【総まとめ】"大学編入"とは?大学編入試験の経験者が解説します!

「"大学編入"総まとめ」のアイキャッチ画像 大学編入

"大学編入"に挑戦することで、あなたの現状を打破できるかもしれません!

どうも、「大学編入」経験者のアキラ(@akila_s8)です。

ボクは高校受験に失敗し、専門学校に進学した後、大学編入試験を経て、早稲田大学商学部に3年次編入した経歴があります。
"アキラボ"ってどんなブログ?運営者の"アキラ"ってどんな人?

ところで皆さんは、【大学編入】という入学制度についてご存知でしたか?

「当エントリーを見つけるまで大学編入について知らなかった」「大学編入について調べるためにこのエントリーを開いた」という方も多いのではないでしょうか。

そこで当エントリーでは、そもそも大学編入とはどのようなものかについて、実際に大学編入を経験したボクが解説していきます。

当エントリーはボリュームが多いです。
そのため、「ゆっくり読む時間が無い」「そもそも文字を読むのが面倒くさい」という方にとっては、最後まで読み進めるのが少々大変です。

なので、大学編入について調べたいこと・気になることが明確にあるという方は、下↓の【目次】から、ご自身が知りたい情報までジャンプすることをおススメします。

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"大学編入"ってどういう入学制度なの?

このエントリーを読んでいる方の多くは、「大学編入という制度があることを初めて知った」「大学編入を受けてみたいけど詳しく分からない」といった方々ではないでしょうか。

そこで、まず最初に「大学編入とはどういう制度なのか」について説明していきます。

大学編入とは、

  • 短期大学・専門学校・高等専門学校を卒業(卒業見込み)した学生

あるいは

  • 四年制大学の2年次を修了して必要単位数を取得(およそ62単位)している大学生

が、「大学編入試験」を受験して、新しい大学の新3年生として編入学することができる制度です。
大学編入の"出願条件"・"出願資格"は早めのチェックが必要!【要注意】

大学によっては、「2年次」編入という場合もあります。
2年次編入の場合、新2年生として大学に編入学することになります。

短期大学や専門学校は2年で修了するところが多いので、「短大・専門の2年+編入した大学で2年4年」と、大学に一般入学した人たちと変わらないキャリア形成が可能です。

また近年は、進路変更キャリアアップを目的に編入試験を受験する四年制大学の学生も増えてきているようです。

少し分かりにくいなと感じた方は、小学校などでよくあった「転校」をイメージしてみてください。
大学編入は、大学3年生になるタイミングで、「新しい大学に転校する」のと同じ感覚です。

ここで真新しい言葉が登場しましたね。
それが「大学編入試験」です。

大学編入を実現するためには、必ず「大学編入試験」を受験しなければいけません。
ここであなたの頭に浮かんだ疑問は、「大学編入試験は一般入試(センター試験)と違うの?」というものではないでしょうか。

そこで、次の章で「大学編入試験と一般入試(センター試験)の違い」について触れていきます。

大学編入試験と一般入試(センター試験)の違いは?

大学編入試験は、一般的な大学入試と大きく異なる特徴がいくつもあります
ここでは、大学編入試験と一般入試との違いをおおまかに説明していきます。

大学編入試験と一般入試の違い
  • 「編入学試験を実施しているか」は大学や学部によって異なる
  • 各大学・学部によって「出願条件・試験内容」が異なる
  • 編入試験は「専門科目」の知識が必要
  • 大学編入は情報が少ない
  • 大学編入に偏差値は関係ない

「編入学試験を実施しているか」は大学や学部によって異なる

まず一般入試と大きく異なるポイントが、「すべての大学が編入試験を実施しているわけではない」という点です。

そもそも、編入学という制度を設けていない大学もあります。
同じ大学でも、A学部は編入試験を実施しているのに、B学部やC学部では実施されていないという例もあります。

それは、編入学という制度自体が、欠員募集の意味合いを強く含んでいるからです。
そのため、「昨年までは試験を実施していたのに、今年から試験が無くなってしまった」ということもあります。

もしあなたに編入したい大学がある場合は、まず「その大学は編入試験を実施しているのか」をチェックする必要があります。

大学編入試験の実施状況を確認する方法は「試験実施日はいつ?試験内容は?大学編入情報の"一覧"を確認する方法!」を参考にしてください。

各大学・学部によって「出願条件・試験内容」が異なる

大学編入の出願条件や試験問題は、各大学が決定・作成しているため、その特徴も大学によって異なります。

まず、大学・学部によっては、出願条件の一つとして「TOEICスコア」「英語検定の取得級」の提出を求めるところがあります。
これは「足切り」の要素を強く含んでいます。

「TOEICスコア500点以上・英検2級以上を取得している方」というような条件を指定しておくことで、出願者のレベルをあらかじめ精査し、「途中から自分たちの大学に入学させても問題のない学生であるか」を判断しようとしています。

また、編入試験では、筆記試験以外に面接小論文などを課す大学も多くあります。
そのため、各大学・学部ごとに必要な対策を講じる必要があります。

編入試験は「専門科目」の知識が必要

大学編入試験は、一般入試とは異なる科目の勉強が必要となります。

その科目とは、自分が進学したい学部に関連する「専門科目」です。
具体的には、経済学・経営学・法学・国際関係学・言語学・社会学といった科目のことを指しています。

大学編入を成功させたいなら、この専門科目を全力で勉強しないといけません。

なぜなら、編入試験の「筆記試験」はもちろんのこと、「小論文」や「面接」の際にも専門科目の知識が必要になってくるからです。

例えば、

アベノミクスの3本の矢について、それぞれの【矢の名前】と【その効果】について説明しながら、アベノミクスによって良くなった点・悪くなった点を答えなさい

のような、経済学を勉強していないと答えられない問題が、小論文や面接(口頭試問)でも出題されます。

そのため、自分が受験しようとしている大学・学部の編入試験が「小論文だけ」「面接だけ」だったとしても、「専門科目の勉強」は必要不可欠なんです!
【重要】大学編入を成功させるために"やるべきこと"!【経験者談】

ちなみに、編入試験対策で身につけておくべきなのは、専門科目の中でも「基礎となる部分」です。
「専門科目の基礎知識」が構築できていない人は、編入試験で失敗します

大学編入では、基本的に「3年次」に新たな大学に入学します。
大学側は編入試験を実施することで、その受験生が1年次からその大学で学んでいる学生たちと同等(またはそれ以上)の知識を持っているかを判断しようとしているのです。

3年次からは「ゼミ」がはじまり、1・2年次に学習した内容(専門科目の基礎知識)を応用して「研究」が進められます。

つまり、新3年生として応用的な授業についていける・研究を進めることができるだけの「専門科目の基礎知識」が身についているのかを測るために、編入試験では「専門科目の基礎知識」が重点的に出題されます
【重要】大学編入試験の"合格基準"を解説!【編入受験生必見!】

ここで、ボクが受験した早稲田大学商学部の出願条件・試験内容を紹介します↓

早稲田大学商学部3年次編入試験
  • 出願条件:TOEIC620点以上または英語検定準1級以上
  • 試験内容:筆記試験(経済学経営学会計学商業,貿易,金融の4科目)と面接
早稲田大学商学部は、2019年度以降の編入学試験の実施を停止しています。

"大学編入"は情報が少ない

当エントリーを見るまで、大学編入の存在を知らなかった人もいると思います。

大学編入の情報は一般受験と比べて、ほとんど出回っていません
編入試験の情報をほとんど公開していないケースもあります。

情報収集を怠った状態では、編入合格という勝利は勝ち取れないといっても過言ではありません。

大学編入の重要な情報の一つが「編入学試験の過去問」です。

大学受験やその他資格などを取ろうと勉強するとき、過去問を入手することは非常に重要です。
問題の傾向を探ることができて、対策すべきターゲットを絞り、効率的に勉強を進めることができるからです。

しかし、大学編入試験の過去問は、大学によって公開してないというケースもあります。
赤本のように、書店に行けばすぐに過去問を手に入れられる状況ではないのです。

実際に、ボクが受けようと考えていた大学の中で、過去問を大学のホームページで公開していないところがあったので、わざわざその大学の入試課まで足を運んで入手していました

大学編入試験の過去問を入手する方法については、違うエントリーで詳しく解説しているので、ぜひそちらを参考にしてください!
大学編入成功のカギは"過去問"!編入試験の過去問を入手する方法とは?

大学編入を成功させるためには、過去問を含め、良質な情報をたくさん手に入れることが大切です!

大学編入に偏差値は関係ない

一般入試で志望校を選ぶ際の基準に「偏差値」というものがありますよね。

偏差値を参考にして、「この大学なら自分でも合格できるチャンスがある」とか「この大学はさすがに偏差値が高すぎて挑戦できない」といった具合に志望校選びを進めます。

一方で、大学編入では「偏差値」がほとんど関係ありません

大学編入では、「偏差値が高い大学=編入試験が難しい」という関係式が成立しないです。
【経験者が語る】大学編入試験と"偏差値"って関係あるの?

逆に、「偏差値が高いと言われているから」という理由で、憧れの大学・ハイレベルな大学への編入挑戦を諦めてしまうことは非常にもったいないと言うことができます。

「本当は合格できるチャンスがあったのに」、偏差値にビビって編入試験挑戦を辞めることで「損をする」可能性があるのです。

「大学編入と偏差値は全く関係ない」ことを強く痛感したのが、何を隠そうボク自身です。

ボクは、編入した早稲田大学以外に、東北大学・中央大学・明治学院大学の計4大学に同時合格することができました。

ただ実際のところ、ボクが高校3年生の時(大学受験生だった時)は、早稲田大学や東北大学に合格するなんて、"夢のまた夢"でした。

受験するレベルにも達していなかったので。
現役受験生の時は、「岩手大学」にすら合格できませんでした

そんなボクでも、大学編入試験では「早稲田大学・東北大学・中央大学・明治学院大学」の4校に同時合格できたのです。

さらに不思議なことに、それぞれの大学の編入試験を受けた後のボクの感想は「思ったより簡単だった」でした。

「大学編入」という入学制度は...

一般的に偏差値が高いと表現されるような大学でも、あなたが「やるべきこと」に全集中力を投下すれば、合格できるチャンスがある。

大学編入試験と一般入試の違いについては「【どちらが有利?】"大学編入試験"と"センター試験"の違いとは?」に詳しくまとめているので、より深く知りたい方はチェックしてみてください!

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"大学編入"の魅力とは?

大学編入がどのようなものなのか、ある程度理解できたでしょうか?

次は、実際に編入試験を経験したボクが感じている大学編入の魅力について説明していきます。

現状の不満を打破できる

「今の自分の現状を変えたい」「より良い環境へ身を投じたい」と考えている学生にとって、大学編入はその願望をかなえる最大のチャンスです。

ボクが大学編入試験を受けようと思ったのも、自分の現状を変えたかったからです。

「このままでは何も考えず、なんとなくで人生どんどん進んでしまうかも...」という不安を取り払いたかったし、「現役時代には挑戦することも考えてなかった大学に行けるかも」「成功したら、新しい自分になれるかも」という期待感がモチベーションになり、一生懸命勉強するようになりました。

実際に、編入試験を経験したことで、成長した部分もたくさんあると感じています。
【経験談】大学編入に本気で臨めば「短期間」でいろいろ"逆転"できる話

リベンジできる

「リベンジ」できる
これも大学編入の魅力の1つです。

大学編入に挑戦することで、現役時代に叶えることができなかった目標を達成できる可能性があります。

一般入試では入学することができなかった「憧れの大学」が編入試験を設けていれば、そこに入るチャンスがまだ残されています。

また特定の大学に入りたいという願望以外にも、「大学受験への後悔」や「学歴コンプレックス」を払しょくさせる機会が大学編入にはあります。

ボクは現役時代から早稲田大学を目指していたわけではありません。
目指せる学力もなかったです。

当時のボクは、特に明確な目標を持っていなかったので、志望大学(岩手大学でした)も「なんとなく」で決め、目標がないから勉強に対するモチベーションも上がらず、「受験勉強」をがんばったとは言えない状況でした。

受験に失敗してやっと、自分の何も考えていなさすぎな状況に気づき、「受験勉強ちゃんとやっておけば良かった」という後悔が増してきました。

そんな後悔を払しょくしたい!
そう感じたので、編入試験ではより高いレベルの大学を受けようと考えました。
そして早稲田大学商学部を第一志望にし、勉強に取り組んだのです。

さらに、合格を勝ち取ることができたので、一般受験に失敗した当時の後悔を無駄にすることなく、「受験勉強」それ自体にリベンジすることに成功したのです。

ライバルが少ない!?

先程も述べたように、大学編入それ自体があまり有名でない・知られていないためか、編入試験の受験者数は一般入試と比べて圧倒的に少ないです。

「各大学の編入合格者数がそれほど多くない」という点も、ライバルが少ない理由の一つかもしれません。

確かに、編入試験は欠員補充の要素が強いため、多くの合格者を求める試験ではないです。
ただそれにしても受験者数が少なかったという実感があります。
おそらく、「少ない合格者数」が狭き門に感じるため、挑戦者が増えないなのかもしれません。

TOEICなどの資格取得で足切りしている大学も多く、それもライバルが少ない要因の一つかもしれません。

ライバルが少ないということは、当然のことですが合格できるチャンスが広がります

気づくと武器が増えている

編入試験に真剣に取り組むと、新しい大学に入学できる・新たな学歴が手に入るとはプラスαで、今後に活かせる武器が自然と身につきます

その代表例がTOEIC英検などの資格です。

出願条件として、上記の資格取得を求める大学も多いため、本気で合格を勝ち取るためには、英語の資格試験と正面から向き合う必要があります。

資格って、取得する目的が明確に持っていないと、勉強のモチベーションが上がらないような気がします。

でも、出願条件として明示されているなら、勉強するしかありません

ボクが受験した早稲田大学の編入試験は、英語の他にも勉強しなければいけない科目がたくさんあったので、いかに効率よくTOEICの点数を伸ばすことができるか考え、資格取得の勉強に取り組んでいました。

気づけば、TOEICスコアを480点から850点まで伸ばすことができました。

大学に入ってから、同学年の学生のTOEICの点数を聞いたときは、「いつの間にか早稲田の学生より良い武器を持ってたんだ」とちょっと自信に感じたこともありました。

大学編入の魅力・メリットについてより深く知りたい方は、「【経験者が語る!】"大学編入の魅力・メリット"を10個紹介してみた!」をご覧ください!

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"大学編入"のデメリットはある?

「大学編入には様々な魅力があることは分かったよ。でもきっとデメリットもあるよね?」と感じた方もいるはず。

そこで、大学編入のデメリットについて解説しようと思います。

大学編入のデメリット
  • 試験に失敗すると「その後の進路選択」が難しくなる(可能性がある)
  • 大学編入に関する情報が少ない・対策しづらい
  • 大学編入した後、かなり忙しくなる(可能性がある)
  • 人との繋がりが生まれにくい

試験に失敗すると「その後の進路選択」が難しくなる(可能性がある)

大学編入試験に失敗してしまうと、その後の進路選択が難しくなってしまう可能性があります。

特に注意したいのが、短大生・専門学生が編入試験に挑戦するケースです。

短大生・専門学生などは、学校を卒業する年(基本的に2年生)に編入試験を受験することになります。
大学編入を本気で目指すのであれば、就職活動をする時間はありません。

つまり、もし受験校すべてで不合格となってしまった場合、短大・専門学校を卒業した後「進路先も就職先も無い」という状況に陥ってしまいます。

この点は、一つ「リスク」として認識しておく必要がありますね。

ちなみに、「四年制大学に通っている大学生」はこのデメリットが当てはまりません
なぜなら、大学生は「2年次」に編入試験を受験するのが一般的だからです。

つまり、たとえ編入試験で失敗したとしても、現在通っている大学の3年生になれば良いだけなのです。

そのため、四年制大学に通っている大学生の方が「気楽に」大学編入に挑戦することができますね。
現状に不満を感じている大学生・もっとハイレベルな大学に入りたい大学生は、思い切って大学編入に挑戦してみることをおススメします。
将来に不安を感じる"大学生"は「大学編入」を検討してみては?【挑戦】

このデメリットに関する詳しい解説は

などを参考にしてください。

大学編入に関する情報が少ない・対策しづらい

大学編入は、「世の中に出回っている情報が少ない」というデメリットがあります。

一般入試・センター試験とは異なり、毎年編入試験に挑戦する受験生の数もそこまで多くありません。
大学編入の存在を知らない人もたくさんいます。

実際に大学編入を経験している人も少ないので、どうしても「正しい情報・役に立つ情報」が発信されにくい状況にあります。

その影響もあって、的確な編入試験対策を行うことが難しいです。

例えば、書店の「受験コーナー」に行くと、ものすごい数の一般入試・センター試験対策の参考書が並んでいます。
でも、編入試験対策の参考書はほとんどありません。

大学編入を何としてでも成功させたいのであれば、ある程度しっかり時間を割いて「大学編入に関する情報」を集める努力が必要です。

当ブログ「アキラボ」では、実際に大学編入を経験したボクが、様々な角度から大学編入に関する情報を発信しています。
なのでぜひ当ブログ「アキラボ」も参考にしていただければと思います!

大学編入はまさに...情報戦です!

大学編入した後、かなり忙しくなる(可能性がある)

大学編入した"後"のデメリットもあります。
それが「編入後、かなり忙しくなる(可能性がある)」ということです。

編入した大学・学部によっては、「単位互換(単位認定)」の関係上、周りの大学3年生よりもたくさん授業を受けないといけない状況になるケースがあります。

「単位互換(単位認定)」とは...

編入する前に通っていた学校の単位を、新しく編入学した大学の単位として「互換・認定」すること。

【経験者が解説】大学編入の"単位互換"とは?【授業が大変になる!?】

ボク自身、早稲田大学商学部に認定してもらえた単位数は比較的少なく、「48単位」でした。
四年生大学の場合、基本的に「卒業所要単位数」124単位と設定されています。
つまり、ボクは4年生で大学を卒業するために、残り2年間(3・4年生)で「76単位」を取得する必要がありました。

大学生の方ならイメージ着くと思いますが、2年間で76単位を取得するのは、それなりに忙しいですよね。

大学編入を目指す場合、編入する大学・学部によっては、就活・サークル・バイト・インターンなどの時間が「授業の多さ」で圧迫されてしまう可能性があることを覚えておきましょう。
【"編入生"の現実】大学編入した後って忙しいの?

人との繋がりが生まれにくい

大学編入した後、大学によっては「人との繋がりが生まれにくい」というデメリットがあります。

大学編入という入学制度自体、そこまで募集人員が多いわけではありません。

そのため、大学・学部によっては、その年の編入合格者(同期)が2~3人程度しかいないというケースもあり得ます。

そのため、場合によっては編入生同士で友達になることができない可能性もあります。

ちなみにボクは「大学ぼっち」でした。(まあ...関係ないけどね!)
【経験談】"大学ぼっち"で悩んでるって?全く問題ありません。

"大学編入"はどんな人が挑戦できるの?

「大学編入という入学制度があることは分かったけど、自分でも挑戦できるの?」と疑問に感じた方がいるかもしれません。

そこで、大学編入試験に挑戦できる資格がある人について解説します。

大学編入試験に挑戦できるのは、以下のタイプの人たちです↓

大学編入できる人のタイプ
  • 大学に2年以上在籍している「大学生」または「大学卒業者」
  • 短期大学を卒業見込みの「短大生」または「短期大学卒業者」
  • 専門学校を卒業見込みの「専門学生」または「専門学校卒業者」
  • 高等専門学校を卒業見込みの「高専生」または「高専卒業者」

上記4タイプのいずれかに当てはまる方なら、大学編入に挑戦することができます。

ただし!
一つ注意したいのが、各大学・学部によって「出願資格」に違いがあるということです。

例えば、大学・学部の中には「専門学生の出願が認められていない」といったところもあります。

専門学生が出願できない大学・学部がある!?

大学編入を検討されている方は、気になる大学の「募集要項」に必ず目を通しておく必要があります。

その理由は、もしかしたら出願が認められていない可能性があるからです。

例として、「中央大学経済学部」の募集要項を以下に引用します↓

(1)~(5)のいずれかに該当する者。
(1) 新制大学(学校教育法により設置された大学)卒業者または2020年3月31日までに卒業見込の者。旧制大学卒業者または新制大学卒業と同等の資格がある者(ただし、学士号もしくは学士の学位を取得した学部の同一学科へ出願することはできない)。
(2) 短期大学(学校教育法により設置された短期大学)卒業者または2020年3月31日までに卒業見込の者。
(3) 新制大学(学校教育法により設置された大学)に2年間以上在学し、当該大学が卒業の要件に定める単位のうち62単位以上修得の者。
(4) 新制大学(学校教育法により設置された大学)2年次に在学中の者で、2020年3月31日までに、当該大学が卒業の要件に定める単位のうち62単位以上を修得見込の者。
(5) 高等専門学校(学校教育法により設置された高等専門学校)卒業者または2020年3月31日までに卒業見込の者。ただし、(3)、(4)の出願資格は、中央大学に在学中または在学していた学生には適用しない。
*日本国内の新制大学または短期大学に限る。

出典:中央大学経済学部編入学試験-募集要項(2020年度)

上記引用部分からも分かるように、中央大学経済学部は「大学生・短大生・高専生」の受験は認めていますが、「専門学生」には出願資格がありません

中央大学経済学部は「専門学生のみ」出願が認められていませんが、大学・学部によっては「大学生以外出願できない」ところや、「学内編入しか認めていない(外部の学校からの編入は認めていない)」ところもあります。

せっかく編入に向けて勉強していたのに、「出願資格が無くて受験することすらできなかった」という最悪の事態に陥らないためにも、あらかじめ早い段階で「志望校・編入してみたい大学の募集要項」をしっかりチェックしておくようにしてください。
大学編入に興味が出たら早めに"募集要項"をチェックしようね【大切】

ちなみに、ボクは専門学校に通っていたのですが、中央大学経済学部の編入試験に合格しています。
専門学生は出願できないはずなのに、おかしいですよね。
実はボク、専門学生が出願できない大学に挑戦するために、ある"裏ワザ"を利用しています。

「専門学生×大学編入」の関係性については、「【大学編入】"専門学生"が編入できない大学がある!?」で詳しく解説しているので、大学編入に興味がある専門学生の方は参考にしてみてください!

TOEIC・英検・TOEFLなどの資格が必要なケースも多い!

編入試験を実施している大学・学部によっては、出願時に「外国語の資格試験」の提出を求めてくるところもあります。

出願資格として「外国語の資格試験提出」を設定している大学・学部を受験する場合は、あらかじめ「必要なスコア・取得級」を取っておく必要があります。

例えば、「名古屋大学経済学部」では、以下のような外国語試験の提出が求められています↓

【2】出願要件
TOEICまたはTOEFLを2016年10月4日以降に受験し、次の得点を取得していること。

  • TOEIC:590点以上
  • TOEFL-PBT:500点以上
  • TOEFL-iBT:61点以上
  • TOEFL-CBT:173点以上

出典:名古屋大学経済学部|編入試験募集要項(2019年度)

例えば、TOEICスコアが500点の方は、上記引用部分にあるような基準(TOEIC590点以上)を満たしていないので、名古屋大学経済学部の編入試験に挑戦することができません。

名古屋大学経済学部を受験するなら、(TOEICの場合)必ず「TOEIC590点以上」を取得しておく必要があります。

このように、大学編入を実施している大学・学部の中には「一定レベルの外国語資格試験の取得」を求めているところが多くあります。

出願時期になってから「えっ!TOEICが必要だったの⁉」と気づき、編入試験に挑戦することすらできなかったという状況は避けたいところです。

なので、あらかじめ希望大学の出願要項などを確認して、

  • その大学・学部はTOEICやTOEFLなどの取得が必要か?
  • 何点くらいスコアを取得しないといけないのか?

などを把握しておきましょう。

「大学編入と外国語の資格試験の関係性」についてより詳しく知りたい方は、以下のエントリーを参考にしてみてください↓

"大学編入"はどんなスケジュール・流れで進む?

大学編入という入学制度の活用を検討されている方の中には、「大学編入までの"スケジュール"がイマイチよく分からない」と感じている方もいるのではないでしょうか。

そこで、この章では"大学編入のスケジュール感"について説明しておきます。

大学編入(3年次編入)のスケジュール

大学編入のスケジュールについてザックリまとめてみると以下のようになります↓

大学編入のスケジュール感

【2年生の春~夏頃】:各大学・学部の「編入試験募集要項」が公開される

【2年生の6月~11月にかけて】:編入試験が実施される(理系学部の方が時期は早め / 各大学・学部によって試験日は大きく異なる)

合格発表(およそ試験日の1ヶ月前後)

【新年度の4月】:合格した大学へ編入学

「"大学編入"はどんな人が挑戦できるの?」でも説明した通り、編入試験に挑戦できるのは、大学・短大・専門学校・高専の「2年生」が基本です。

なぜなら、編入試験の出願資格で「大学に2年以上在籍している人 or 短大・専門・短大を卒業見込みの人(または各学校の卒業者)」と定めている大学がほとんどだからです。

あなたが「2年生」になった年の春~夏頃にかけて、大学編入を実施している大学が「編入試験の募集要項」を公開します。

この募集要項をしっかりとチェックして、

  • 自分は出願できるか?
  • どんな試験内容か?
  • 試験日はいつか?

といった情報をチェックする必要があります。

その後、各試験日ごとに編入試験が実施されます。

センター試験などは全国一斉に行われますが、編入試験は各大学・学部によって試験実施日が大きく異なります

理系学部の編入試験は比較的早い時期(6月~8月)に実施されることが多く、文系学部の編入試験は9月~11月に集中しています。

編入試験の後は合格発表が行われ、無事合格することができたら、翌年の4月(本来3年生になる年の4月)に新しい大学へ3年次編入することになります。

2年次編入のスケジュール

ちなみに、大学によっては「2年次編入」のケースがあります。

編入試験に合格後、翌年の4月に「新2年生」として新しい大学に編入学することです。

2年次編入を採用している大学例
  • 北海道大学法学部
  • 国際教養大学
  • 駒澤大学文学部
  • 法政大学
  • 青山学院大学
  • 立命館アジア太平洋大学 etc.

2年次編入の場合も、スケジュール感は上記で説明した通りです。

ここで注意してほしいのが、2年次編入の編入試験を受ける際の「学年」です。

2年次編入と聞くと、「1年生の時期に編入試験を受けるんでしょ?」と思いがちですが、これは"半分正解で半分不正解"です。

現在四年生大学に在学している方(つまり大学生)であれば、1年生の秋~冬に2年次編入試験挑戦が認められています。

一方で、短大・専門・高専生の場合「卒業見込み or 卒業生」でないと2年次編入に挑戦することができません

すなわち、2年生の秋~冬に2年次編入試験を受験することになります。

◎四年制大学に通っている大学生…1年次の秋~冬頃に2年次編入試験を受験→2年生の春に2年次編入できる

◎短大・専門・高専に通う学生…2年次の秋~冬頃に2年次編入試験を受験→(実質3年生の春に)2年次編入

例として「北海道大学法学部」の編入試験募集要項を見てみましょう。

次のいずれかに該当する者とする。
(1) 他の大学において1年以上在学(休学期間を除く)し,32 単位以上を修得した者又は外国において学校教育における 16 年の課程に 13 年以上在学し,所定の学修の成果を有する者及び令和2年3月までにこの要件を満たす見込みの者*
*要件を満たす見込みで受験した合格者が,要件を満たすことができなかった場合は,入学を取り消す。
(2) 他の大学に1年以上在学(休学期間を除く)し,所定の授業科目を履修し,32 単位以上修得した中途退学者又は外国において学校教育における 16 年の課程に 13 年以上在学し,所定の学修の成果を有する中途退学者
(3) 本学若しくは他の大学を卒業した者又は外国において学校教育における 16 年の課程を修了した者及び令和2年3月までに卒業(修了)見込みの者
(4) 大学改革支援・学位授与機構から学士の学位を授与された者及び令和2年3月までに授与される見込みの者
(5) 短期大学若しくは高等専門学校を卒業した者又は外国において学校教育における 14 年の課程を修了した者及び令和2年3月までに卒業(修了)見込みの者
(6) 外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修することにより当該外国の学校教育における 14 年の課程を修了した者及び令和2年3月までに修了見込みの者
(7) 専修学校の専門課程(修業年限が2年以上であることその他の文部科学大臣の定める基準を満たすものに限る。)を修了した者(学校教育法第 90 条第 1 項に規定する者に限る。)及び令和2年3月までに修了見込みの者
(8)高等学校(中等教育学校の後期課程及び特別支援学校の高等部を含む。)の専攻科の課程(修業年限が 2 年以上であることその他の文部科学大臣の定める基準を満たすものに限る。)を修了した者(学校教育法第 90 条第 1 項に規定する者に限る。)及び令和2年3月までに修了見込みの者

出典:令和2年度 北海道大学法学部第3年次・第2年次編入学募集要項

⑴、⑸、⑺、⑻に記載された文章を読むと分かるように、短大・専門・高専生は修了者または修了見込みの者でないと、北海道大学の2年次編入試験に出願できません

2年次編入試験を導入している大学は基本的に同じルールとなっています。

つまり、短大・専門・高専に通う学生が2年次編入をする場合、2年次を"2回"(前の学校の2年次+編入した大学の2年次)経験することになるので、このポイントは理解しておいた方が良いでしょう。

学費が"通常よりも1年余計に"かかる計算になりますからね。

編入学のスケジュールを理解して正しく計画を立てよう!

編入学のスケジュールをしっかり理解しておくことは、3年次編入・2年次編入を成功させる上で非常に大切なことです。

スケジュールを理解できていないと、試験対策計画を正しく立てることができませんよね
いつ・どのタイミングで・何の勉強をすれば良いのかも分かりません。

編入学の成功確率を出来るだけ高めたいのであれば、自分が受験を検討している大学の募集要項に目を通し、どのようなスケジュール感で進むのかを把握しておきましょう!

そして、ある程度のスケジュールを理解したら、合格に向けた"計画"を立てるようにしてください。

当ブログでは、実際に大学編入を成功させた経験を持つボクが、編入学試験に合格するための"正しい計画の立て方"について解説しているエントリーがあります。

  • どうやって勉強計画を立てれば良いか分からない
  • 何の勉強から手を付け始めれば良いの?

という方は、ぜひ「【大学編入】合格できる正しい"計画"の立て方!【スケジュール理解】」というエントリーを参考に、自分に適した勉強計画を立てるようにしてみてください。

"大学編入"はキャリアアップと成長のチャンス!

大学編入は、自分のキャリアアップ・成長につながる絶好のチャンスです!

現状に不満を感じている学生の皆さん、大学編入というチャンスを活用して、ワンランク上のステージを目指してみるのはいかがでしょうか?

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