大学編入試験の"小論文"を突破するために必要なこと【とにかく書け!】

「大学編入の"小論文"」アイキャッチ画像 大学編入

編入試験の"小論文"を突破するために必要なことを解説します!

どうも、専門学校から早稲田大学商学部に3年次編入した経験を持ちます、アキラ(@akila_s8)です。

大学編入を実施している大学・学部の中には、編入試験として「小論文」を課しているところがありますよね。

この「小論文」という試験は、

  • 採点基準がイマイチよく分からない
  • 明確な正解があるものではない
  • 受験者一人一人に個性が生まれる

といった特徴のある試験なので、対策が難しいですよね。

実際、自分の受験校の編入試験で小論文が用意されているけれど、「効果的な対策方法」が分からず困っているという編入受験生もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、実際に大学編入を経験したボクが、編入試験の「小論文」を突破するために必要なことについて解説していこうと思います。

小論文の勉強について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!

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編入試験の"小論文"ってどういう試験?

「編入試験の小論文を突破するために必要なこと」について解説する前に、編入試験の小論文はどのような試験なのかについて少し触れたいと思います。

編入試験で出題される小論文は、基本的に「受験する学部・学科」に関連する内容のものが出題されます。

つまり、「社会学部」の編入試験で出題される小論文では、「社会学」に関連する内容の課題文が用意されていたり、「社会学の知識・用語」を知らないと解答できない問題が出題されたりします。

また、「一般教養の小論文」を用意している大学もたまにあります。

「一般教養の小論文」では、その学部・学科で必要な専門的知識とは関係の無い、広く「一般的な常識や知識(歴史・文化・社会常識など)」を問う問題が出題されます。

"小論文"の出題形式

理解しておいた方が良いのが、編入試験の小論文の「出題形式」です。

編入試験の小論文は、大きく"3つ"の形式に分けることができます↓

編入試験の小論文の「出題形式」
  • テーマ型
  • 課題文読解型
  • 資料分析型

テーマ型

小論文のテーマが一つ用意されて、「○○(テーマ)について説明しなさい・論じなさい・あなたの意見を述べなさい」という問題が出されるのが「テーマ型」です。

「法学部」や「経済学部」「経営学部」などで多く見られる出題形式ですね。

例えば、以下の過去問をご覧ください↓

筑波大学社会学類法学の"小論文"の過去問① 筑波大学社会学類法学の"小論文"の過去問②

出典:筑波大学社会学類【法学】|編入学試験試験問題(平成28年度)

これは「筑波大学社会学類法学」の過去問(平成28年度)です。

編入試験の小論文では、このようにテーマが問題文で提起され、それに関して「テーマの内容」について論じたり、「テーマに関する自分の考え・意見」を論じたりする問題が出題されることが多いです。

課題文読解型

編入試験の小論文出題形式には「課題文読解型」もあります。

これは文字通り「課題文」を読んで、その課題文に対する自分の考え・考察・意見を論述するものです。

これも例を挙げてみます↓

筑波大学社会学類【社会学】の"小論文"の過去問

出典:筑波大学社会学類【社会学】|編入学試験試験問題(平成28年度)

上記引用の問題は、「筑波大学社会学類社会学」の過去問(平成28年度)です。

課題文を読み、その課題文の内容と社会学の知識を掛け合わせて、自分の考え・考察を論述する問題となっています。

資料分析型

大学編入試験の小論文では、「資料分析型」の問題が出題されるケースもあります。

この「資料分析型」は、問題用紙に「表」や「グラフ」などが掲載されていて、それらのデータをもとにして設問に答えたり、自分の考え・考察を述べたりする形式です。

ボクも"小論文"の試験を受けました

これから「編入試験の小論文を突破するために必要なこと」について解説しようとしているボクですが、もちろん編入試験の小論文は経験済みです。

ボクは編入受験生の時、

  • 早稲田大学商学部
  • 東北大学経済学部
  • 上智大学経済学部
  • 中央大学経済学部
  • 明治学院大学経済学部

の計5校を受験したのですが、このうち「東北大学経済学部」「中央大学経済学部」で小論文の試験が設けられていました。

東北大学経済学部の小論文は「課題文読解型」と「資料分析型」が混ざったような内容で、「中国経済」に関する問題が出題されました。

東北大学経済学部の編入試験は、2019年度から試験内容が変わっていて、小論文は無くなりました
「"東北大学経済学部"の編入試験」アイキャッチ画像

【大学編入】"東北大学経済学部"の編入試験が「狙い目」な件

2019年5月10日

中央大学経済学部の小論文は「経済学に関する問題」と「一般教養」の2パターンが用意されています。

配点は「経済学に関する小論文」が"70点"で、「一般教養の小論文」が"30点"なので、専門科目の知識が問われる問題の方が重要ということですね。

2020年度(2019年10月31日実施)の「中央大学経済学部の編入試験募集要項」がすでに掲載されているので、気になる方はチェックしてみましょう。
中央大学経済学部|編入試験募集要項

ちなみに、ボクは小論文の試験があった2つの大学とも合格することができました。

そのため、これから解説することもそれなりに信ぴょう性があるかな、と思っています。

大学編入試験の"小論文"を突破するために必要なこと

それではここから、編入試験の「小論文」を突破するために必要なことを解説していきます。

大学編入経験者のボクが考える「突破するために必要なこと」は以下の5つです↓

編入試験の「小論文」を突破するために必要なこと
  • 過去問を研究して「受験校の小論文」の特徴を把握する
  • 「小論文の書き方・ルール」を理解する
  • 「専門科目の知識」を徹底的に身につける
  • 「時事的な知識」を把握しておく
  • とにかく書いて練習する(添削してもらう)

それぞれのポイントについて詳しく説明します。

過去問を研究して「受験校の小論文」の特徴を把握する

まずは、自分が受験を検討している大学・学部の「過去問」を入手し、これまでどのような小論文が出題されてきたのかを研究することが大切です。
大学編入成功のカギは"過去問"!編入試験の過去問を入手する方法とは?

この工程をサボってしまうと、適切な対策は不可能です。

上記で説明したように、編入試験の小論文には主に「3つの出題形式」があります。
受験校の小論文の出題形式を把握しておくだけでも、「自分がどんな勉強をすれば良いのか」「どこに重点を置いて勉強を進めれば良いのか」を考えることができます。

例えば、過去問を研究したら「テーマ型」の小論文で「専門科目の用語について論じる問題」がたくさん出題されていると分かったら、専門科目の勉強をする過程で「用語の意味・内容を800字でまとめる練習」などを行うことで効果的な対策が実現します。

「小論文の書き方・ルール」を理解する

受験校の小論文の傾向を把握したら、「小論文の書き方・ルール」を理解する勉強をしておきましょう。

小論文の書き方についてよく分からないままでいると、読みにくい・伝わりにくい文章を書いてしまう危険性があります。

小論文の試験を突破するためには、採点者に「最後まで読んでもらえる文章」を書かなければいけません。

いくら正しい内容を記述していても、読みにくい・伝わりにくい文章を書いてしまうと、「最後まで読んでもらえず不合格」となってしまうかもしれません。

それだけは避けたいですよね。

ありがたいことに、世の中には"素敵な"参考書が用意されています↓

この参考書は、「小論文」という試験をクリアするために必要な「文章の作り方」「要約の仕方」「小論文の解法テクニック」を学習することができる優れものです。

基本的に、「編入試験に特化した参考書」というものは数少ないのですが、この参考書は社会人入試や大学院入試の他、編入試験にも対応しているという点が非常に魅力的です。

「自分が作成する文章に自信が無い」「小論文試験における『正しい文章の書き方・文章構造の作り方』が分からない」という方は、ぜひ活用してみてください。

Amazonでは、この参考書の「中身」をチョッとだけ確認することができるので、参考にしてみるのも良いでしょう!

「専門科目の知識」を徹底的に身につける

編入試験の小論文を突破するためには、小論文の書き方を学ぶのと同時に、「専門科目の勉強」もしっかり行わなければいけません。
【大学編入】編入試験で出題される"専門科目"とは?【勉強必須です】

上記で引用した過去問を見ても分かるように、編入試験の小論文では、ほぼ確実に「専門科目の知識が無いと解答できない問題」が出題されます。

そのため、たとえ「小論文しか出題されない」大学を受験校として選んだとしても、自分が目指す学部・学科に関連する専門科目の勉強は必要不可欠なのです。

特に、各専門科目で登場する「用語」の意味・内容を「数百字で要約する力」が非常に重要です。

ボクも編入受験生だった時は、経済学や経営学に登場する用語を「400時程度」にまとめて、すぐに解答できるように勉強をしていました。
大学編入経験者が"経営学の勉強法"を詳しく紹介!【おススメはコチラ】

「時事的な知識」を把握しておく

さらに、小論文が用意されている大学・学部を受験する場合は「時事的な知識」も身につける必要がでてきます。

これは各大学・学部によって違いがありますが、場合によっては「時事的な知識」が無いと上手に解答できない問題が出題されることがあります。

具体例を挙げましょう↓

筑波大学社会学類【政治学】の"小論文"の過去問

出典:筑波大学社会学類【政治学】|編入学試験試験問題(平成28年度)

上記引用は、「筑波大学社会学類政治学」の試験問題(平成28年度)です。

試験実施年(平成27年)に成立した「公職選挙法等の一部改正」に関する「時事問題」を取り上げ、それが日本政治に与える影響についての考察を論述する問題となっています。

このように、試験実施年近辺で実際に起きた時事問題を絡めて問題を作成する大学・学部もあります。

実際ボクが受験した「東北大学の小論文」も「中央大学の小論文」も「時事問題(その年のノーベル賞や中国の経済状況など)」が問題文に絡められていました。

そのため、受験校の編入試験で小論文がある編入受験生は、「時事問題」も定期的に確認・勉強をしておかなければいけません

「時事問題はどうやって勉強すれば良いの?」という方のために、ボクが受験生の時に利用していた本をご紹介します↓

それが「日本経済新聞社」が毎年出版している「Q&A 日本経済のニュースがわかる! シリーズ」です。

少し分かりにくい時事問題についても、その分野に詳しい記者がQ&A形式で説明してくれるので、「時事的知識」の構築には非常に便利です。

このシリーズは「毎年9月」に新しいバージョンが発売されます。
「新しいバージョンが試験に間に合わない」という場合は、前年度(今購入できる最新版)を利用すればOKです。

この本を使って、最近話題になっている時事問題(特に自分が受験する学部・学科に関連する時事問題)について理解を深めておきましょう。

また、普段からニュースアプリなどで時事問題をチェックし、分からないことは自分で調べたりするだけでも、十分対策になります。

とにかく書いて練習する(添削してもらう)

そして「とにかく文章を書く」という練習をしましょう。

実際に文章を書いて「小論文を書く練習」をしないと、「最後まで読んでもらえる・採点者に評価してもらえる」文章は一向に書けるようにはなりませんよ。

理想を言うと、自分が書いた文章を「添削」してくれる人が周りにいると、より効果的な対策が可能です。

ボクは「大学編入に特化したコースがある」専門学校に通っていて、「小論文対策の授業」を受けることができました。

授業内で実際に小論文を解き、先生に添削してもらう機会があったので、この点は非常にラッキーだったと思います。

ただ、通常の四年生大学や短期大学などに通っている編入受験生は、「自分が書いた文章を添削してもらう」ことが難しいですよね。

「専門的な添削」は難しくても、例えば、周りの友達や家族などに自分が書いた文章を見てもらって、「読みにくい箇所は無いか」「文章構成は問題ないか」などを聞くだけでもある程度の対策になるかなと思います。

もしお金に余裕があるなら、編入試験に特化した「予備校」の「小論文添削」サービスを活用するのもアリでしょう。
(もちろん、高い費用を無理に支払う必要はありませんよ)

「大学編入の"予備校"」アイキャッチ画像

【編入受験生】大学編入に特化した"予備校"には通うべきか?【難しい】

2019年6月3日

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【試験本番】ボクが強く意識していたのは"1つ"だけ

最後に、小論文試験の本番で「ボクが意識していたこと」をご紹介します。

それは「解答用紙を埋める(文字数制限いっぱいまで書く)」ということです。
たとえ難しい・解答しづらい問題が出たとしても、このポイントだけは絶対に守ろうと思って試験に臨みました。

ボクが「解答用紙を埋める」ことを意識した理由は、単純に「見栄えが良い」からです。

小論文は、どんなに完璧な内容の記述ができたとしても、採点者に読んでもらえなければ意味がありません

なので、「ボクはちゃんと最後の行(マス)まで文章を書きました、ぜひご覧ください!」とアピールするために、「試験時間に注意して、とにかく最後まで埋めるぞ」という意識で小論文を解答しました。

もちろん、文字数を満たす・解答用紙を埋めることを目的に、意味の無い文章をダラダラ書いてしまうのはダメですよ。

でも、もし試験本番で「ヤバイ、しっかりとした解答ができるか不安」と思ったら、最後まで書くことだけは意識してみてください。

「中途半端な文字数・解答用紙の半分程度の出来」で試験を終えることだけは無いようにしましょう!

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「大学編入の"小論文"」まとめ

今回は、「大学編入の小論文」についてまとめてきました。

「自分が受験する大学の編入試験で小論文があるけれど、どうやって勉強すれば良いか分からない」「大学編入成功のために、何を意識すれば良いのか知りたい」という方は、ぜひ当エントリーを参考にしてみてください。

また、当ブログ「アキラボ」では、実際に大学編入を経験したボクが「大学編入」に関するエントリーを複数投稿しています。

小論文以外にも、編入試験の「英語」や「専門科目」の勉強法なども解説しているので、大学編入を何としてでも合格させたい方は、ぜひ他のエントリーも参考にしてみてください↓

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