大学編入した後、[keikou]編入生は授業に”ついていけない”[/keikou]って聞くけど本当?
大学編入経験者が解説します!
どうも、専門学校から早稲田大学商学部に3年次編入しました、アキラ(@akila_s8)です。
大学編入という入学制度をフル活用することができれば、
- 憧れだった大学に入学する
- 一般入試で合格できなかった大学に入学する
- 今通っている学校よりもレベルの高い大学に入学する
ことが可能となります。
「自分の環境を変えたい!」と思っている学生の中には、大学編入挑戦を検討されている方もいるのではないでしょうか?
一方で、大学編入するのは良いものの、大学編入した後に「授業についていけない」「大学生活が大変」といった噂を耳にして、少し不安に感じている方もいるかもしれません。
そこで今回は、実際に大学編入を経験したボクが、「編入生は授業についていくことが大変」という噂の真相について解説していきます!
目次
大学編入した後「授業に”ついていけない”」の真相とは?
実際に大学編入を経験したボクからすると、大学編入した後に「授業についていけない」と言われる噂は[keikou]「明らかに間違い」[/keikou]と断言できます。
むしろ、逆です!
大学編入した編入生は「出来る学生」と見なされるケースがけっこうあります。
ボク自身、「出来る学生」と見なされていたかは微妙ですが、明らかに周りの3年生よりも「授業の内容を理解できていた」「英語の資格がハイレベルだった」と胸を張って言えます。
むしろ編入生は「出来る学生」と見なされる可能性大
大学編入を成功させるためには、ある程度真面目に勉強する必要があります。
例えば、編入試験で勉強すべき内容の一つに「英語」があります。
大学編入の「英語」において特に重要なのは、「TOEIC」や「英検」といった英語の資格取得です。
各大学・学部によって違いはありますが、大学編入では、出願条件の一つとして「TOEICスコア・英検取得級」による「足切り」が設定されています。
例えば、出願条件で「TOEIC600点以上」と設定されている場合、TOEICスコアが600点以上ない人はそもそも受験することができません。
また、英語の試験を「TOEICのスコア」で代替する大学・学部もあります。
TOEICスコアを独自の方法で「100点換算」し、それを英語試験の得点とするのです。
そのため、大学編入の受験生は皆、必死に英語の資格勉強を行います。
その結果、大学編入試験に合格し編入学した後、普通に一般入試で入学している3年生よりも[keikou]「高いTOEICスコア」を持っている[/keikou]という状況になることも多いです。
ボク自身、早稲田大学商学部に3年次編入した後、同じゼミ生の中で最もTOEICスコアが高かったです。
他の学生たちが、「TOEIC600点台」で「高いね」という評価をし合っていたのは、正直驚きました。
大学編入試験に本気で合格したいなら、「TOEIC600点」では足りないです。
少なくとも「TOEIC700点台」は必要でしょう。
→【大学編入】”TOEICスコア”は何点まで伸ばすべきか?【経験談】
きっと他の大学に編入した人の中にも、「いつの間にか周りの学生よりも自分の方が高いスキル身についてるじゃん」って感じた人がけっこういるのではないかと推測しています。
また、英語の資格以外にも、大学編入試験に合格するためには「専門科目」の勉強も必要になってきます。
専門科目とは、専攻する分野に関連する科目のことで、経済学部なら「経済学(ミクロ経済学・マクロ経済学)」、法学部なら「法学」、社会学部なら「社会学」のことを指します。
特に、編入試験合格のためには、編入を目指す大学の1・2年次に学習する専門科目の知識をしっかりと構築できていることが求められます。
→【重要】大学編入試験の”合格基準”を解説!【編入受験生必見!】
なぜなら、大学側からすると、自分たちの大学で1年生の時から学習している学生と同等以上の「知識・スキルが無い」受験生を合格させる意味がないからですね。
そのため、編入受験生は必死になって「専門科目」の勉強を行います。
大学編入後の3年生からは、大学1・2年生で学んだ内容(編入生が勉強する内容・専門科目の基礎知識)を応用した授業や、ゼミでの研究などがスタートします。
つまり、ある程度「専門科目の基礎知識」が無いと、けっこうついていくのが大変な内容なんですよね。
編入生からしてみると、編入試験の勉強でしっかり「専門科目の基礎知識」を構築できているので、[keikou]応用の授業がスタートしてもある程度しっかりついていくことができます[/keikou]。
ボクもそうでした。
授業の内容自体は応用的な内容で難しいものもありましたが、基礎はみっちり構築していたので、[keikou]授業において困ることはほとんど無かった[/keikou]です。
一方で、1年生からその大学に通っている学生の中には、「明らかに」基礎が分かっていない人が散見されました。(もちろん、ものすごく勉強ができる学生もいます)
結局のところ、編入生は「授業についていけない」という認識は誤りで、どちらかというと、一般入試で入学している学生の方が、3年生からの授業・ゼミの内容についていけていない印象でした。
「いつの間にか他の学生を追い越している」現象
実際に大学編入を経験している方なら賛同してくれると思いますが、編入生は「いつの間にか他の学生を追い越している」現象に直面します。
一般入試の時には、明らかに「レベルの差」があったはずなのに。
ボクなんて、高校3年生の時に早稲田大学に入る力なんて「微塵も」ありませんでした。
当時の「勉強できる具合」でいったら“完敗”です。
ただ、編入してみて感じたのは、「あれ、大学受験の時は勝てるはずの無かった学生たちなのに、今はボクの方がちょっと優位な位置にいるんじゃない?」ということです。
→【大学編入】編入生の”評価”は低い?そんなわけない【むしろ良い】
「TOEICのハイスコア獲得」も「経済学や経営学等の知識構築」も、自分の方が出来ている感覚がありました。
そんな現象が発生する理由は簡単で、「他の学生たちは大学入学後、あまり勉強していないから」です。
他の学生は確かに「一般入試」という戦いではものすごく「出来る人たち」だったはずです。
ただ、大学に入学した後は、サークル・部活やアルバイトなどなどの優先順位が高くなるので、しっかり勉強している人が少なくなるんでしょうね。
授業も真剣に受けている人は少なく、期末試験とかも「テスト前の詰め込み」とか「先輩からの過去問入手」とかで、何となく乗り越えて3年生になっているんでしょう。
そのため、「大学編入成功」という目標を目指して勉強してきた編入生の方が、いつの間にか「出来る人」になっているケースが良くあります。
【注目】大学編入で”後悔”を解消できる!【大学受験のリベンジ】
単位認定数が少ないと「授業に”ついていけない”・授業が”つらい”」かも
上記で説明したように、編入生が「大学編入後の授業についていけない」という噂は誤りです。
ただしこれは「知識面・スキル面」の話です。
“物理的な”観点から見た時に、「授業についていけない・つらい」ということはあり得ます。
どういうことかというと、編入した大学・学部によっては「単位互換・単位認定」の影響で、卒業までに修得しないといけない単位数が他の学生よりも多くなってしまい、忙しくて授業についていけなくなるケースがあるということです。
もし、大学側から認定された単位数が少なく(およそ40単位以下)、それでいて「2年間で卒業したい(大学4年生で卒業したい)&就活もしっかりやりたい」と考えている場合は、物理的な意味で授業についていけなくなる可能性があります。
受けないといけない授業数が多くなり、なおかつ就活やインターンなどで忙しくなってしまい、結果的に「授業を受けるのが大変・つらい」となってしまうという状況が考えられます。
大学編入が決定した後の「単位互換数」には注意が必要です。
「大学編入生は授業に”ついていけない”」のまとめ
今回は、「大学編入生は授業についていけない」という問題について、実際に大学編入を経験したボクの経験談も交えながら解説してきました。
「大学編入した後、授業についていけなくなったらどうしよう」「授業がつらい・大変と感じてしまったら困る」と不安に感じている方は安心してください。
そんなことはまずありません!
むしろ、しっかり編入試験対策を行えば、いつの間にか「自分の方が出来るじゃん!」って思えるようになります。
他の学生よりも「出来る人」になれる可能性すらあります。
編入受験生のみなさんは、まずは毎日コツコツ、自分に必要な勉強に集中しましょう!
当ブログ「Rank-Up」では、大学編入を実際に経験したボクが、大学編入に関するエントリーを複数投稿しています。
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