- 学校の成績(GPA)が悪くても大学編入できる?
- 編入学の出願時に成績表を提出するのが不安。
- 大学編入に成功している人の成績(GPA)はどんな感じ?
上記のような疑問・不安を解消できる記事をご用意しました。
当記事では、「大学編入と成績(GPA)の関係性」について徹底解説しています。
ちなみに、当記事を執筆しているアキラは、専門学校から早稲田大学商学部に3年次編入した経験があります。
- 専門学校から早稲田大学商学部に3年次編入
- 東北大学・中央大学・明治学院大学にも同時合格
- 2018年3月に早稲田大学を卒業
編入学経験者が自身の経験をもとに書いているので、情報の信頼性についてはご安心を!
やばいよ、今の学校の成績が悪すぎる。
これ、編入試験に影響しないかな?
と不安に感じている編入受験生は、ぜひこの記事を参考にしていただければと思います。
目次
学校の成績(GPA)は編入試験の合否に関係ある?
いきなり結論を述べてしまいましょう。
学校の成績(GPA)は
あまり関係ない!
それよりも大切なことがある!
多くの編入受験生が「自分の成績(GPA)の低さ」に不安を感じているのでないでしょうか?
でも大丈夫。
経験者から言わせていただきます。
自分の成績を心配する必要はあまりありません!
大学編入出願時は「成績表」の提出が求められる
確かに、大学編入の出願時には自分が現在通っている学校の「単位修得証明書」・「成績証明書」を提出するのが一般的です。
つまり、出願する時点で大学側に自分の成績がバレてしまいます。
ということは、やはり学校の成績(GPA)は合否に影響してくるのは?
と感じるかもしれませんが、ボクは「そこまで影響しない」と考えています。
学校の成績(GPA)は「基準があいまい」
「学校の成績(GPA)は編入合否にそこまで影響しない」とボクが考える理由は、
学校の成績は「基準があいまい」
だからです。
アキラ
例えば、テストの点数がものすごく高いのに「授業をほとんど欠席している・遅刻している」学生は、成績(GPA)が悪くなる傾向にあります。
反対に、テストの点数があまり高くなくても、「普段の授業態度」で成績をカバーできる学生もいます。
- テストの点数が高い、だけど授業態度が悪い学生…A
- テストの点数が低い、だけど授業態度が良い学生…B
↑この場合、テストの出来が良いのに「学生A」の方が成績が悪くなるケースがある。
このように、学校の成績を決める要素は「テストの点数以外」にもあるため、成績をつける人によって結果が大きく左右されてしまうものです。
編入試験を実施する大学にとって、「判断基準があいまいな学校の成績」を参考に合格者を決めることには、けっこうリスクがあります。
必要な能力を持っていない人を合格させる可能性があるからです。
大学編入試験で成績(GPA)よりも重要なこと
編入試験の合否において、提出する成績表よりも大切なことがあります。
それは
編入試験の出来
です。
アキラ
編入試験は「判断基準をハッキリさせる」ために行う
編入試験を実施する目的は、
合格・不合格の判断基準をハッキリさせるため
と考えられます。
編入試験の解答を見れば、「受験生の専門科目や英語の知識が、大学側が求めているだけのレベルに達しているか」を正しく判断することができますよね。
経済学部の編入試験であれば、「経済学の知識があるか・ないか」が点数に反映されます。
「成績が悪い人」よりも「点数が良い人」
2人の経済学部の編入受験生(受験生A・受験生B)がいると仮定します。
《受験生A》
- 経済学部の筆記試験…90点(100点満点)
- 学校の経済学のGPA…2(1~4のうち)
《受験生B》
- 経済学部の筆記試験…50点(100点満点)
- 学校の経済学のGPA…4(1~4のうち)
どちらの受験生が編入試験に合格すると思いますか?
もしあなたが大学編入試験の担当者だったら、どちらの受験生を「経済学ができる人」と判断しますか?
もちろん、受験生Aですよね。
大学編入では
専門科目の知識が十分にある人
が求められています。
「高い成績を取れる人」を求めているわけではありません。
編入学試験で測られること・合格基準については以下の記事で詳しく解説しています。
気になる方はチェックしてみてください↓
合格基準を理解しておくことで、最短距離で大学編入成功をつかみ取ることができます!
大学編入成功者の成績(GPA)はどのくらい?
実際に編入試験に合格している人は、どんな成績(GPA)を取っているのだろう?
上記のような疑問を感じている方も多いはず。
そこで、実際に大学編入を経験したボクの話をしたいと思います。
アキラ
それでも早稲田大学・東北大学・中央大学・明治学院大学に合格できました。
実際のGPAは「2.2~2.4」あたりでした。
かなり低いですよね。
このように、「成績が悪いのに合格できた」という経験があったので「成績は編入試験の合否にそこまで関係しない!」とお伝えしているわけです。
成績が悪いと心配している人は安心してもらって大丈夫です!
ちなみに「成績が悪いのに編入試験に合格した人」はボクだけではありません。
ボクが通っていた専門学校の先輩に話を聞いてみたら、
「俺は成績悪かったよ。GPA2.2くらいだったよ。」
と言っていました。
この話をしてくれた先輩は、上智大学経済学部に編入した方です。
どうでしょうか?
安心して編入試験に臨めるのではないでしょうか?
成績(GPA)は気にせず「編入試験対策」を徹底しよう!
学校の成績と編入試験の合否はほとんど関係ありません。
出願時に単位修得証明書や成績証明書を提出させるのは、「単位認定数の計算」をすることが主な目的と考えられます。
学校の成績を気にする暇があるなら、その時間を編入試験の勉強に注ぐことの方が圧倒的に重要です。
むしろ、学校の成績が多少悪くなってでも専門科目の基礎知識を構築したり、英語の資格取得に力を注いだ方が良いです。
- 自分の環境を変えたい!
- もっとレベルアップしたい!
と思って大学編入を目指しているわけですよね?
それなら今通っている学校の成績を気にしていても仕方ありません。
編入試験の勉強に集中しましょう!
「編入試験の合否×学校の成績(GPA)」まとめ
今回は、編入試験の合否と学校の成績(GPA)の関係性についてまとめました。
ズバリ、学校の成績は編入試験の合否に「ほとんど影響しない」です。
あなたが心配するべきは、学校の成績ではなく「編入試験の出来」です!
とにかく毎日コツコツ行動を積み重ねていくことが、大学編入成功のコツと言えます。