[keikou]"東北大学経済学部"の大学編入試験は「狙い目」[/keikou]と言えます!
どうも、編入受験生だった時、東北大学経済学部にも合格することができました、アキラ(@akila_s8)です。
「東北大学経済学部」と言えば、俗に言う"旧帝大"の一つであり、受験生が憧れる大学・学部ですよね。
ボクが高校3年生の時は、東北大学に挑戦する能力・レベルに達していなかったので、「東北大学に入れる人はものすごく頭が良いのだろう」と思っていました。
そんなボクは、「大学編入試験」という試験に挑戦し、高校3年生の時には受験することすら頭になかった東北大学経済学部に合格することができました。(同時に早稲田大学・中央大学・明治学院大学にも合格し、早稲田大学に進学しました)
→"大学編入"とは?大学編入試験の経験者が解説してみます!
東北大学経済学部に入学する方法として、通常は「一般入試」が利用されます。
しかし、実のところ「大学編入」という入学制度を利用する方法でも、東北大学経済学部に入るチャンスがあるのです。
しかも!
「大学編入試験」は「一般入試」と試験内容が大きく異なるため、場合によっては[keikou]「合格できるチャンスがグッと広がる」[/keikou]可能性もあるのです。
→【どちらが有利?】"大学編入試験"と"センター試験"の違いとは?
実際にボクも、現役受験生の時には難易度が高すぎて挑戦するイメージすらわかなかった東北大学に合格することができているので。
さらに!
今年度(2020年度)の東北大学経済学部の編入試験内容を確認してみたところ、「編入受験生にとって、東北大学経済学部は[keikou]ものすごく狙い目の大学[/keikou]になっている!」ということが判明しました。
↓↓↓以下のようなTweetもしています
今年度の"東北大学経済学部"の大学編入試験は↓
「一次:TOEICスコア」「二次:経済数学+経済学or経営学の基礎問題」不確定要素が強い「小論文」と「面接」が昨年度から無くなった模様。
「勉強した者が勝つ試験内容」+「募集人員20人」勉強している編入受験生にとって、完全に「穴場」ですね。
— アキラ (@akila_s8) May 9, 2019
今回は、東北大学経済学部の編入試験が「狙い目」と言える理由について深掘りしていきます。
目次
【2020年度】"東北大学経済学部"の編入試験内容
まずは、2020年度東北大学経済学部の編入試験内容についてまとめておきます。
第一次選抜 | 英語(TOEICスコア) | |
---|---|---|
第二次選抜 | 筆記試験 | |
経済数学 | 経済学の基礎問題 経営学の基礎問題 (どちらかを選択) |
東北大学経済学部の編入試験の選抜方法は「一次試験」と「二次試験」の二つに分かれています。
一次試験:英語
まず一次試験では「英語の試験」が実施されます。
この一次試験通過者のみが二次試験に挑戦することができます。
ここで注意したいのが、一次試験の「英語」は「英語の筆記試験を解答させる内容ではない」ということです。
この「英語」とは[keikou]「TOEICスコア」[/keikou]を指しています。
つまり、東北大学経済学部の編入試験の一次試験では、「大学独自の筆記試験の得点」ではなく[keikou]「TOEICスコアの得点」によって合否が決まる[/keikou]ことになります。
[aside type="normal"]「TOEICスコア」は、編入試験の"出願時"に、他の提出書類と一緒に提出することになっています。(出願期間:2019年10月1日~11日)また、提出できるTOEICスコアには「期限」があるので注意です。
提出が認められるのは【2017年10月1日】以降に受験したものです。[/aside]
ちなみに、提出するTOEICスコアに「制限」はありません。
TOEICの点数によって足切りされないので、スコアが何点であっても、出願時に提出さえすれば一次試験に挑戦できることになります。
→大学編入の"出願条件"・"出願資格"は早めのチェックが必要!【要注意】
結果として、東北大学経済学部の一次試験は、単純に[keikou]「TOEICスコア」が高い受験生から順に二次試験へコマを運ぶことができる[/keikou]と考えて良さそうですね。
[aside type="warning"]TOEIC以外の英語資格の提出は認められていません。また、「TOEIC IPテスト(企業・学校などによる団体受験のこと)」の提出も不可です。[/aside]
二次試験:筆記試験
一次試験通過者のみ、二次試験の[keikou]「専門科目の筆記試験」[/keikou]に挑戦することができます。(二次試験日:2019年11月21日)
「専門科目の筆記試験」は、【経済数学】+【経済学の基礎問題 or 経営学の基礎問題】を受けることになります。
この二次試験でも合格を勝ち取ることができれば、晴れて東北大学経済学部への編入学が認められます。
"東北大学経済学部"の編入試験が「狙い目」と言える理由
それではここから、実際に「東北大学経済学部の編入試験」に合格した経験を持つボクが、「東北大学経済学部の編入試験」が編入受験生にとって「狙い目」である理由を解説します。
東北大学経済学部が狙い目と言える理由には、以下のが挙げられます。
- 「面接」・「小論文」という不確定要素が強い試験が無くなったから
- 「真面目に勉強した人が勝つ」試験内容だから
- 毎年合格者を「一定数」出している・「募集人員が20名」だから
「面接」・「小論文」という不確定要素が強い試験が無くなったから
実は、2020年度の東北大学経済学部の編入試験は、ボクが東北大学経済学部の編入試験を受験した年(2016年度試験)のものとは、試験内容が大きく異なります。
ボクが受験した試験内容は以下の通りです。
一次試験:【筆記試験】
- 英語:TOEICスコアの提出
- 専門科目:「ミクロ経済学・マクロ経済学」「経営学」「会計学」「数学」「経済史」「マルクス経済学」の中から2つ選択して解答
- 小論文
二次試験:【面接】
特に注目すべき変更点は、[keikou]「面接」と「小論文」が無くなった点[/keikou]です。
ボクが受験したときは、一次試験で「小論文」が、一次試験通過者のみ「面接」がそれぞれ課せられていました。
しかし、今年度の編入試験では「面接」「小論文」のどちらもありません。
これは編入受験生にとって非常にラッキーなことと言えます。
何となく想像できると思いますが、「面接」や「小論文」という試験は"対策することが非常に難しい"です。
その理由は、「経済学」や「経営学」といった専門科目のように「明確な答え」がある試験ではないからです。
特に面接は、たとえ"完璧な回答"を事前に作成しても、その時の緊張で上手く話せなかったり、下手をすると「第一印象」で合否が左右されてしまう可能性があります。
→大学編入試験の"面接"は対策できる?経験者が解説します!
このような[keikou]"不確定要素"が強い試験が無くなった[/keikou]というのは、編入受験生にとって追い風と言えるでしょう。
対策が難しく、"運"に左右される可能性のある「面接」「小論文」が無くなり、"正しい答え"を導き出せば合格できる「経済数学+経済学の基礎問題 or 経営学の基礎問題」のみの筆記試験に変更されたことが、「狙い目」と言える理由の一つです。
このような試験内容の変更は、昨年度(2019年度)の試験から実施されたようです。
「真面目に勉強した人が勝つ」試験内容だから
東北大学経済学部への大学編入が"穴場"と思う理由の一つが、「真面目に勉強した人が合格できる」試験内容だからです。
上記で触れたように、「面接」「小論文」が無くなったことで、「経済数学」と「経済学 or 経営学の基礎問題」で[keikou]どれだけ正しい解答を導き出すことができるか[/keikou]が重要になってきます。
「経済数学」も「経済学 or 経営学の基礎問題」も、勉強していないと正しく解くことは無理です。
そのため、しっかり対策してこなかった受験生は「ハッキリと」ふるい落とされ、真面目にやるべき勉強をコツコツやってきた受験生が合格を勝ち取ることができます。
さらに、このことは「一次試験」の段階から言うことができます。
一次試験は「TOEICスコアの提出」でしたね。
しかも、「足切りライン」が設定されていないので、単純に「提出されたTOEICの点数が高い人が二次試験に進む」と判断できます。
つまり、東北大学経済学部の編入試験「一次試験」を突破するためには、[keikou]"TOEICスコアの高得点"が必要不可欠[/keikou]なのです。
TOEICも、毎日コンスタントに勉強している人でないと「高スコア」を取ることは難しいです。
これらのことを合わせると、東北大学経済学部の編入試験は、
「勉強していない人は99%一次試験を突破できない」
=「一生懸命勉強している編入受験生の中での勝負」
=[keikou]「勉強している人には十分なチャンスがある」[/keikou]
と言えます。
毎年合格者を「一定数」出している・「募集人員が20名」だから
東北大学経済学部が「狙い目」と言える理由がもう一つあります。
それが「合格者・募集人員の数」です。
「【大学編入】"入りやすい大学"ってあるの?【穴場アリ】」というエントリーで詳しく解説していますが、毎年一定数の合格者を出している大学は比較的「入りやすい大学」と言えます。
また、募集要項にも記載されていますが、東北大学経済学部の募集人員は毎年「20名」と設定されています。
「20名」という人数は一見少なそうに見えますが、大学編入においては"かなり多い人数"と言えます。
「毎年コンスタントに・最大20名の合格者を出す」東北大学経済学部は、編入受験生にとって「かなりの穴場大学」です!
"東北大学経済学部"への大学編入を確実にする方法
ここからは、東北大学経済学部への編入を確実にするためには、どのような対策を講じるべきかを解説していきます。
といっても答えは単純で、[keikou]「真面目に勉強する」[/keikou]←これだけです。
ただ、さすがにこれだと薄すぎるので、もう少し具体的に。
まずはTOEICスコアを伸ばせ!【できれば800点以上】
まずは[keikou]「TOEICスコアを伸ばす」ことに全集中力を投[/keikou]下しましょう!
一次試験を突破できなければ、いくら経済学や経営学を勉強しても無意味です。
東北大学経済学部の一次試験を突破するなら、TOEICスコアは「最低700点以上」必要でしょう。
できれば「800点以上」取得しておきたいところです。
→【大学編入】"TOEICスコア"は何点まで伸ばすべきか?【経験談】
TOEICにおいては、「寝て覚めたらスコアが伸びていた」なんてことは起こり得ません。
毎日コツコツ勉強して、少しづつスコアUPさせていかなければいけません。
そのため、「まだTOEICの勉強に本腰を入れていなかった」「一次試験を突破するためにはもっとTOEICスコアを伸ばさないと」という方は、今日から「毎日」勉強する必要があります。
専門科目は「基礎」を徹底させろ!
TOEICを"問題ないスコア"まで伸ばすことができたら、「経済数学」及び「経済学・経営学」の勉強に本腰を入れましょう。
といっても、重要なのは[keikou]「基礎部分」[/keikou]です。
「"早稲田大学"合格者が伝授!大学編入の勉強で重視すべき3つのポイント」で詳しく説明していますが、大学編入試験の専門科目で特に重視すべきなのは「基礎」です。
逆に言うと、「基礎」をおろそかにしている編入受験生は、失敗確率が高まります。
実際、東北大学経済学部の募集要項にも「経済学の"基礎"問題・経営学の"基礎"問題」と記載されていますよね。
出題されるのは「基礎」です。
当ブログ「アキラボ」では、実際に編入試験対策として「経済学」や「経営学」を勉強していたボクがおすすめする参考書を紹介しています。
→大学編入試験の対策で活用できる"参考書"を紹介!【経験談アリ】
「経済学・経営学の基礎を勉強するために使える参考書を知りたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
また、ボクの経済学・経営学の勉強方法を解説したエントリーもあるので、そちらも併せてご覧ください↓
「"東北大学経済学部"の編入試験」まとめ
今回は、「東北大学経済学部の編入試験」に焦点を当てて解説してきました。
再度確認ですが、東北大学経済学部は「試験内容」に変更が加えられたことから、[keikou]編入受験生にとって「狙い目」の大学[/keikou]になりました。
「レベルの高い国立大学に編入したい!」「旧帝大にあこがれている!」という方は、ぜひ「東北大学経済学部」への挑戦を検討してみてください!
しっかり勉強すれば、十分合格のチャンスがありますよ!