必要はありません。
とにかく、自分が目標としている大学への編入学を実現するために、今自分がやるべきことを徹底しましょう!