"大学編入"とは?大学編入試験の経験者が解説してみます!

「"大学編入"総まとめ」のアイキャッチ画像 大学編入

"大学編入"に挑戦することで、あなたの現状を打破できるかもしれません!

どうも、「大学編入」経験者のアキラ(@akila_s8)です。

ボクは高校受験に失敗し、専門学校に進学した後、大学編入試験を経て、早稲田大学商学部に3年次編入した経歴があります。
"アキラボ"ってどんなブログ?運営者の"アキラ"ってどんな人?

どころで皆さんは、「大学編入」という入学制度についてご存知でしたか?
「初めて大学編入の存在を知った」という方も多いのではないでしょうか。

そこで当エントリーでは、そもそも大学編入とはどのようなものかについて、実際に大学編入を経験したボクが解説していきます。

「大学編入に興味がある」「大学編入経験者の話を聞きたかった」という方は、ぜひ当エントリーを最後までご覧ください!

スポンサーリンク

"大学編入"ってどういう入学制度なの?

このエントリーを読んでいる方の多くは、「大学編入という制度があることを初めて知った」「大学編入を受けてみたいけど詳しく分からない」といった方々ではないでしょうか。

まずは、そもそも「大学編入とはどういう制度なのか」について説明していきます。

大学編入とは、短期大学・専門学校・高等専門学校を卒業(卒業見込み)した学生、あるいは四年制大学の2年次を修了して必要単位数を取得(およそ62単位)している大学生が、「大学編入試験」を受験して、新しい大学の新3年生として編入学することができる制度です。

大学によっては、「2年次」編入という場合もあります。
2年次編入の場合、新2年生として大学に編入学することになります。

短期大学や専門学校は2年で修了するところが多いので、「短大・専門の2年+編入した大学で2年4年」と、大学に一般入学した人たちと変わらないキャリア形成が可能です。

また近年は、進路変更やキャリアアップを目的に編入試験を受験する四年制大学の学生も増えてきているようです。

少し分かりにくいなと感じた方は、小学校などでよくあった「転校」をイメージしてみてください。
大学編入は、大学3年生になるタイミングで、「新しい学校に転校する」のと同じ感覚です。

大学編入試験と一般入試の違いは?

大学編入試験は、一般的な大学入試と大きく異なる特徴がいくつもあります
ここでは、大学編入試験と一般入試との違いをおおまかに説明していきます。

大学編入試験と一般入試の違い
  • 「編入学試験を実施しているか」は大学や学部によって異なる
  • 各大学・学部によって「出願条件・試験内容」が異なる
  • 編入試験は「専門科目」の知識が必要
  • 大学編入は情報が少ない
  • 大学編入に偏差値は関係ない

「編入学試験を実施しているか」は大学や学部によって異なる

まず一般入試と大きく異なるポイントが、「すべての大学が編入試験を実施しているわけではない」という点です。

そもそも、編入学という制度を設けていない大学もあります。
同じ大学でも、A学部は編入試験を実施しているのに、B学部やC学部では、実施されていないという例もあります。

それは、編入学というもの自体が、欠員募集の意味合いを強く含んでいるからです。
そのため、「昨年までは試験を実施していたのに、今年から試験が無くなってしまった」ということもあります。

そのため、大学編入したい大学がある場合は、まずその大学が編入試験を実施しているのかをチェックするようにしましょう。

大学編入試験の実施状況を確認する方法は「試験実施日はいつ?試験内容は?大学編入情報の"一覧"を確認する方法!」を参考にしてください。

各大学・学部によって「出願条件・試験内容」が異なる

大学編入の出願条件や試験問題は、各大学が決定・作成しているため、その特徴も大学によって異なります。

まず、大学・学部によっては、出願条件の一つとして「TOEICスコア」「英語検定の取得級」の提出を求めるところがあります。
これは「足切り」の要素を強く含んでいます。

「TOEICスコア500点以上・英検2級以上を取得している方」というような条件を指定しておくことで、出願者を精査し、大学側にとって「取るメリットのある」学生であるかを判断しようとしています。
【超重要】"大学編入試験"と"TOEIC"の関係性を徹底解説!【経験者談】
【大学編入】"TOEICスコア"は何点まで伸ばすべきか?【経験談】

また、編入試験において、筆記試験以外に面接小論文などを課す大学も多くあります。
そのため、各大学・学部ごとに必要な対策を講じる必要があります。
大学編入試験の"面接"は対策できる?経験者が解説します!

編入試験は「専門科目」の知識が必要

大学編入試験は、一般入試とは異なる科目の勉強が必要となります。
その科目とは、自分が進学したい学部に関連する「専門科目」です。
具体的には、経済学・経営学・法学・国際関係学・言語学・社会学などが当てはまりますね。
大学編入を成功させたいなら、この専門科目を全力で勉強しないといけません。

なぜなら、編入試験の「筆記試験」はもちろんのこと、「小論文」や「面接」の際にも専門科目の知識が必要になってくるからです。

例えば、「アベノミクスの3本の矢について、それぞれの【矢の名前】と【その効果】について説明しながら、アベノミクスによって良くなった点・悪くなった点を述べなさい」のように、経済学を勉強していないと答えられない問題が、小論文や面接でも出題されます。

そのため、自分が受験しようとしている大学・学部の編入試験が「小論文だけ」「面接だけ」だったとしても、「専門科目の勉強」は必要不可欠なんです!
【重要】大学編入を成功させるために"やるべきこと"!【経験者談】

ちなみに、編入試験対策で身につけておくべきなのは、専門科目の中でも「基礎となる部分」です。
「専門科目の基礎知識」が構築できていない人は、編入試験で失敗します

大学編入では、基本的に「3年次」に新たな大学に入学します。
大学側は、編入試験を実施することで、その受験生が1年次からその大学で学んでいる学生たちと同等(またはそれ以上)の知識を持っているかを判断しようとしているのです。

3年次からは「ゼミ」がはじまり、1・2年次に学習した内容(専門科目の基礎知識)を応用して「研究」が進められます。

つまり、新3年生として応用的な授業についていける・研究を進めることができるだけの「専門科目の基礎知識」が身についているのかを測るために、編入試験では「専門科目の基礎知識」が重点的に出題されます
【重要】大学編入試験の"合格基準"を解説!【編入受験生必見!】

ここで、ボクが受験した早稲田大学商学部の出願条件・試験内容を紹介します↓

早稲田大学商学部3年次編入試験
  • 出願条件:TOEIC620点以上または英語検定準1級以上
  • 試験内容:筆記試験(経済学経営学会計学商業,貿易,金融の4科目)と面接
早稲田大学商学部は、2019年度以降の編入学試験の実施を停止しています。

"大学編入"は情報が少ない

当エントリーを見るまで、大学編入の存在を知らなかった人もいると思います。

大学編入の情報は一般受験と比べて、ほとんど出回っていません
編入試験の情報をほとんど公開していないケースもあります。

情報収集を怠った状態では、編入合格という勝利は勝ち取れないといっても過言ではありません。

大学編入の重要な情報の一つが「編入学試験の過去問」です。

大学受験やその他資格などを取ろうと勉強するとき、過去問を入手することは非常に重要です。
問題の傾向を探ることができて、対策すべきターゲットを絞り、効率的に勉強を進めることができるからです。

しかし、大学編入試験の過去問は、大学によって公開してないというケースもあります。
赤本のように、書店に行けばすぐに過去問を手に入れられる状況ではないのです。

実際に、ボクが受けようと考えていた大学の中で、過去問を大学のホームページで公開していないところがあったので、わざわざその大学の入試課まで足を運んで入手していました
大学編入成功のカギは"過去問"!編入試験の過去問を入手する方法とは?

大学編入を成功させるためには、過去問を含め、良質な情報をたくさん手に入れることが大切です!

詳しくは「大学編入を成功させたいなら"情報"を集めろ!【サボった人は試合終了】」というエントリーで解説しています。

大学編入に偏差値は関係ない

一般入試で志望校を選ぶ際の基準に「偏差値」というものがありますよね。

偏差値を参考にして、「この大学なら自分でも合格できるチャンスがある」とか「この大学はさすがに偏差値が高すぎて挑戦できない」といった具合に志望校選びを進めます。

一方で、大学編入では「偏差値」がほとんど関係ありません

「偏差値が高い大学≠編入試験が難しい」となっています。
【経験者が語る】大学編入試験と"偏差値"って関係あるの?

逆に、「偏差値が高いと言われているから」という理由で、憧れの大学・ハイレベルな大学への挑戦を諦めてしまうことは非常にもったいないです。

「本当は合格できるチャンスがあったのに」、偏差値にビビって編入試験挑戦を辞めることで「損をする」可能性すらあります。

実際、ボクが高校3年生の時は、早稲田大学や東北大学なんて、"夢のまた夢"でした。
受験するレベルにまったくもって達していなかったので。
現役時は「岩手大学」にすら合格できませんでした。

そんなボクが、大学編入試験では「早稲田大学・東北大学・中央大学・明治学院大学」の4校に同時合格できたのです。

さらに不思議なことに、それぞれの大学の編入試験を受けた後のボクの感想は「思ったより簡単だった」でした。

ボク自身、「大学編入試験と偏差値は全く関係ないな!」ということを強く体感しました。

あなたが「やるべきこと」に全集中力を投下すれば、一般的に偏差値が高いと表現されるような大学にも、合格できるチャンスがあるのが「大学編入」という入学制度なのです。

大学編入試験と一般入試の違いについては「【どちらが有利?】"大学編入試験"と"センター試験"の違いとは?」に詳しくまとめているので、より深く知りたい方はチェックしてみてください!

"大学編入"の魅力とは?

大学編入がどのような内容のものなのか、ある程度理解できたでしょうか?

次は、実際に編入試験を経験したボクが感じている大学編入の魅力について説明していきます。

現状の不満を打破できる

「今の自分の現状を変えたい」「より良い環境へ身を投じたい」と考えている学生にとって、大学編入はその願望をかなえる最大のチャンスです。

ボクが大学編入試験を受けようと思ったのも、自分の置かれている状況を変えたかったからです。

「このままでは何も考えず、なんとなくで人生どんどん進んでしまうかも...」という不安を取り払いたかったし、「現役時代には受験しようとも考えることができなかった大学に行けるかも」「成功したら、新しい自分になれるかも」という期待感がモチベーションになり、一生懸命勉強するようになりました。

実際に、編入試験を経験したことで、成長した部分もたくさんあると感じています。

リベンジできる

「リベンジ」できる
これも大学編入の魅力の1つです。

大学編入を成功させることで、現役時代に叶えることができなかった目標を達成できるかもしれません。
一般入試では入学することができなかった「憧れの大学」が編入試験を設けていれば、そこに入るチャンスがまだ残されています。

また特定の大学に入りたいという願望以外にも、「大学受験への後悔」や「学歴コンプレックス」を払しょくさせる機会が大学編入にはあります。

ボクは現役時代から早稲田大学を目指していたわけではありません。
目指せる学力もなかったです。

当時のボクは、特に明確な目標を持っていなかったので、志望大学(岩手大学でした)も「なんとなく」で決め、目標がないから勉強に対するモチベーションも上がらず、「受験勉強」をがんばったとは言えない状況でした。

受験に失敗してやっと、自分の何も考えていなさすぎな状況に気づき、「受験勉強ちゃんとやっておけば良かった」という後悔が増してきました。

そんな後悔を払しょくしたい!
そう感じたので、編入試験ではより高いレベルの大学を受けようと考えました。
そして早稲田大学商学部を第一志望にし、勉強に取り組んだのです。

さらに、合格を勝ち取ることができたので、一般受験に失敗した当時の後悔を無駄にすることなく、「受験勉強」それ自体にリベンジすることができたのです。
【注目】大学編入で"後悔"を解消できる!【大学受験のリベンジ】

ライバルが少ない!?

先程も述べたように、大学編入それ自体があまり有名でない・知られていないためか、編入試験の受験者数は一般入試と比べて圧倒的に少ないです。

「各大学の編入合格者数がそれほど多くない」という点も、ライバルが少ない理由の一つかもしれません。

確かに、編入試験は欠員補充の要素が強いため、多くの合格者を求める試験ではないです。
ただそれにしても受験者数が少なかったという実感があります。
おそらく、「少ない合格者数」が狭き門に感じるため、挑戦者が増えないなのかもしれません。

TOEICなどの資格取得で足切りしている大学も多く、それも要因の一つかもしれません。

ライバルが少ないということは、当たり前ですが合格できるチャンスが広がります
【注目】"大学編入の倍率"ってどうなの?編入学経験者が解説!
"大学編入は厳しい"と思い込んでいる人は損をします【経験者が語る】

気づくと武器が増えている

編入試験に真剣に取り組むと、プラスαで今後に活かせる武器が自然と身につきます

その代表例がTOEIC英検などの資格です。

出願条件として、上記の資格取得を求める大学も多いため、本気で合格を勝ち取るためには、英語の資格試験と正面から向き合う必要があります。

資格って、取得する目的が明確に持っていないと、勉強のモチベーションが上がらないような気がします。

でも、出願条件として明示されているなら、勉強するしかありません

早稲田大学の編入試験は、英語の他にも勉強しなければいけない科目がたくさんあったので、いかに効率よくTOEICの点数を伸ばすことができるか考え、資格取得の勉強に取り組んでいました。

気づけば、TOEICスコアを480点から850点まで伸ばすことができました。
大学に入ってから、同学年の学生のTOEICの点数を聞いたときは、「いつの間にか早稲田の学生より良い武器を持ってたんだ」とちょっと自信に感じたものでした。

大学編入の魅力についてより深く知りたい方は、「【経験者が語る!】"大学編入の魅力・メリット"を10個紹介してみた!」をご覧ください!

"大学編入"はキャリアアップと成長のチャンス!

大学編入は、自分のキャリアアップ・成長につながる絶好のチャンスです!

現状に不満を感じている学生の皆さん、大学編入というチャンスを活用して、ワンランク上のステージを目指してみるのはいかがでしょうか?