
どうも、早稲田大学商学部や東北大学経済学部の編入試験に挑むために「経営学」も勉強していました、アキラ(@akila_s8)です!
ボクは「経済学部」専攻だったのですが、
編入試験のために「経営学」も勉強していました。
ボクは「早稲田大学・東北大学・中央大学・明治学院大学」の4校に同時合格することができたのですが、このうち、
早稲田大学と東北大学では「経営学」の試験を受ける必要がありました。
【早稲田大学商学部の編入試験(当時)】
「経済学」「経営学」「会計学」「金融・商業・貿易」の4科目すべての問題を解答しなさい
【東北大学経済学部の編入試験(当時)】
「経済学」「経営学」「会計学」「数学」の中から2科目選択して解答しなさい
そのため、経済学の勉強と同時に「経営学」の勉強もやっていました。
ボクは編入受験生当時、「経営学」の勉強をしながら、

この勉強方法で合ってるのかな?
と感じていました。
「経営学」の勉強って、正しい勉強方法がいまいち分からなかったんですよね。
今、経営学を勉強している方の中にも、このように感じている方がいるのではないでしょうか?
そこで今回は、"経営学部"への大学編入を目指している方のために、
ボクが編入受験生時代にやっていた「経営学の勉強方法」について紹介していきます!
また、"経営学部"の編入試験の難易度についても解説していきます!
目次
"経営学部"の編入試験の難易度
経営学の勉強方法を紹介する前に、
経営学部の編入試験はどのくらいの難易度なのか
について解説します。
前回のエントリーで、
「"経済学部"の編入試験はどんなレベル?効果的な勉強方法も解説!」について解説したのですが、
経済学の編入試験に比べて、経営学の編入試験は「難易度が高い」と言えます。
少なくとも、実際に両方の編入試験を受けた(早稲田では経済・経営の両方を解く必要があったので)ボク個人の感覚では、
経営学の編入試験は難易度が高いです。
出題範囲の特定が難しい
難易度が高いと感じる要因の一つが、
経営学の編入試験は、どの範囲の問題が出題されるか予測するのが難しいことです。
ボクはこのブログ内で何度も
「編入試験は専門科目の基礎知識を徹底的に身につけることが大切」
ということを言ってきました。
経済学であれば、「どの部分・どの範囲」の「概念・理論」により力を入れて勉強すれば良いのか検討がつきます。
経済学部の編入試験の過去問を入手して、過去問を研究すれば、
出題されやすい論点・計算問題が判明します。
一方で、経営学の編入試験は、
出題される傾向が高い論点・範囲を特定することが非常に難しいです。
というか、無理です。
ある年は「コーポレートガバナンス」に関する内容が出題され、
違う年は「リーダーシップ論」が出題され、
またある年は「マーケティングの理論」について出題されるというように、
出題される論点の範囲が広すぎて、
ここを重点的に勉強すれば良いんだ!
というような対策を講じることができません。
これが、経営学の編入試験難易度が高いと考える理由の1つです。
覚えるべきものが多い
出題範囲が特定できないということからも何となく推測できると思いますが、
経営学の勉強では、覚えないといけないことが非常に多いです。
経験者のボクはそう感じます。
経営学の編入試験を制するためには、
とにかく・ひたすら・徹底的に経営学用語を頭に詰め込むことが重要です。
というか、経営学の編入試験を突破するためには、
経営学用語を頭に詰め込む以外の方法は無いです。
TOEICやセンター試験の英語のような感覚です。
TOEICや英語のセンター試験って、とにかく英単語を頭に詰め込むことが重要ですよね?
逆に、英単語をたくさん覚えることができれば、比較的容易な試験でもあります。
ボクが、経営学の編入試験の難易度が高いと感じる理由には、
頭に詰め込まないといけない用語の数が多いということもあります。
「経営学」の編入試験はそもそもどんな感じ?
「経営学の勉強方法」について解説する前に、
そもそも経営学の編入試験はどのような感じなのか説明します。
もちろん、大学によって多少の違いはありますが、
基本的に「経営学の編入試験」は、経営学の用語を指定された文字数で説明・解答する形式になっています。
穴埋め形式で解凍していく問題もあります。
イメージしにくいかもしれないので、
福島大学の「平成29年度・平成30年度編入試験 経営学」の問題を掲載します。↓


「経営学の編入試験」は、だいたいどの大学でも、上記の画像のような問題形式です。
ここで"経営学部"への大学編入を経験している方にお伝えしたいのが、「経営学部の編入試験」は、
「どれだけ経営学用語を知っているかの自慢大会」
であるということです。
経営学用語をとにかく知っていて、
「こんなに経営学用語知ってますよ!」とアピールするのが「経営学の編入試験」ですね。
だからこそ、周りのライバルよりもたくさん経営学用語を覚えることが、
経営学部への大学編入合格の秘訣となります!

経営学の効果的な勉強方法とは?
経営学の編入試験は、とにかく経営学用語を頭に詰め込むことが大切と上記で説明しました。

と疑問を感じる方もいると思うので、
ここではボクが実際に編入受験生だった時にやっていた勉強法を紹介します。
といっても、そこまで特別な勉強方法をとったわけではありません。
とにかく経営学用語を覚える
これ一択です。


正直、これ以外に効果的な方法があるなら、ボクも知りたいくらいです!
経営学用語を
読んで→覚えて→読んで→覚えて
を繰り返すだけです。
ただ、これだけだと味気ないので、もう少し詳しい勉強方法を説明しますね。
経営学検定キーワード集を使う
ボクは、「経営学検定試験公式テキスト キーワード集」という参考書を使って勉強していました!
キーワード集には、
経営学を勉強するならこれは覚えておかないといけないよ!という経営学用語が、
一つ一つしっかりとまとめられています。
ここでポイントなのが、
このキーワード集に書かれていることをただ暗記するのではなく、
自分の言葉に編集してから覚えるということです!
キーワード集に書かれている内容をひたすら覚えようとすると、
自分の言葉で書いた内容ではないので、なかなか暗記することが大変です。
ボクは、キーワード集を参考に、経営学用語を一つ一つ自分の言葉で編集してまとめていました。
まとめる字数は「400文字」程度です。
400文字にまとめていたのは、経営学の編入試験では、
「○○について400文字以内で説明しなさい」
「△△という用語を300文字以内で説明してください」
のように、400文字程度の字数で解答することを求められるケースが多いからです。

実際にボクが作っていた用語のまとめ↑
↑こんなかんじで、経営学用語をひたすらまとめていました。
まとめるときのコツは、
その用語に関連する経営学用語をできるだけ文章に盛り込むことです。
例えば、上の画像にある「コーポレートガバナンス」であれば、
コーポレートガバナンスの意味を中心に文章を書きながら、
「ステークホルダー」「社外取締役」「企業の社会的責任(CSR)」といった関連用語を入れています。
このようにまとめることで、
「『企業の社会的責任(CSR)』について答えなさい」
という問題が出た場合は、
解答の中に「コーポレートガバナンス」という用語を入れることができますよね。
先程説明したように、
経営学の編入試験はとにかく「経営学用語をどれだけ知っているか大会」なので、
関連する用語をどんどん盛り込んでいくことが重要なんです!

手を動かして覚える!
あとはとにかく暗記!
キーワード集を使って、経営学用語を自分のことでまとめたら、
あとはとにかく暗記・暗記&暗記!!
どれだけたくさんの用語を覚えられるかが、経営学部への編入成功のカギです!

他に方法はありませんか?

経営学は用語の意味をどれだけ暗記できるか、関連用語をどれだけ覚えられるかが重要です。
まとめ
今回は、経営学部への編入試験に焦点を当てて、
「経営学の編入試験はどんな感じか?」「試験の難易度はどのくらいか?」「経営学の勉強法は?」
といった内容について解説してきました。
経営学部への大学編入を成功させるためには、
とにかく「経営学用語をたくさん覚える」ことが大切です。
何よりも重要です。
どうやって勉強すれば良いか分からない・合格できるか不安と感じている方は、
ぜひ参考にしてみてください!